外干しで洗濯物が乾かない!その原因としっかり乾かすテクニックとは?

外干しで洗濯物が乾かない!その原因としっかり乾かすテクニックとは?

natsu.s

洗濯物を外干ししているのに乾かないと気持ち悪いものですよね。乾くのに時間がかかると生乾き臭が発生したり、洗濯物がどんどん溜まってしまったりと悩むことも多いでしょう。そこで本記事では、外干しの洗濯物が乾かない原因とカラっと乾かすためのコツを大公開します。

外干しで洗濯物が乾かない3つの原因

洗濯で困っている女性

しっかり干しているはずなのに生乾きになってしまう場合は、周りの環境が大きく影響しています。まずは、外干しの洗濯物が乾かないときの原因を探っていきましょう。

1.湿度が高い

衣類の表面に接している空気が乾燥していると、衣類内部の水分が空気中に蒸発していきます。これが洗濯物が乾く仕組みです。

しかし、湿度が高くなると空気中の水分量が増加するため、衣類に含まれている水分が蒸発しにくくなり、乾かなくなります。つまり、洗濯物は周囲の湿度を下げないと乾きません。

注意
湿度が高い状態で干しっぱなしにしていると、生乾きの原因にもなるので注意しましょう。

2.気温が低い

洗濯物は水分を蒸発させて空気中に逃がすことで乾きますが、空気中に逃がせる水分の量は気温によって限度があります。

空気は気温が高いほどたくさんの水分を含むことが可能です。反対に、気温が低いと空気中に含んでおける水分量が低下します。

注意
そのため、たとえ湿度が低い日でも、気温が低いままでは空気に水分を逃がすことができず、生乾きの状態になるのです。

3.風がない

洗濯物を素早く乾かすには、風の有無が重要です。

風がないと衣類周辺の湿った空気が循環されないので、衣類内部の水分が蒸発しにくくなります。 水分が蒸発しにくくなると、乾くのに時間がかかってしまいます。

MEMO
外干しの場合は洗濯物全体に風が当たることを意識して、風の通り道を作るとスピーディに乾くでしょう。

洗濯物をしっかり乾かすためには

洗濯物を手にして笑顔の女性

乾燥機を使わずに洗濯物をしっかり乾かすには、どのような点に気を付ければ良いのでしょうか。以下でご紹介する3つのシーンを参考にして、外干しの環境を変えてみてください。

夜に洗濯物を干すのをやめる

朝は何かと忙しいので、夜に洗濯物を干したいという方は多いのではないでしょうか。

しかし、夜は昼間よりも気温が低くなるので衣類の水分が蒸発しにくく、乾くのに時間がかかります。しっかり素早く乾かすためにも、夜に洗濯物を干すのを避けましょう。

MEMO
洗濯物を外干しする時間帯は、気温が徐々に上昇する午前9時から午後3時までがおすすめです。

洗濯物を干す建物の立地を考える

洗濯物を干す場所は、太陽光が当たることと風通しの良さが重要です。

太陽光が当たると衣類とその周辺の温度が上がるため、素早く水分を蒸発させることができます。また、風が通ることで衣類周辺の湿った空気を交換できるので、洗濯物を乾かすにはベストな環境です。

MEMO
外干しで洗濯物が乾かないという方は、自宅の立地や日当たりを今一度考えたうえで、干す場所を変更してみてはいかがでしょうか。

冬の外干しを避ける

「夏場の洗濯物はよく乾くけれど、冬場の洗濯物が乾きにくい」と感じたことはないでしょうか。これは、冬は夏と比べて気温が低いので、空気中に含んでおける水分量が低下することが原因です。

気温が低い屋外に洗濯物をそのまま干しておくと、乾くまでに時間がかかるため、雑菌の繁殖や生乾き臭につながります。

注意
冬でも洗濯物をしっかり素早く乾かすためには、気温が低い屋外に干すのを避けるようにしましょう。

それでも乾かない場合は部屋干しを

部屋干ししている女性

外干しの環境を変えてみてもしっかり乾かないという場合は、部屋干しすると乾きやすくなるケースがあります。ここからは、部屋干しで衣類をしっかり乾かす3つのコツをご紹介します。

部屋干しのコツ1.部屋内の温度を上げる

部屋干しでしっかり乾かすには、部屋内の温度をコントロールすることが重要です。冬場は暖房、夏場なら冷房を入れて室温を24~25℃前後にキープしましょう。

MEMO
エアコンやストーブ、扇風機などを活用して乾いた空気をたっぷり当てれば、乾きにくい衣類も素早く乾きますよ。

部屋干しのコツ2.空気を循環させる

部屋干しの際は、エアコンや扇風機、サーキュレーターなどの風が直接当たる場所に干して、衣類周辺の空気を循環させることも忘れずに行いましょう。

湿度が高い梅雨の時期などは、空気の循環と合わせてエアコンの除湿機能や除湿機を使って、部屋の湿度を下げることも効果的です。

MEMO
風や除湿機能によって湿った空気を交換することで、乾くまでの時間を短縮できますよ。

部屋干しのコツ3.あらかじめアイロンがけをする

脱水後すぐにアイロンをかけると、表面の水分を蒸発させることができます。あらかじめ水分を取っておけば、部屋干しでもスピーディに衣類が乾きますよ。

注意
ただし、衣類によってはアイロンが使えない素材もありますので、使用前に洗濯表示をしっかりチェックしてくださいね。

アイロンをかけている女性

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洗濯物を乾かす便利アイテムを使う

「洗濯物をしっかり乾かしたい」「干す時間を短縮したい」という方は、便利アイテムを使うのもひとつの手段です。ここでは、おすすめの便利アイテムをシーン別にご紹介します。

洗濯時に便利なアイテム

まずは、洗濯時に活躍するアイテムから見ていきましょう。

【ライオン】トップ ハレタ!

  • Amazon参考価格:253円(税込)
 
衣類の繊維をほぐして根元から立ち上げる“カラふわ成分”を配合した洗濯用洗剤です。

速乾性にも優れているので、バスタオルなどの乾きにくい洗濯物もさっと乾きます。生乾きが心配な方におすすめですよ。

【P&G】レノア本格消臭 部屋干しDX

  • Amazon参考価格:361円(税込)
 
部屋干し時の濡れ戻り臭も防ぐ消臭力に特化した柔軟剤です。汗や水に触れることで消臭カプセルがはじけて、爽やかな香りが広がります。

素早く乾くので、冬や梅雨時の洗濯にもぴったりですよ。すっきりした香りが好きな方は、ぜひチェックしてみてください。

【消臭効果抜群!】部屋干しにピッタリなおすすめ柔軟剤をご紹介!

干すのに便利なアイテム

続いて、干すときに便利なアイテムをご紹介します。

【Eaoike】速乾8の字ハンガー

  • Amazon参考価格:1,990円(税込)
 
『Eaoike』の速乾8の字ハンガーは、本体の8の字部分を回転させることで衣類に隙間を作り、風通りが良くなるので洗濯物を素早く乾かすことができます。

衣類だけではなくスリッパや靴なども干せるので、乾きにくい洗濯物対策におすすめです。

【平安伸銅工業】エアコンハンガー

  • Amazon参考価格:3,463円(税込)
 
エアコンの下に引っ掛けることで、送風を直接当てられるハンガーです。風が洗濯物全体にくまなく当たるので、速乾も期待できます。

使わないときは折り畳んで省スペースに収納可能です。狭い室内でも効率良く部屋干ししたい方におすすめですよ。

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部屋干しに便利なアイテム

最後に、部屋干し時の強い味方になってくれるアイテムをご紹介します。

【パナソニック】衣類乾燥除湿機

  • 公式オンラインストア価格:115,786円(税込)
 
『パナソニック』独自のハイブリッド方式を採用した衣類乾燥除湿機です。気温に合わせて2つの除湿方式を自動的に判断するので、季節を問わず強力な除湿力を発揮します。

水から生まれた次世代健康イオン“ナノイーX”による確かな除菌力で、雑菌が気になりにくいのも嬉しいですね。部屋干し臭を防ぎたい方にもおすすめです。

【アイリスオーヤマ】サーキュレーター衣類乾燥除湿機 IJD-I50

  • Amazon参考価格:16,500円(税込)
 
サーキュレーターと除湿機のダブルパワーでスピーディに衣類を乾かせるアイテムです。洗濯物に直接風を当てられるため、エアコンや扇風機を併用する必要がありません。

部屋干ししていなくても、冷暖房の効率アップなど日常使いしやすいのも嬉しいですね。1台あると重宝するでしょう。

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外干しと部屋干しを使い分けて洗濯物をカラっと乾かそう

外干しの洗濯物が乾かないときは、まず環境を見直してみることが重要です。それでも乾かないときは、場合によって部屋干しすることをおすすめします。外干しと部屋干しを上手に使い分けて、洗濯上手になりましょう。

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