ファンデーション汚れの落とし方5つ!落とす際の注意点や付着防止法とは?

ファンデーション

まりや

「気がついたらお気に入りの衣類にファンデーションがついていた!」というのは、女性なら誰しも経験があるのではないでしょうか?ファンデーションの汚れは意外と目立つため、すぐに落としたいですよね。

しかし、正しい落とし方をご存知でしょうか。むやみに落とそうとすると、逆に汚れを広げてしまうかもしれません。今回は衣類についたファンデーションの汚れの正しい落とし方と、衣類に付着しないようにする技をご紹介していきます。

衣類についたファンデーションの汚れはなかなか落ちない

ファンデーション

ファンデーションの気になる成分

ファンデーションにどのような成分が入っているのかを、完璧に知った上で使用している方は少数ではないでしょうか。ファンデーションの汚れが落ちにくい理由は、その成分に秘密があります。まずは、特に注意が必要な成分をご紹介します。

シリコンオイル

シリコンオイルは「〇〇ポリマー」や「〇〇コン」といった表記になっているためあまり聞き馴染みがないかもしれませんが、実は多くのファンデーションに配合されています。水をよく弾くため汗などに強く、化粧崩れを防ぐために配合されており、肌をコーティングするイメージです。そのため一度付着したら、クレンジングオイルなどで洗浄しないと落ちないということになります。

紫外線吸収剤

紫外線を吸収して肌への侵入を妨害する役割がある紫外線吸収剤は、UV効果があり、水にも強いことから大変人気です。この成分自体は透明でファンデーションの色味を邪魔することがないため、多くのファンデーションに配合されています。ただし、衣類などに付着したまま放置すると、変色のおそれがある成分でもあります。

白、黄、赤……服が変色するのは日焼け止めのせいかも?!色別にみる日焼け止めによる服の汚れの対処法!!日焼け止めによる服の汚れや対処法!色別にみる変色の原因とは?

ナノ粒子

ナノ粒子とは粒子径が100ナノメートル以下の無機物を指します。ファンデーションによく含まれる成分でいうと、ナノ酸化チタンなどが当てはまり、肌に塗布したとき白浮きしないなどのメリットがあるため配合されています。皮膚細胞の隙間より小さく様々な隙間に入り込む成分で、衣類の繊維にも簡単に侵入します。

合成色素

合成色素は主に石油から合成される色素で、タール色素とも呼ばれます。表記としては「赤色〇号」「黄色〇号」などとなっていることが多く、ファンデーションの色味を左右する成分です。比較的刺激のある成分で、肌に長時間乗せていると炎症が起こることがあり、酷い場合は色素沈着に繋がります。

ファンデーションが落ちにくい理由

ファンデーションには、メイク崩れを防ぐために落ちにくい成分が多く配合されています。長時間きれいなメイクがキープできるのは嬉しいですが、その分衣類に付着した時にも落ちにくくなっています。落ちにくい理由は成分を見ると分かりますが、顔料と油が配合されているためです。

なお、ファンデーションの顔料は粘土鉱物が使用されることが多く、これは泥汚れと同じと考えられます。雨の日の泥はねなどは、普通の洗濯では落としにくいですよね。そのため、ファンデーションの汚れも水だけで拭いたり、洗濯機で回したりするだけではなかなか落ちないのです。

衣類についたファンデーション汚れの落とし方

クレンジング

ファンデーションの汚れのしつこさが分かったところで、実際にどのように落としたら良いか見てみましょう。アイテムをいくつかご紹介しますので、汚れに合った方法を試してみてください。

クレンジングオイルを使用した方法

肌につけたファンデーションを落とすとき、クレンジングオイルを使用するという方法がありますよね。それと同じ原理で、衣類にもクレンジングオイルを使用してみましょう。なお、メイク落としには様々な種類がありますが、オイルタイプが最も洗浄力が強くおすすめです。

  1. 指にクレンジングオイルを適量取り、ファンデーションが付着した部分に馴染ませる
  2. 汚れが浮いてくるまで指でくるくると優しく擦る
  3. 浮いてきた汚れを水で洗い流す
  4. 洗濯機で洗う
注意
ファンデーションで汚れた部分は、クレンジングを塗ってから水をつけましょう。

ベンジンを使用した方法

ベンジンとは石油から作られた無色の液体で、有機溶剤と呼ばれます。油分をよく溶かすという特性と衣類の繊維を傷めないという特性をあわせ持つため、昔から染み抜きの材料として愛用されてきました。薬局でも簡単に手に入るため、ぜひ試してみてください。

  1. 不要になったタオルなどを、ファンデーションが付着している部分に当てる
  2. 歯ブラシやスポンジでベンジンを取り、汚れた部分を裏から軽く叩く
  3. 最初に当てたタオルに汚れが移ったことを確認し、汚れを洗い流す
  4. 洗濯機で洗う

表から汚れにアプローチするのではなく、裏から叩くというのがコツです。歯ブラシでゴシゴシ擦りたくなりますが、擦ると汚れが広がる可能性があるため必ず優しく叩きましょう。また、ベンジンは火気厳禁となっていますので、火の近くでの使用は避けてくださいね。

台所用洗剤を使用した方法

料理の油を落とす台所用洗剤はファンデーションの油も落とすことができ、中でもおすすめの種類は中性洗剤です。

  1. ファンデーションで汚れた部分に洗剤をつける
  2. 水をつけてもみ洗いする
  3. 汚れが落ちたら洗濯機で洗う

この洗浄方法は、特にリキッドファンデーションなどのこってりとしたタイプに最適です。ファンデーションが付着してから時間が経過してた汚れには、台所用洗剤とクレンジングオイルを1:1で合わせて洗ってみましょう。ぬるま湯で洗い流せば、頑固な汚れも落としやすくなります。

外出先での応急処置

衣類に付着したファンデーションの汚れは、自宅であれば様々なアイテムを駆使して落とすことができますが、外出先でついてしまうこともありますよね。そんな時のために、応急処置の方法も確認しておきましょう。

メイク落としシートを使う

メイク落としシートは持ち運びに便利なこともあり、メイクポーチなどに常備している方も多いのではないでしょうか。外出先でファンデーションがついてしまったら、クレンジングオイルと同じ感覚で活用してみてください。

なお、方法はメイクシートで汚れ部分をつまむようにして拭くだけです。擦ると汚れが広がるおそれがあるため、注意が必要です。この作業をしておくと、帰宅してからの洗濯が楽になりますよ。メイクシートはコンビニなどでも気軽に手に入るため活用しやすいですね。

ティッシュ&ハンドソープを使う

外出先で応急処置できそうなものを持っていなくても大丈夫です。ティッシュやハンカチがあれば、とりあえずトイレに駆け込みましょう。トイレにあるハンドソープでも汚れを落とすことができますよ。

  • STEP.1
    ついてしまったファンデーションをティッシュではたく
    ここで注意したいのが、ティッシュは濡らさないことです。ファンデーションと水を混ぜてしまうと、余計に落ちにくいシミができることがあります。
  • STEP.2
    ティッシュにある程度ファンデーションの汚れを移せたら、ハンドソープを汚れ部分に馴染ませる
    汚れが薄くなるまでこの作業を繰り返します。
  • STEP.3
    ハンドソープがよく馴染んだらティッシュで拭き取る
  • STEP.4
    水で洗い流す

ファンデーションを落とすときの注意点

衣類についたファンデーションの落とし方をいくつかご紹介しましたが、どの方法にも共通しているのが、ゴシゴシとこすり洗いをしてはいけないということです。布と布とを擦ることで、汚れが広がることがありますし、何より生地を傷める原因となってしまいます。

また、どんな衣類でもご紹介した方法が使えるわけではありません。必ず洗濯表示を確認して、自宅で洗えない素材の場合はクリーニングを利用することも検討してください。そして、ファンデーションの汚れへのアプローチはスピードが求められます。早ければ早いほどきれいに落ちる確率が上がるため、汚れに気がついたら迅速に行動しましょう。

ファンデーションを衣類につけないために

最後に、ファンデーションを衣類につけないテクニックをご紹介します。初めから汚さなければ洗う手間が省けますので、ぜひ生活に取り入れてみてください。

服を着てからメイクをする

ファンデーションが衣類についてしまうのは、メイクをした後に着替えをした場合が圧倒的に多いようです。特に襟ぐりの狭い衣類は、どんなに気を遣っても首を通す瞬間についてしまうものです。

メイクと着替えの順番は、日々のルーチンで決まっている方が多いかもしれませんが、着替えてからメイクをするだけで、ファンデーションがつく事故はかなり防げます。どうしてもメイクが先になる場合は、フェイスカバーを使用して着替えましょう。フェイスカバーがない場合は、スカーフなどでも代用できます。

ベビーパウダーや防水スプレーを使う

メイクを着替え後に行っても、襟元は顔が近いため、ふとした瞬間にファンデーションがついてしまうものです。そこで、衣類を守るためにベビーパウダーを使用してみましょう。ファンデーションがつきそうな場所に、ベビーパウダーをはたいておくだけです。

ベビーパウダーは油分を吸収してくれる働きがあるため、衣類に汚れが浸透しにくくなります。逆に水にはよく溶けるため、洗濯すれば簡単に落とすことができます。

また、冬場はジャケットやコートにもファンデーションがつくことがありますよね。その場合は防水スプレーをかけるのがおすすめです。ファンデーションだけでなく、アウターならではの外からの汚れにも効果的ですので、お試しください。

ファンデーションの種類を変える

衣類に気を配るのではなく、ファンデーションの種類を変えるという根本を見直す方法もあります。色移りしにくいファンデーションを選べば、汚れを気にせずに済みますよ。

具体的には密度の高いファンデーションを選ぶことが重要で、水や擦れに強いものを選びましょう。「ウォータープルーフ」や「ボディーにも使える」という表記があるものは、色移りしにくいファンデーションで、衣類だけでなく、マスク着用時にも役に立ちます。

ファンデーションの汚れはついたらすぐに落とすのが鉄則!

自分では気をつけているつもりでも、ファンデーションはいつの間にか衣類についているものです。特に白い衣類についた時は驚くほど目立つ汚れとなってしまいますが、慌てず迅速に対処していきましょう。

ファンデーションの汚れは、ついた瞬間であればほとんどの場合簡単に落とすことができます。決して衣類をこすらないようにして、ご紹介した落とし方を試してみてください。ファンデーションだけでなくリップやチークにも効果がありますよ。