せっかく洗った洗濯物にほこりがたくさんついていた経験はありませんか?「また洗濯機を回しても同じようになったら嫌だし、ホコリを取るのも面倒だし…」そんなときは、ホコリがついてしまう原因を知ることが大切です。今回はホコリがつく原因と対処法をご紹介します。
洗濯物にほこりがつく4つの原因
衣服を綺麗にするために洗濯機を回しても、洗い終わった後の洗濯物にほこりがたくさんついている、ということがあると、残念な気持ちになってしまいますよね。なぜ洗濯物にほこりがついてしまうのでしょうか?
洗濯槽の汚れ
洗濯物がほこりだらけになってしまったら、洗濯槽の汚れの状態を確認しましょう。最近では、自動で洗濯槽を洗浄してくれる洗濯機もありますが、やはり洗濯槽は定期的に掃除することが大切です。
掃除をしないままだと、汚れていたりほこりが溜まっていたり、カビが発生することもあります。洗濯槽にほこりが溜まっていると、洗濯物にもついてしまいます。

洗濯物のほこりがついた
洗濯物にほこりがついてしまう原因は、そもそも洗濯物にほこりがついていた、ほこりが出やすい洗濯物だったということです。洗濯槽が綺麗な状態であっても、ほこりは出やすい洗濯物だったり、ほこりを持ち込んでしまって洗濯物にほこりがつくことがあります。
洗濯機の糸くずフィルターが機能していない
洗濯機には、ホコリやゴミをキャッチしてくれる糸くずフィルター(ごみ取りネット)が設置されています。その糸くずフィルターが機能していないと、洗濯物にほこりやゴミが付きやすくなります。
例えば、糸くずフィルターで取ったほこりを取り除いていない、ホコリが目詰まりを起こしている、糸くずフィルターが破れているということがある場合は、機能しない状態となっています。
洗濯機の水の量が少ない
洗濯物を洗う際の水位も、ほこりの付着に関係してきます。洗濯をする際、水の量が少ないと糸くずフィルターが設置されている場所まで水が入らず、ほこりがキャッチされないということがあります。
そのため、ほこりやゴミが洗濯物についてしまうのです。洗濯をして、洗濯物にほこりがついていると感じたら水量を多くしてみましょう。そうすると、ほこりが浮いて流れていきやすくなります。
洗濯物についたほこりの取り方
洗濯物にほこりがついてしまうのも、少しなら仕方がありません。その場合には、これらの方法でほこりを取っていきましょう。
エチケットブラシや粘着テープを使う
洗濯物にほこりが付いた場合の基本の対処法です。エチケットブラシや粘着テープを使用することで、衣類を傷めることなくほこりを取り除くことができます。ただ、威力が弱い、なかなか落ちない場合にはガムテープを使用するものいいでしょう。
ちなみにエチケットブラシは、ほこりを落とすだけでなく、しっかりブラッシングすることでゴミや花粉なども一緒に落とすことができるので、鼻炎や花粉症に悩んでいる人にもおすすめです。
スポンジを使う
洗濯物についたほこりを落とすのには、スポンジもおすすめです。使用するスポンジは、柔らかくて、気泡が大きいタイプのものを使用するようにしましょう。スポンジを使うと、ゴミも出ないですし、大きいサイズのスポンジを使用するとあっという間にほこりが取れてしまいます。
コロコロを使おう
手間無く簡単にほこりが取れるのが、コロコロです。洗濯物の上をコロコロすることで、ある程度ほこりは取り除くことができます。手が届きやすい場所に用意しておくと、負担にもなりませんし、綺麗になった洗濯物をみると嬉しくなりますよね。
洗濯物にほこりがつかないようにする対処法8つ
洗濯ネットを使用する
網目の細かい洗濯ネットに入れて洗うことで、衣類にほこりが付きにくくなります。洗濯する量が少ない場合は、タオルを洗濯ネットに入れて洗ってもいいですし、様々な大きさの洗濯ネットを用意しておくと、バスタオルやタオルケットなども一緒に洗うこともできます。

洗濯槽を掃除する
洗濯槽の掃除は、2ヶ月に1回程度を目安で行うようにしましょう。洗濯槽の汚れは、ほこりやゴミだけでなく、嫌な臭いを発生させる原因にもなります。ホームセンターなどで、洗濯槽クリーナーが販売されているので、最近洗濯槽の掃除をしていないという人はぜひ掃除してみましょう。
糸くずフィルターは洗濯のたびに掃除しよう
糸くずフィルターを毎回機能させるたびに、洗濯が終わった後糸くずフィルターも取りだしてほこりを取り除き、綺麗に掃除しましょう。そうすることで、フィルターの状態を確認することができますし、目詰まりを起こすのも防ぐことができます。
タオルと衣類を別々に洗おう
洗濯物のなかでも、一番ほこりの原因となりうるのは「タオル」です。特に新品のタオルを洗う際には繊維が落ちやすく、衣類に汚れやホコリがつきやすくなります。そのため、衣類とタオルを別々に洗うようにしてみてください。
これだけでもかなり効果を得ることができます。また、一緒に洗う場合でも繊維が落ちそうなタオルや衣類をネットに入れてから洗うと、洗濯物につくほこりをある程度防ぐことができます。
柔軟剤を使おう
柔軟剤には、香り付けの効果だけでなく静電気の発生を防ぐ効果があります。それによって、洗濯物にほこりが付着するのを防いでくれるのでぜひ使ってみましょう。
スポンジボールを使おう
100均でも購入することができる「スポンジボール(洗濯ボール)」もおすすめです。スポンジボールと洗濯物を一緒に洗濯機に入れて洗うだけで、ほこりや髪の毛を取り除いてくれ、洗濯物への付着を防いでくれます。
洗濯ボールには、ゴムタイプのものとスポンジタイプのものがありますが、ゴムタイプのものは洗濯機の中で衣類同士が絡まないようにするためのものなので、ほこりを取り除くのはスポンジタイプのものを購入するようにしましょう。

色分けして洗おう
毎回の洗濯でなかなかできるものではないかもしれませんが、ほこりを防ぐためには色分けして洗う方法もあります。特に黒系の衣類はホコリが付着すると目立ってしまいますよね。それを防ぐためにも、白系の洗濯物、黒系の洗濯物、柄物系の洗濯物と色分けして洗濯してみましょう。そうすることで、洗濯物の色移りを防ぐことができます。
これは1日に何回も洗濯を回す家庭や衣類が多い家庭なら、何回かに分ける際に色分けできますが、ひとり暮らしや夫婦で暮らしている場合には無駄に感じますよね。その場合は洗濯ネットを利用するなど、別の方法で対策を取ってみてください。
すすぎの回数を多くしてみよう
最近では、節水を目的に水の量を抑えた洗濯機も多く販売されています。しかし、水の量が少ないと、衣類についたゴミやほこりを洗い流すことが難しくなります。このような場合は、水の量を増やしたりすすぎの回数を増やしてみましょう。そうすることで、衣類を隅々まで洗い、ほこりを取り除くことができます。
洗濯物にほこりがつかないように工夫しよう
せっかく時間をかけて洗濯しても、出来上がった衣類がほこりまみれだとしたら悲しくなりますよね。そんなときはまず、原因を突き止めてみてください。洗濯槽のチェックしたり、水位を上げてみたり、そして同じことを起こさないように対処法を実践してみましょう。
少し面倒に感じるかもしれませんが、実際に行ってみると簡単なことばかりです。そうすることで、綺麗に洗濯物が洗い上がるので、すっきり感もありますよね。洗濯は家事の中でも欠かせない物のひとつです。清潔な衣類やタオルに仕上がるよう、ぜひお手入れを行ってください。
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