洗濯機でブラジャーを洗うのに、欠かせないのが『ブラジャー用洗濯ネット』です。他の衣類からブラジャーを守るだけでなく、型崩れも防いでくれるものです。今回は、ブラジャー用洗濯ネットのメリットや選び方、おすすめ商品10選をご紹介します。
目次
ブラジャー用洗濯ネットが必要な理由
取り扱いのデリケートなブラジャーは、洗濯する際『ブラジャー用洗濯ネット』が欠かせません。では、ブラジャー用洗濯ネットがなぜ必要なのか詳しくみていきましょう。
型崩れを防ぐ
まずは、洗濯することで起こるブラジャーの型崩れを防ぐという役割があります。ブラジャーは女性の身体のシルエットを美しい曲線美に仕上げるために見せるためにとても重要なもので、ブラジャーの形を綺麗に保つことがとても大切です。
そのため、ブラジャーをそのまま洗濯機のなかに入れて洗ってしまうと、ワイヤーが型崩れを起こすことが考えられます。ブラジャー用洗濯ネットを利用することで、洗濯中もブラジャーの形を固定してワイヤーなどの型崩れを防止します。
衣類の生地を守る
ブラジャーを洗濯ネットに入れることで、一緒に洗う他の衣類の生地を守ることができます。ブラジャーはホックだけでなく、ビーズの刺繍があったりリボンがついていたりするデザインもありますよね?そういったブラジャーの装飾品と衣類の生地がこすれ合うことで、生地を傷つけてしまうことを防ぎます。
色移りを防ぐ
洗濯機で洗うと、衣類同士が絡まるため、ブラジャーが色落ちしたり、他の衣類がブラジャーに色移りしたことありませんか?ブラジャーの色落ちや色移りはブラジャー用洗濯ネットを利用することで解消することができます。ブラジャー用洗濯ネットに入れて洗うことで、ブラジャーが直接擦れるという摩擦がなくなり、色移りや色落ちを防ぎます。
ブラジャー用洗濯ネットの種類と選び方
ブラジャー用洗濯ネットの必要性を知ったところで、次にブラジャー用洗濯ネットの種類を見ていきましょう。最近ではダイソーやセリアなどの100円ショップでも多く販売されているので、見たことあるという人は多いですよね。詳しく説明していきます。
ブラジャー用洗濯ネットの種類
ブラジャー用洗濯ネットは、主に3種類の形があります。この3種類は全て立体型のもので、形を崩したくないブラジャーにはおすすめのものです。
円柱型
円柱型のブラジャー用洗濯ネットは、ブラジャーはもちろんのこと、それ以外の洗濯物にも使用可能です。円柱型は、ブラジャーを入れた時に空間がゆったりとしているので、小さいサイズのブラジャーから大きいサイズまで利用することができます。
洗濯しているときにネットの中でブラジャーがよく動く分、汚れが落ちやすいでしょう。円柱型のブラジャー用洗濯ネットは、円柱のまわりがクッション性の素材のものを選ぶと、ブラジャーが傷みにくくなります。
丸形
丸型のブラジャー用洗濯ネットは、ネットの中にクッションボールやプラスチック製の“キーパー”といった、ブラジャーを固定するものがセットとなっています。クッションボールが入っているなら、クッションボールに合わせてブラジャーをネットの中に入れて洗います。
そうすると、洗濯中も固定されている分型崩れしにくいというメリットがある半面、ブラジャーがネットに擦れやすいため、生地が傷んでしまう心配があります。また、クッションボールが布でできている場合、クッションボール自体をしっかり干して乾かさないとカビが生えてくれる恐れがあります。
プラスチック製のキーパーのものは、固定の仕方が商品によって違うため、面倒に感じることがあります。
フットボール型
フットボール型のブラジャー用洗濯ネットは、ブラジャーを優しく包み込むような形をしています。洗濯ネットの中にブラジャーを入れるだけなので簡単ですし、クッションが厚手のものや二重構造になっているものを選ぶと、より洗濯のトラブルからブラジャーを守りやすくなります。
ブラジャー用洗濯ネットの選び方
サイズを選ぼう
自身のブラジャーのカップのサイズに合わせて、ブラジャー用洗濯ネットのサイズを選ぶようにしましょう。立体型の洗濯ネットは、メーカーによってMサイズ、Lサイズと2種類ある場合がほとんどです。
一般的にMサイズのものはAカップ~Dカップ、LサイズはEカップ以上となっています。MサイズとLサイズでは大きさもかなり異なってくるため、自身のサイズに合わせて選ぶようにしましょう。
メッシュ素材のものを選ぼう
ブラジャー用洗濯ネットの素材のなかでも、メッシュ素材のものを選ぶようにしましょう。メッシュ素材のものだと二重構造になっており、耐久性もあるのでブラジャーを守ってくれます。
特にドラム式洗濯機はたたき洗いで洗濯するため、通常のネットだと生地が傷んでしまうおそれがあります。ブラジャーはとてもデリケートな生地なので、メッシュ素材のもので安心して洗濯しましょう。
洗濯機に使用できるか確認しよう
自宅にある洗濯機の種類が、洗濯ネットの使用できるかどうかも確認しておきましょう。特にドラム式洗濯機や二槽式洗濯機は使用できないという洗濯ネットもあります。
ブラジャー用洗濯ネットのなかにも、ドラム式洗濯機に対応しているもの、対応していないものとがあり、対応していないもので洗濯した時にネットのクッションが破損するかもしれないので、注意しましょう。また、基本的にブラジャーを乾かすのに乾燥機はおすすめできません。生地が縮んでしまう場合があるので、必ず部屋干しや外干しにしましょう。
洗濯物を部屋干しするときの5つのポイント&おすすめ洗剤・柔軟剤6選! 外干しで洗濯物が乾かない!その原因としっかり乾かすテクニックとは?ファスナーカバーがあるものを選ぼう
ブラジャー用洗濯ネットに限らず、他の洗濯ネットにもいえることですが、選ぶ際にはファスナーカバーがついているものを購入しましょう。ファスナーカバーは、ネットのファスナーを固定するためのものなので、洗濯中に他の衣類や洗濯槽を傷つけるおそれがありません。
ファスナーカバーがなく、ファスナーが飛び出ているものだと、ほつれの原因になったり、他の衣類の繊維にからみつく可能性があるので注意しましょう。
ブラジャーの洗濯頻度はどのぐらい?
毎日着用するブラジャーですが、どのぐらいの頻度で洗濯していますか?「毎日洗っている」と言う人もいれば、「1日おきに洗う」、「3~4日に1回洗う」という人もいるかもしれません。一見汚れていないように見えるブラジャーでも、1日着用しただけでかなりの汗や皮脂汚れがついています。
そのため、ブラジャーは毎日洗濯するようにしましょう。ちなみに汗をかかない冬も同様です。冬は、重ね着をして衣服の中が蒸れてしまいます。蒸れて汗をかき、細菌が繁殖しやすくなるため、季節を問わず毎日洗濯するようにしてください。
ブラジャーの正しい洗濯方法!型崩れを防止して長持ちさせる洗い方のコツブラジャー用洗濯ネットおすすめ人気10選
【TANI.co】ブラジャー専用洗濯ネットマシマロ
A~Fカップのブラジャーを洗うためのブラジャー専用洗濯ネット「マシマロ」です。Tシャツブラやシームレスブラといったブラジャーでも、しっかり固定した状態で洗うため、型崩れの心配もなく他の衣類と一緒に洗うことができます。
内装を取り外すと、ブラジャー以外の小物用洗濯ネットとしても使用できます。内装は洗濯が終わったら、カビ防止のために洗濯物と一緒に干しておきましょう。Fカップ以上の大きいサイズの場合は、Lサイズの「マシマロ」を購入してくださいね。
【シービージャパン】洗濯ネット ブラジャー洗い 3層メッシュ生地
シービージャパンのブラジャー用洗濯ネットは「ブラジャーを大切に洗えるネット」です。3層メッシュのハリのある生地と補強クッション材がブラジャーの型崩れを防ぎ、しっかり洗ってくれます。
また、掛けヒモがついているため、吊るして収納することができ使い終わった後の洗濯ネットもしっかり乾燥することができます。開け口も広く、ブラジャーの出し入れも生地を傷つけることなく行うことができます。ほっこりするような色使いなので、毎日の洗濯が楽しくなること間違いなしです。
【Brappy】ブラジャー洗濯用ネット
超高級クッションネットを使用した、ブラジャー洗濯用ネットです。ネットの内側は三重構造にし、優れたクッション性と耐久性で型崩れや生地の痛みを防ぎます。ブラジャーが洗濯ネットに包まれているため、他の衣類と絡まって生地を傷める心配がありません。
ドラム式洗濯機にも使用することが可能です。パッド付きブラジャーの場合には、パッドを外して使用してください。パッドを外すことで、ホルダーにフィットしやすくなり、綺麗に干すことができるようになります。
【小久保工業所】Bravoブラジャー洗濯ボール
大ボールと小ボールがセットとなっているブラジャー洗濯ボールです。大ボールは洗濯の衝撃からブラジャーを守り、小ボールには型崩れ防止の役割だけでなく、デリケートなストッキングやショーツといった小物を入れて一緒に洗うことができます。
刺繍やレースのついたもの、ワイヤー入りのブラジャーも安心して洗うことができます。ボールは意外と大きいサイズのなので、ブラジャーの素材も擦れる心配はありません。
【レック】浮型ブラジャーネットDX
浮き効果で、水に浮いたまま洗うことのできるブラジャーネットです。他の洗濯物と絡むことがないので、型崩れを防ぎます。超厚手のクッションネットでホックが引っ掛かることもなく、生地も傷めにくいです。
ブラジャーのサイズは全てのカップに対応しているので、大きいサイズの方にもおすすめです。また、ファスナーカバーが付いているので、他の衣類と痛みを防ぐことができます。
【ダイヤコーポレーション】D-STEPS ドーム型ブラジャーネット
長年使用することのできる、ドーム型のブラジャーネットです。ブラジャーのカップの形にフィットする形で、ブラジャーを包み込んで優しく洗いあげます。メッシュ素材を採用し、外側は洗濯中のトラブルを防ぐクッションメッシュで、内側はホックの飛び出しを防ぐための細かいメッシュを使用しています。
また、ワイヤーがよじれたりカップの変形をおさえる補強リングもついています。ファスナーも大きく、つまみやすく開けやすくなっています。
【aisen】洗濯ネットブラジャー専用
円筒型で型崩れを防止しつつ、浮きながら洗うブラジャー専用ネットです。フタ部分についているフロートが浮き、水流を利用して汚れを落とすことができます。ファスナーカバーがついているので、洗濯中にファスナーが開く心配もなく、安心して洗濯することができます。
また、乾燥用ループもついており、洗濯後のネットを干すのもメッシュ部分を傷める必要なく乾かすことができます。
【レック】レック CX ドラム式専用 丸型 ブラジャーネット (洗濯ネット)
Cカップまでのブラジャーなら2枚、D~Fカップなら1枚、ストッキングなら4足同時に洗うことのできる丸型ブラジャーネットです。ドラム式洗濯機専用のブラジャー洗濯ネットで、家庭用ドライ洗剤で洗濯することができます。
縫い代はバイアステープでくるみ衣類を傷めないようにし、たたき洗いでもファスナーが開かないよう、ロック式ファスナーを使用しています。
【小久保工業所】洗濯ネット ふんわり洗いブラジャーネット
デリケート素材のストッキングやショーツ、パッドも一緒に洗うことのできるブラジャーネットです。可愛らしい柄が特徴的で、中に入っているストッキング用のボールがブラジャーの型崩れを防ぎ、刺繍やレース、ワイヤー入りのブラジャーも安心して洗うことができます。
【オーエ】ブラジャーネット DX ホワイト
浮力に優れており、水流の力で汚れを洗い落とします。また、2重ネット構造に加えファスナー部分にカバーがついていたり、バイアステープ仕上げになっているため、ブラジャーの痛みを防ぐことができます。
ブラジャー用洗濯ネットを使う時の入れ方と注意点
ブラジャーを守ってくれるブラジャー用洗濯ネットですが、使用する際いくつか注意点があります。入れ方にも気を配りましょう。
洗濯ネットの中に詰め過ぎない
大きめの洗濯ネットだとブラジャーが何枚も入るということもありますよね?「面倒だから一気に回したい」「個別に入れるのが大変!」という意見もあるかもしれません。しかし、洗濯ネットの中でブラジャー同士が擦れあったり、生地が引っ掛かって傷んでしまったりということも考えられます。
また同じ洗濯ネットの中に数枚ブラジャーを入れることで、汚れが落ちにくくなったり、ブラジャー同士の色移りが起きる可能性もあるため、注意しましょう。
洗濯ネットの使い方やポイント!バスタオル・シャツ・ズボンなどの洗い方も解説ホックは留めておく
ブラジャーをブラジャー用洗濯ネットに入れるときは、ブラジャーホックを止めてから入れるようにしましょう。ホックが外れたままだと、レース生地などに引っ掛かってしまい、生地を傷めることにつながるおそれがあるからです。
手洗いコースで洗う
ブラジャーを洗うときには、できるだけ「手洗いコース」「ランドリーコース」などを選択し、標準コースでは洗わないようにしましょう。「ブラジャー用洗濯ネットに入れているから」といって、標準コースで洗うと生地の痛みにつながってしまいます。洗濯する際には、おしゃれ着洗い用の洗剤を使用し、丁寧に洗濯するようにしてくださいね。
手洗い洗濯が良い4つの理由!手洗い推奨の衣類を洗濯機で洗う方法もご紹介平坦な形の洗濯ネットは使用しない
洗濯ネットの中で一番種類が多いのが、平坦な形をしたものです。これらは、シャツやニットといった衣類にはおすすめですが、ブラジャー用としては使用しないようにしてください。平坦な形の洗濯ネットはブラジャーが固定されるだけでなく、ネットに入れたとしても洗濯中に型崩れを起こす場合があり、ブラジャーを守ってくれるものではありません。
洗濯したブラジャーの干し方
ブラジャーを干す際は、型崩れしないように干しましょう。ブラジャーのアンダー部分を洗濯バサミで何か所か止めて干します。逆にしてストラップの部分を上にして干す方法だと、水を含んだブラジャーの重みでストラップが伸びてしまうことが考えられるため、必ずアンダーが上にくるように干してくださいね。
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洗濯機で洗う時には欠かせないブラジャー用の洗濯ネットですが、ブラジャーを手洗いする場合には必要ありません。では、ブラジャーを手洗いする方法を見ていきましょう。
いまさら聞けない!ブラジャーを洗濯する時に気になる疑問
パッドは取り外した方がいいの?
ブラジャーの中には、取り外しができるパッドと取り外すことができないパッドがありますよね?取り外しできるものは、洗濯する際に取り外してください。パッドはウレタン生地や不織布などで覆われていますが、そのままの状態で洗ってしまうと、洗剤が残りやすくなってしまいます。
そのようなことを防ぐために、取り外した後手洗いをします。中性洗剤を使用し、「ふり洗い」をしてください。洗い終わったらタオルなどで水気を取り陰干ししましょう。
ブラジャーのアンダー部分やカップの内側の臭い
洗濯しても取れないブラジャーの臭いが気になる場合は、着用したその日のうちに洗うことがまず第一です。そして、洗剤は適量を使用し、洗剤が残らないようにしっかりすすぐようにしましょう。
洗濯が終わったらすぐに干すようにすると、臭いも気にならなくなりますよ。ちなみに、ブラジャーはつけ置き洗いに向いていません。ブラジャーの汚れを封じ込めてしまうことになるので、気をつけましょう。
ブラジャーを洗う際に漂白剤や柔軟剤は使ってもいい?
ブラジャーを洗うときは、オシャレ着用洗剤や下着用洗剤といった中性洗剤を使用します。その際、柔軟剤は適量使用してもかまいませんが、漂白剤の使用は避けましょう。漂白剤はデリケートな下着の生地を傷める原因となるので、漂白剤を使用した洗濯物と一緒に洗っている場合は、分けて洗うようにしてください。
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ブラジャー用洗濯ネットは、大切なブラジャーを守るために欠かせないアイテムです。100円ショップで販売されているものから、下着メーカーが販売しているものまで多くの種類がありますが、自分に合ったものを選ぶようにしましょう。
ブラジャー用洗濯ネットを使用することで、ブラジャーの型崩れや生地の痛みを防ぎ、美しい身体のシルエットを作ってくださいね。ブラジャー用洗濯ネットも無地のものから可愛い柄物までたくさんあるので、使いやすく、毎日の洗濯がワクワクするようなものをぜひ探してみてください!
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