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ボディタオルは洗濯するもの?洗い方・注意点・頻度まで詳しく解説

ボディタオルは洗濯するもの?お風呂場洗浄では汚れが落ちていないかも!

まりや

体を洗うボディタオルですが、ボディタオル自体の洗濯には注意を払っていない人が大多数です。お風呂場での洗浄では汚れを落としきれていない可能性が高く、思わぬ肌トラブルを招くかもしれません。今回は、ボディタオルを洗濯機で洗うメリットについてご紹介します。

ボディタオルは洗濯機で洗うのが正解

ボディタオルは洗濯機で洗うのが正解

ボディタオルは体を洗うアイテムで、お風呂のたびに使用していますよね。頻度はほぼ毎日の方が多いと思いますが、使用後はそのままお風呂場で乾燥させて、ずっと使い続けていませんか?実はボディタオルは衣類などの布製品と同じように、洗濯機で洗浄するのがおすすめなのです。

洗濯機で洗っていないボディタオルはどうなっているのかや、洗濯機で洗うメリットを見てみましょう。

意外と洗っていない人が多数!

ボディタオルは洗濯機で洗うのが正解

「ボディタオルを洗濯機で洗ったことなんてない!」という人も、決して少数派ではありません。マイナビウーマンでは次のような調査が行われていました。

Q.あなたは、「ボディタオル」を洗濯機で洗うことはありますか?
ある……33.6%
ない……66.4%

出典:マイナビウーマン

洗濯機で洗う人はたったの3割という結果で、世間ではボディタオルを洗濯機で“洗わない派”が多数なのですね。洗濯機で“洗わない派”の意見としては、「ボディソープで洗っている」や「そもそもボディタオルを洗うという習慣がない」というものでした。このようなアンケートを取ることで、初めてボディタオルを洗うという発想が生まれた方もいたようです。

逆に“洗う派”の意見としては、「定期的に洗わないと汚い」「菌が繁殖していると聞いた」など、衛生面に気を遣っている方が多いようでした。ただ、ボディタオルの洗浄という習慣が世間で定着していないことからもわかるよう、洗濯の頻度はかなりばらつきがありました。“洗う派”のなかでも毎日洗う人もいれば、気が向いたら洗うなど様々です。

お風呂場で洗った気になってはダメ

ボディタオルを洗濯しない派の意見にもあったよう、「毎回ボディソープをつけて体と一緒に洗っているため、わざわざ洗濯機を使う必要がない」と感じている方が多いです。そのため、使用後はお風呂場でなんとなく乾かして、次もまた同じように使用するという流れになり、洗濯するタイミングを逃しています。

しかし注意してほしいのは、ボディタオルについたボディソープはしっかり落とせているのか、お風呂場での乾燥は本当に乾燥できているのか、ということです。

ボディタオルは雑菌だらけ?

ボディタオルで体を洗っていればボディタオル自体の汚れも洗い流しているように感じますが、意識を持ってボディタオルを洗わないと、体の汚れやソープがついたままというケースがあります。

それを放置すると汚れやボディソープを餌に雑菌が繁殖して、ボディタオルの衛生面は最悪な状態になります。

それに拍車をかけるのがお風呂場の湿度です。使用後はお風呂場で乾燥させている場合、しっかりと乾くまでには相当な時間がかかるでしょう。ボディタオルの素材によっては次の使用までに乾いていないということもあるかもしれません。

そんな環境のなかでは、どんどん雑菌が繁殖していきます。

ボディタオルが臭う!

雑菌が繁殖したら、次に起こるのが臭いの発生です。お風呂場に置かれたままのボディタオルは、まさに部屋干しの洗濯物と同じような状態です。嫌な生乾き臭が発生している恐れがあります。

ボディソープでごまかされているだけで、クサいボディタオルで体を洗っているかもしれませんよ。

不衛生なボディタオルを使い続ければ肌トラブルを引き起こすかも

雑菌が繁殖したボディタオルで体を洗っていれば、その雑菌が体に移ることもあります。

しっかりと洗い流せていれば大丈夫ですが、もしも体に残ったままならかゆみが出たり肌が荒れたりなど、トラブルを引き起こす原因となりかねません。体をきれいに洗うアイテムが、汚すものになってしまっては本末転倒ですよね。

洗濯機で洗うメリット

ボディタオルは洗濯機で洗うのが正解

しっかり洗っていないボディタオルは衛生面でかなり心配ですが、洗濯機を使用して洗えば次のようなメリットがあります。

汚れをしっかり落とせる

ドラム式洗濯機なら“叩き洗い”、縦型洗濯機なら“揉み洗い”と、機械の力で徹底的に洗ってくれます。洗濯のモードも洗うものに合わせて選ぶことができ、洗剤の種類によって汚れへのアプローチ方法を変えることもできます。お風呂場で適当に洗うのとは違い、しっかりと汚れを落とせ衛生的でしょう。

雑菌や臭いを落とせる

もしもボディタオルに雑菌が繁殖生したり臭いの発生があったとしても、洗濯機で洗えば除去することができます。臭いに効果的な洗剤と併用すれば、さらに効果はUPです。

洗濯が簡単

もしも洗濯機を使用したくないのなら、手洗いでも問題ありません。ただ、手洗いでしっかりと汚れを落すのは大変で、優秀な洗濯機に任せた方が手間もなく楽です。かさばる大きさでもないので、いつもの洗濯の際に気軽に追加できるでしょう。

ボディタオルの洗濯は簡単

ボディタオルの洗濯は簡単

それでは実際にボディタオルを洗濯する方法を見ていきましょう。

洗濯機に入れて洗うだけでOK

ボディタオルとして販売されているものは基本的に丈夫ですし、水にも強くなっています。そのためデリケート素材のように丁寧に扱う必要はなく、通常のコースで洗濯してしまえるので大変簡単です。

ただ、素材や形状によっては洗濯機の摩擦の影響を受けたり、他の洗濯物と絡まることもあるので、洗濯ネットに入れておくと安心です。

しっかり乾燥が重要

洗濯が終わったらお風呂場に戻すのではなく、他の衣類と同じように外干しを心掛けましょう。しっかりと乾燥させるだけで、雑菌の繁殖が抑えられます。洗濯ができない日でも外に干すだけでだいぶ衛生面が向上しますので、使用後はお風呂場ではなく風通しの良い場所で乾燥させましょう。

洗濯頻度

ボディタオルは使うたびに洗濯するのがおすすめですが、大変な場合は数日に1回でも良いでしょう。通常のタオルなどの洗濯頻度と同じように、洗うことを意識してみてください。</span class=”keiko_yellow”>洗濯機を回すたびにボディタオルも入れるという習慣をつければ、長期間洗い忘れることもなくなりますよ。

ボディタオルの種類を知っておこう

ボディタオルと一言に言っても、実はいくつかの素材に分かれます。洗うときの感触や泡の立ち方が異なりますし、強度にも差が出ます。それぞれの特徴を確認しておきましょう。

ナイロン

ナイロンは合成繊維のひとつで、世界で初めて誕生した合成繊維でもあります。絹に似せて作られていますが、かなり丈夫な素材なため洗濯機の使用でも安心です。

肌を傷つけるイメージがあるかもしれませんが、泡立ちの良さは抜群なので、優しく使用すれば優秀な素材でしょう。値段も安価なので、買い替えやすいのも特徴です。

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ポリエステル

ポリエステルもナイロンと同じ合成繊維で、見た目では判別できないほど似ています。綿を真似て作られているので繊維にコシがあり、洗濯をしても伸び縮みの変化が起きにくいのが特徴です。

吸湿性が低いので乾燥しやすく、お風呂場でも比較的早く乾かせカビや雑菌にも強くなっています。

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綿(コットン)

綿は普通のタオルにも使用されている素材なので合成繊維より泡立ちは劣りますが、とにかく肌に優しく敏感肌の方におすすめです。

また、吸湿性が高く洗浄時はお湯をよく含み扱いやすいですが、乾かすのに時間がかります。お風呂場での乾燥では、雑菌が繁殖してしまいやすいでしょう。洗濯機で洗える素材ですが、縮んでしまうこともあるので注意してください。

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麻(リネン)

繊維のなかでも特に丈夫なのが麻素材です。水に濡れるほど強度が増すので洗濯機でガンガン回してもヘタれません。買い替えの頻度を減らすことができるでしょう。

天然素材なので優しく扱えば肌にも低刺激ですし、吸湿性に優れているのに速乾性もあるところがポイントです。使用するときは水分をしっかり含んで洗うことができ、使用が終われば早く乾くので雑菌の繁殖が抑えられるでしょう。ただ、バクテリアの発生率は低いですがカビにはとても弱いので、保管場所には注意が必要です。

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絹(シルク)

絹は蚕から採取される高級繊維です。肌に優しく保湿性が高いので、敏感肌やアトピー肌などでも使用できるとして人気が高い素材となっています。絹の含有量が多いほど値段が高額になりますが、その分効能も高いのでお財布と相談しましょう。

さらに強度はそれほど期待できませんので、定期的な買い替えも必要ということを覚えておきましょう。洗濯機で洗う場合は、洗濯ネットに入れることをおすすめします。

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ボディタオルを洗濯するときの注意点

ボディタオルを洗濯機で洗濯する場合、1点注意したいのは消耗が早まることです。使用頻度や洗う強さでボディタオルも劣化してしまうように、洗濯機の摩擦を繰り返せばどうしても生地が伸びたりほつれてきてしまうでしょう。

ただ、ボディタオルの傷みを恐れて不衛生なまま使用するよりは、消耗品だと割り切り定期的に買い替える方がおすすめです。

ボディタオルが傷んできたら交換しよう

ボディタオルは洗濯機で洗濯をしていなくても、使用を続ければ傷んできます。素材によって劣化するペースは異なりますが、3ヶ月に1度の交換が推奨されています。

それ以上使用していると、ほつれや破れ、繊維の密度の変化などで泡立ちが悪くなってきます。そうすると肌への摩擦が増えてトラブルを起こすこともあります。無理に長期間使用するのは避けてください。

ボディタオルを洗濯するのが面倒なら使い捨てもおすすめ

ボディタオルの洗濯はとても簡単ですが、「どうしても面倒」、「いつも忘れてしまう」という場合には、使い捨てタイプがおすすめです。ホテルなどでアメニティグッズとして置いてあるボディタオルが使い捨てタイプです。一つひとつが大変安く、毎回新品が使用できるので衛生面でも安心ですね。

ただ、質にはそこまでこだわれませんし、ひとつのボディタオルを洗濯しながら使用するのと比べるとコストパフォーマンスは劣ります。どちらが自分のライフスタイルに合っているかで検討してみてください。

ボディタオルは洗濯して衛生的に使おう!

ボディタオルをお風呂場でササっと洗っていた方は、洗濯機で洗う方が良いということに驚いたかもしれません。しかし、ボディタオルは思っている以上に汚れが付着し、しっかりと洗わないと雑菌が繁殖してしまいます。

肌に直接触れるものですので、衛生的に使用するためにも、定期的に洗濯機で洗い適切なタイミングで買い替えるようにしましょう。

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