かっこよくデニムを着用するには、着用によるキレイな色落ちが大事です。しかし、洗濯で全体が色落ちしてしまうとせっかくののデニムが台無しですよね。洗濯による色落ちを防ぎつつ、キレイに洗う洗濯方法と色落ちを防止してくれるデニム専用洗剤をご紹介します。
目次
- 1 デニムをかっこよく色落ちさせるためには洗濯が必須!最適な方法を知ろう
- 2 デニム専用洗剤おすすめ人気10選
- 2.1 【WEARHOUSE(ウェアハウス)】NANO COLLOID DENIM WASH
- 2.2 【THE LAUNDRESS(ザ ランドレス)】DENIM WASH クラシックの香り
- 2.3 【ハッピートーク】ジーンズ専用洗剤 J Washer(ジェイウォッシャー)
- 2.4 【桃太郎ジーンズ】ジーンズ用洗剤
- 2.5 【STUDIO D’ARTISAN(ステゥディオ・ダルチザン)ジーンズ用洗剤
- 2.6 【SUMURAI JEANS(サムライジーンズ)】雷石鹸
- 2.7 【Henkel(ヘンケル)】Perwoll(パーウル) ブラック&ダーク
- 2.8 【ZEBRA(ゼブラ)】Black(ブラック)
- 2.9 【Italsilva】Spuma di Sciampagna Nero Puro(スプーマ ディ シャンパーナ ネロプーロ)
- 2.10 【domal(ドマル)】ブルーデニム専用の染色成分配合洗剤
- 3 おしゃれ着洗剤でデニム用洗剤を代用できる?
- 4 正しい洗濯方法でデニムをかっこよく育てましょう!
デニムをかっこよく色落ちさせるためには洗濯が必須!最適な方法を知ろう
かっこいいデニムとは?
デニムの色でおしゃれなのは、着古す過程で出てくる濃淡のコントラストです。このコントラストを出していくことで、自分らしいデニム育てていけるにがデニムの醍醐味です。
最初から、古着を買う方、ユーズド加工のデニムを買う方もいますが、最初はブルーだったデニムが着用するごとに擦れやすい部分から色落ちしてブルーの濃い部分と薄い部分で濃淡のコントラストができてきます。
擦れやすい部分は前側の太ももの付け根と膝の裏側の色落ちで、それぞれ見た目から「ヒゲ」と「蜂の巣」といわれています。ヒゲと蜂の巣をうまく作っていくには、たくさん着用することと、適切な洗濯が大事です。着用による色落ちはコントラストができますが、洗濯による色落ちは全体が薄くなってしまいます。
デニムには、インデイゴという青い染料で染められています。インデイゴは、繊維に強く定着しないため、洗濯することで染料が落ちていきます。一般の合成洗剤には、蛍光増白剤、漂白剤、酵素が含まれていることが多く、インデイゴも落ちやすくなります。
色落ちしないためには、洗濯しなことや洗剤を使用せずに水洗いをすれば良いのですが、それだと汚れが落ちずに細菌が繁殖して臭くなってしまう可能性があります。
デニムの洗濯方法
洗濯の頻度
洗いすぎてしまうと色落ちするため、夏は汗をかきやすいため1週間に1回、冬は1ヶ月に1度程度で、着用する毎というよりある程度着用してから洗うと良いでしょう。
手洗いでの方法
洗濯機を使用した方法
デニムの洗濯で注意するポイント
- デニム単独で洗う
- お湯ではなく、出来るだけ水で洗う
- 乾燥機は避ける
- 直射日光を当てない
- ノンウォッシュデニムに注意!
デニムは色落ちしやすいため、他の衣類と洗うと色移りしてしまう可能性があるのでデニム単独で洗うようにしましょう。
お湯はインデイゴを色落ちさせてしまいます。できるだけ水で洗いましょう。
乾燥機を使用すると縮みや歪み、色落ちしてしまうため乾燥機を使用しての乾燥は避けましょう。
直射日光に当てて干すとデニムが変色してしまいます。風通しの良い日陰で干すようにしましょう。デニムは他の衣類に比べて乾きにくいため、しっかリ乾いているのを確認してから取り込みましょう。生乾きのまま取り込むと、雑菌が繁殖して臭くなってしまいます。
デニムは、工場で染色後最初の洗濯が1番色落ちしやすく、サイズが縮みやすいです。したがってデニムは工場で一度洗濯されてから店頭に並びます。しかし、コアなファン向けにノンウォッシュデニムが販売されています。
ノンウォッシュのデニムは、購入後穿く前に一度自分で洗う必要があります。洗わないで穿いてしまうと生地が傷み色落ちもキレイにすすみません。洗い方は、裏返してしばらくぬるま湯につけておき、洗剤なしで洗濯をしましょう。
蛍光増白剤、漂白剤が含まれない洗剤を使用する
デニムに影響がある洗剤の成分は以下の3つですが特に蛍光増白剤と漂白剤の2つが含まれていない洗剤を使用しましょう。
- 蛍光増白剤
- 漂白剤
- 酵素
染料で、紫外線を吸収して蛍光色を放出し白く見せる効果があります。デニムに使用すると白く見えるようにしてしまいインディゴブルーが薄くなってしまいます。
汚れをとってくれる便利なものですが、インディゴの染料も剥離させてブルーを薄くしてしまいます。
酵素は40℃〜60℃でpH(6〜9)等に条件下で働くため、水で洗えばデニムへの影響は少ないです。
デニム専用洗剤おすすめ人気10選
デニムのインディゴの色を保つためには蛍光増白剤・漂白剤が含まれていない洗剤を使用することが大事で、デニム専用の洗剤を使用すると安心です。
デニム専用の洗剤には,、生地に優しく界面活性剤や酵素が含まれていない石けんを主成分とした洗剤が多いです。石けんとは、粉末・固形・液体関係なく天然油脂とアルカリで作られたシンプルな昔からあるもので、一方合成洗剤は第一次大戦後に作られた複雑な構造をしている化学物質です。
よく知られている一般の洗剤は合成洗剤が多く、界面活性剤、蛍光増白剤や漂白剤、酵素等が含まれているものが多いです。特に日本のデニムメーカーが作るデニム専用洗剤は石けん成分にこだわっているメーカーが多いです。
【WEARHOUSE(ウェアハウス)】NANO COLLOID DENIM WASH
ヴィンテージジーンズを研究しているウェアハウスが開発したデニム専用の洗剤です。大豆脂肪酸と精製水を原料にして、それをナノレベルの粒子にして汚れを剥がして分解してくれます。柔軟剤なしで、洗い上がりはカラッとしています。
【THE LAUNDRESS(ザ ランドレス)】DENIM WASH クラシックの香り
アメリカ製で、ドライクリーニングを家庭で行えるように洗剤を作っている、デニム用のリキッドタイプの洗剤です。色落ちしやすい色を保護して、肌触りよく仕上げてくれます。サンダルウッド・イランイラン・シトラスのエッセンシャルオイル配合で香りが良いです。
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ザ ランドレスの柔軟剤もあり、デニムにも使用できます。デニムのごわつきが気になる方にはおすすめです。
【ハッピートーク】ジーンズ専用洗剤 J Washer(ジェイウォッシャー)
中性で蛍光増白剤不使用で、界面活性剤を4.6%と少量にとどめ、無香料・無着色の合成洗剤です。。汚れをしっかり落とし、泡が少なめなのですすぎを軽くできます。油・ジャム・ボールペン・醤油・ソース・コーヒー等の汚れを効果的に落としてくれます。ひどい汚れがあるときに最適です。
【桃太郎ジーンズ】ジーンズ用洗剤
弱アルカリ性の合成洗剤ですが、石けん成分が多い洗剤です。国産のデニムブランドのデニム用洗剤で、ヤシ油が原材料の液体タイプの洗剤です。蛍光増白剤、漂白剤、酵素、柔軟剤等の添加物は配合されていないため色落ちを心配することなく、自然な風合いに仕上がります。デニム以外の洗濯にも使用できるので便利です。
【STUDIO D’ARTISAN(ステゥディオ・ダルチザン)ジーンズ用洗剤
漂白剤・柔軟剤・蛍光増白剤不使用でヤシ油原料の石けんを主成分とした液体タイプの合成洗剤です。穿き込んだデニムの風合いを残したまま、汚れやニオイをしっかり落とします。
【SUMURAI JEANS(サムライジーンズ)】雷石鹸
国産のデニムブランドが作った洗剤です。水と大豆油と苛性ソーダのみを使用した無添加の粉末洗剤で、純度99%の石けんです。生地への負担が少なく、デニムの風合いが保たれ自然な洗い上がりになります。
天然の柔軟成分グリセリンが含まれている効果で柔軟剤なしで柔らかくなります。香料を一切加えていないため、原料の大豆油のニオイが気になるかもしれませんが、乾燥後はニオイがなくなりますので安心して使用できます。
【Henkel(ヘンケル)】Perwoll(パーウル) ブラック&ダーク
弱アルカリ性の合成洗剤で黒やダークカラー服専用の洗剤です。色の濃いデニムはもちろんその他の生地で色が濃い洋服の色落ちを防いでくれます。染料は使用されていないため、他の洗濯物と一緒に使用することもできます。
【ZEBRA(ゼブラ)】Black(ブラック)
中性で蛍光増白剤不使用、ノンシリコンの濃色衣料専用の合成洗剤です。クリーニング屋さんも使用している色落ち防止剤の酢酸を配合し、雑菌の繁殖を抑える効果もあります。すすぎ1回で洗濯可能で、ふんわりとした仕上がりになるため、柔軟剤不使用でもデニム特有のごわつきをなくすことができます。ただしドラム式洗濯機の場合は2回のすすぎが推奨されています。
【Italsilva】Spuma di Sciampagna Nero Puro(スプーマ ディ シャンパーナ ネロプーロ)
イタリアの洗剤メーカーの洗剤です。弱酸性で蛍光増白剤・漂白剤不使用の合成洗剤です。濃い色の色落ちを防止してくれ、洗うたびに色を蘇らせることができます。柑橘系シトロネラの爽やかな香りで柔軟剤なしでもとても良い香りががします。
【domal(ドマル)】ブルーデニム専用の染色成分配合洗剤
弱アルカリ性の合成洗剤で、蛍光増白剤・漂白剤は入っていません。アミノ酸誘導体配合の色落ち防止剤の配合で色落ちを防ぎます。3種類に酵素でしっかり汚れを落とします。ブルー系の着色剤が含まれており、洗うと同時に染めるように色落ちを防ぎます。着色料が含まれているため、デニム単独で洗いましょう。
おしゃれ着洗剤でデニム用洗剤を代用できる?
おしゃれ着用洗剤は中性で生地を傷めにくく、色落ちを防いでくれるためデニム専用の洗剤に代わりに使用できます。もちろん他のおしゃれ着用の衣類にも使用できるため使い回しができて経済的でスーパーやドラッグストア等でどこにでも手軽に手に入れることができるのが便利です。
すすぎ1回で済むアクロンは家事の時短と生地への負担が少なく済みます。また唯一微香タイプがあるため、柔軟剤を併用するもしくは香りを控えたい方にはアクロンがおすすめです。
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蛍光増白剤は無配合で、洗濯による縮み、色落ち、型崩れを防いでくれるため、デニムのインディゴを保ち形も整えてくれます。すすぎ1回が可能なため、すすぎによるダメージを減らせます。優しい手洗い等でも洗浄成分の浸透性が高いため、汚れやニオイをしっかり落としてくれます。柔軟剤なしでも柔らかく仕上がります。
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※パッケージはリニューアルされました(2018年10月現在)
服を傷めず、ニオイとも汗もスッキリさせてくれます。蛍光増白剤と漂白剤は不使用のため、デニムの色落ち防止にも使用できます。洗浄成分が繊維の奥に浸透してニオイと汚れをしっかり落としましす。一般洗剤に比べると頑固な汚れは落ちにくいですが、デニムの色落ちを防ぎながら普段の汚れを落とせますし、他のおしゃれ着にも使用できるため便利です。すすぎは2回必要です。
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