簡単にできるアイロンのかけ方とコツ!目指すはお店の仕上がり

簡単にできるアイロンのかけ方とコツ!目指すはお店の仕上がり

「アイロンをするのは面倒…」そう思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?かと言って毎回クリーニングに出すのも大変です。アイロンがけのコツさえマスターすれば、自宅でもお店のようにきちんと綺麗に仕上げることは可能ですよ!

アイロンをかける前の基本的な準備

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全ての衣類を同じ方法でアイロンがけしていませんか?様々な種類の衣類があるのと同時に、アイロンがけもそれらにあわせてやり方を変えていく必要があります。アイロンがけをする前に、まずは準備するものや確認しておくべきことをおさえておきましょう。

アイロンがけを始める前に気をつけること

まずは洗濯表示タグを必ず確認します。ご存知の通りアイロンは高温の金属を衣類に押し当てますので、中には熱に弱く変質してしまう素材もあります。高めの温度でも大丈夫なものもあれば、低めの温度で優しくアイロンすべきものなど衣類によって違いますので、アイロンがけをする前に必ず確認しておきましょう。

  • 「高」アイロン温度180℃〜210℃
  • 「中」アイロン温度140℃〜160℃
  • 「低」アイロン温度80℃〜120℃
  • 「×」アイロン不可(アイロンはしてはいけない)

用意するもの

アイロンがけに必要なものは以下の5つです。

  • アイロン
  • アイロン台
  • 霧吹き
  • 当て布(ハンカチななどでOK)
  • キーピングなど専用のしわ伸ばしスプレー(必要な場合)

いよいよ実践!簡単アイロン講座

注意点や備品の用意を確認したら、いよいよ実際にアイロンがけしていきます。綺麗な仕上がりを目指すために基本的なアイロンの動きや方法を確認しましょう。

アイロンがけの基本の動き

アイロンがけする際に基本となる動きを紹介します。余分な力を入れすぎたり、シワを伸ばそうとするあまり無理にアイロンで衣類を伸ばしすぎたりすると、型崩れや変質の原因になりますので、力加減はとても重要になります。

アイロンをすべらせる

アイロンがけする際に一番基本的な動きになります。広い面積をアイロンがけする場合は、アイロンを軽く滑らせる方法が良いでしょう。動かしていると、たまににアイロンが生地に引っかかってしまいシワができてしまうなんてことはよくありますが、それは知らず知らずのうちにアイロンの先端部に重心がかかかってししまうことが原因です。

アイロンでつけてしまったシワはなかなか取れないので厄介ですよね。そうならないようにするにはアイロンの進行方向に合わせて、前に進むときは先端部を少し浮かせるイメージで、バックするときは後ろ側を浮かせるイメージでアイロンがけすると、引っかかってシワになるというトラブルは避けられます。

これが少し難しいと感じる場合は、最近ではかけ面が平らではなく丸い構造のアイロンも登場ししていますので、そちらを使用することをおすすめします。

アイロンで押さえる

ワイシャツの襟部分やカフス、スラックスやスカートなど、折り目をしっかりつけておきたい場合には、アイロンを折り目の上から押さえるようにしてかけます。ただしあまり長い時間押しつけすぎると、生地が焦げる恐れがあるので注意してしてください。効果音的には「ぎゅっ」という程度で十分折り目をつけることができます。

アイロンをふかす

毛足の長い繊維ものやセーターなど、仕上がりをふんわりさせたい衣類の場合は、アイロンを直接かけるのではなく、1センチほど浮かせてアイロンから出るスチームだけを当てるイメージでアイロンします。

プロのような仕上がりはクール&ドライがポイント

プロが行うアイロンがけではクール&ドライが基本です。プロの使用するアイロンは使用が違いますので自宅のアイロンとはやはり仕上がりに差はありますが、方法を覚えておいて損はありません。

  • 手順1
    まずは蒸気&熱
    蒸気(スチーム)をかけることにより、繊維内に水分を与え、熱を短時間で伝えることができ繊維が動きやすい状態になります。
  • 手順2
    整形
    繊維が動きやすい状態になったところで整形作業に入ります。シワを伸ばす、折り目をつけるなど衣類の形をしっかりと整形してください。無理に伸ばしたり引っ張ったりすると型崩れの原因になりますのであくまで優しくがポイントです!
  • 手順3
    素早く冷却
    整形したすぐに素早く熱を冷ますことで繊維が固定されます。家庭のアイロンがけではこの冷却する設備はありませんが、努めて熱を逃がすように工夫すると良いでしょう。

ドライとスチームって?

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アイロンがけをする前に、アイロンする衣類はドライで行うべきかスチームで行うべきかを見定める必要があります。

ドライに適している生地は麻・綿・シルク・合成繊維などです。麻や綿のシワを伸ばす際には、ドライ設定にして霧吹きで軽く水をかけてからアイロンすると効果的です。少しの水分があった方がシワを綺麗に伸ばすことができます。ただしシルク素材は水に弱く、シミになってしまう恐れがあるため水をかけるのはNGです。覚えておきましょう。

スチームはドライに耐えられない素材のものをアイロンする際に使いましょう。例を出すならセーターなどのウール素材。ウールをドライでアイロンしてしまうと毛が潰れてしまい、ぺたっとした仕上がりになってしまいます。ふんわりと仕上げたい場合にはスチームを使用するのがよいでしょう。

また、スラックスやスカートなど折り目をしっかりつけたい場合にも水分があると折り目が付きやすくなるのでスチームが役に立ちます。

当て布は必要?

アイロンがけをする時に重要なこととして、当て布が必要かどうかを見定めなければなりません。現在の洗濯表示では当て布の有無は表示されていませんので、生地を見て自分で判断しましょう。当て布が必要な生地は以下のものです。

  • ウール
  • カシミヤ
  • レーヨン
  • シルク
  • ポリエステル

また、アイロンによるテカリは当て布をあてることで防ぐことができます。黒い服をアイロンしたらテカリが気になるという失敗をされたことがある方は多いと思いますが、当て布をすることで回避できますよ。

当て布に適しているのは綿素材のハンカチやタオルなどがよいでしょう。当て布を選ぶ際の注意点として、色は白かなるべく薄い色のものを選ぶということと、当て布の生地はなるべく薄いものを選ぶようにしましょう。不要になった木綿のハンカチなどは当て布として活用すると良いでしょう。

アイテム別のアイロンのコツ

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様々な素材や様々な形状をしている衣類ですので、アイロンの仕方も衣類によって様々です。ここでは衣類別にアイロンのやり方やコツなどを紹介したいと思います。

アイロンのコツをアイテム別に検証!

衣類にも色々な種類がありますが、特にアイロンする機会が多いであろうものを厳選してピックアップしたいと思います。

Yシャツ

  • 手順1
    そで・そで口
    ソデは脇の縫い目を基準にして、ソデ山に向かってかけましょう。そで口は内側にアイロンを滑り込ませて端まで丁寧にかけます。
  • 手順2
    肩部分
    アイロン台の先端に引っかけて肩部分をアイロンするとやりやすいです。
  • 手順3
    右前見ごろ、背中部分、左前見ごろ部分
    面積が広い部分ですので、アイロンを前後に動かしてかけます。ジグザグの動きをすると思わぬシワを整形してしまう恐れがあるので前後に動かすことを意識しましょう。右前身ごろ部分はボタンの間もしっかりとかけます。
  • 手順4
    エリ部分
    空いている手で引っ張りながら両端から中央に向かってかけます。

ズボン

  • 手順1
    先にスチームをかかけながら引っ張り、大まかなシワを伸ばしておくとやりやすいです。
  • 手順2
    裏と表の縫い目を合わせ、折り目部分がズレていないことを確認したら当て布をして押さえがけします。
  • 手順3
    アイロン台の先端を使い、胴回りをしっかりとかけていきます。

ハンカチ

ハンカチは一見、簡単そうに見えますがまずは素材に注目してください。引っ張ってみて糸が伸びない方向(タテ糸)と平行になるようにしてアイロンを滑らせます。これを間違えて伸びる方向に滑らせるとハンカチが型崩れしてしまうので要注意です。

スカート

スカートは筒状なのでアイロン台に穿かせるようにして置き、回しながらアイロンがけするとやりやすいです。

  • 手順1
    プリーツを整えたらすそを押さえがけします。
  • 手順2
    ウエスト部分を空いた手で引っ張りながら裾からウエストに向かって滑らせます。
  • 手順3
    穿いた時のシルエットが綺麗になるように、プリーツの折り目はしっかりと付けましょう。

アイロンにも種類がある

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アイロンにも大きく分けると3つの種類があります。それぞれ特徴がありますので、自分にあったものを選ぶと良いでしょう。

ドライアイロン

衣類に霧吹きなどで水分を吹きかけ、高温の熱で衣類をプレスするタイプです。液体タイプのアイロン剤やスプレー糊などと合わせて使用したり生乾き状態の衣服に使用する際に便利です。

最近ではスチームアイロンにドライ機能がついている場合が多く、ドライアイロン単体で市販されているものは少ないようですが、ドライアイロン単体の場合は値段も安く、お手軽に購入出来るのも良点と言えます。

スチームアイロン

アイロンのかけ面に空いている穴からスチームを噴出し、シワを伸ばしていくタイプです。最近では各メーカーがスチームアイロンの開発に力を入れており、多種多様のアイロンが存在します。ワイシャツの場合は時間が経つとシワが戻ってしまう場合もありますが、スプレー糊を使用することで防ぐことができます。

スチーマータイプ

衣服をハンガーにかけたままスチームの力でシワを伸ばすタイプです。シワ取りの他に脱臭効果があるものもあり、わざわざアイロン台を出さなくても気軽にアイロン出来るのが最大の魅力です。

ただし、ワイシャツなど仕上がりをピシッとしっかりさせたい場合には不向きです。アイロン台を出すまでもない小さなシワを取ったりする際には大活躍してくれるでしょう。

上手な技で衣類をパキっと素敵に

面倒なアイロンがけもポイントとコツさえつかめば簡単です。やはりアイロンをしっかりかけた服は着ている本人も気持ちが良いですし、周りから見ても清潔感がありとても好印象ですよね。色々な素材の衣類をアイロンし、アイロンの腕を上げましょう‼