衣類・服についたヘアカラーの落とし方と注意点!おすすめ漂白剤とクリーナーもご紹介

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明日可

今は自宅で手軽にヘアカラーができるので、自分で行っている方も多いでしょう。ただ、自分ですると服についてしまうこともあります。万が一、ヘアカラーが服についてしまったときに慌てなくて済むように、事前に対処法を知っておくのがおすすめです。この記事では、自分でできるヘアカラー汚れの落とし方やおすすめの洗剤をご紹介します。

ヘアカラーが服に付いた場合の落とし方

ヘアカラーが服についた場合、完全に落とせない可能性が高いですが、それでもすぐに対処しないともっと落ちにくくなってしまいます。

ここでは、自分でも対処できる服に付いたヘアカラーの落とし方を3つご紹介します。

すぐに水洗いをしよう

カラー剤が服についてしまったら、すぐに服を脱いで水洗いをしましょう。カラー剤は時間が経つにつれて酸化するので変色しがちです。できるだけ早めに対処することが大切です。

漂白剤を試そう

水洗いしてもカラー剤が落ちない場合は、衣類の素材に合わせて漂白剤を使用し、つけ置きして落とします。つけおき時間の目安は30分ですが、それでも落ちない場合は最長2時間までは様子を見てみましょう。

しかし、それでも落ちない場合はそこでやめておきます。つけ置き時間があまりにも長いと生地が傷む可能性があるためです。つけおきしてカラー剤が落ちた場合には、その後洗濯機に入れて洗います。

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クリーニング屋さんに相談する

水洗いができない洋服に関しては、漂白剤を使用することもできないので、自宅で対処ができません。このような場合は、すぐにクリーニング屋さんに持っていき、相談してみましょう。その際「何もせず持っていく」ということを覚えておいてください。

すぐに落とそうとしてこすったり、洗いがちですがそれは避けましょう。無理にこすったり洗ったりしてしまうと、生地を傷めるだけでなくカラー剤が逆に取れにくくなってしまう場合もあります。そのような対処をした場合には、クリーニング屋さんに伝えておくと良いでしょう。

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ヘアカラーがシミになった場合の落とし方

カラー剤をすぐに洗うことができず、シミになった場合の落とし方です。コットンやポリエステルといった素材の場合には家庭で対応することが可能ですが、シルクやウールといったデリケートな素材に関してはは、自力でなんとかしようとせずはじめからクリーニング店に出すことをおすすめします。

準備するもの

こちらでご紹介するのは、コットンやポリエステルといった素材の対処法です。

  • 除光液
  • 歯磨き粉
  • 歯ブラシ
  • タオル

シミ抜き方法

STEP.1
除光液をつける
カラー剤がシミになった部分に除光液をつけ、タオルでシミを叩くようにして落とします。
STEP.2
歯磨き粉でこする
除光液でシミが少し薄くなってきたら、捨てても良い歯ブラシに歯磨き粉をつけてシミの部分を優しくこすります。
STEP.3
お湯で洗う
最後にお湯で軽く洗って水ですすぎます。

それでも落ちない場合の対処法

上記の方法で試してもシミが落ちない場合には、次の方法を試してみてください。

準備するもの

  • 酸素系漂白剤
  • クエン酸水(クエン酸剤小さじ1に対し、水200ml混ぜたもの)
シミ抜き方法
STEP.1
酸素系漂白剤でこする
歯ブラシに酸素系漂白剤をつけ、シミの部分を優しくこすります。
STEP.2
乾かす
ドライヤーを使ってシミの部分をよく乾かします。
STEP.3
クエン酸をかける
乾かした後、シミの部分にクエン酸水(水で薄めた物)をかけます。
STEP.4
お湯で洗う
お湯で優しく洗い水ですすぎます。

服に付いたヘアカラーを落とせるかも!おすすめ漂白剤4選とウタマロ石鹸

服に付いたヘアカラーを落とせるかも!おすすめ漂白剤4選とウタマロ石鹸
服についたヘアカラーを落とすのは至難の業ですが、それでもできる限り落とせると嬉しいですよね。

ここからは、服についたヘアカラーを落とせる可能性がある洗剤をご紹介します。

カラー剤以外の掃除や洗濯にも使える洗剤もあるので、万が一に備えておくと安心です。

おすすめ酸素系漂白剤3選

酸素系漂白剤の特徴は、色柄物の洗濯にも使えることです。

また、刺激臭が少なく消臭効果が期待でき、家中の掃除にも使えるので、一つ備えておくと役立ちます。

【シャボン玉石けん】シャボン玉 酸素系漂白剤 750g

『シャボン玉石けん』の酸素系漂白剤があれば、1つで漂白・除菌・消臭ができます。

塩素系特有の刺激臭も少なく、色柄物の洗濯にも使えます。

洗濯以外の掃除にも使えるので、便利な洗剤です。

【紀陽除虫菊】オキシウォッシュ

『紀陽除虫菊』の“オキシウォッシュ”は、粉末タイプの酸素系漂白剤です。

40度〜60度程度の熱めのお湯であれば、より効果的に使えます。

洗濯以外にも、食器の漂白のつけおきなどにも使用可能です。

【オキシクリーン】オキシクリーン 500g

“オキシクリーン”は酸素系漂白剤で、洗浄効果が高いと評判になった洗剤です。

特に、日本版の“オキシクリーン”は、界面活性剤や香料を使用していないため、環境にも配慮した洗剤です。

“オキシクリーン”は洗浄力が高いですが、衣類は傷めにくくなっているので、安心して使うことができます。

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おすすめ塩素系漂白剤!【花王】ハイター 衣料用漂白剤 特大/2500ml

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『花王』の“ハイター”は、塩素系の白無地衣料専用漂白剤です。

”ハイター”は、なかなか取るのが難しい黒ずみや黄ばみを、真っ白にしてくれる洗剤で、つけ置き洗にも使えます。

除菌消臭にも抜群の効果を発揮するので、ニオイが気になりだしたタオルなどを洗うときにも使えます。

よって、色柄物には使えません。また、一部の繊維の布も使えない場合があるので、使用するときはよく確認することをおすすめします。

ヘアカラー汚れにも活躍!【株式会社東邦】ウタマロ石鹸

『株式会社東邦』の“ウタマロ石鹸”はマルチに使えるアイテムで、ヘアカラーにも使えます。

”ウタマロ石鹸”は、頑固な汚れに効果的な洗剤で、洗濯する前に汚れた部分に”ウタマロ石鹸”を塗るだけで、汚れが落ちやすくなります。

石鹸自体が水に溶けやすくできていて塗りやすいので、服の生地を傷めずにケアすることができます。

こちらの商品は、専用のケース付きです。

ケースは、柔らかいシリコン性で手にフィットするので持ちやすく、ウタマロ石けんを塗りやすくします。

カラー剤の他にも、襟袖汚れや化粧品汚れにも使えます。

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ヘアカラークリーナーを使って落とす方法も!

服についたヘアカラー剤を落とすための専用の洗剤も販売されています。

カラー剤専用なので、他の掃除に使うことはできませんが、頻繁に自分でヘアカラーをする場合は持っておくと安心ですね。

【NONAKA】ヘアカラークリーニング

『NONAKA』のヘアカラークリーニングは、プロの美容師も使っている洗剤です。

使い方は、直接汚れに塗布し数時間そのまま置き、水でよくすすぎ、その後いつもどおりに洗濯機で洗えばOK!

強酸性の洗剤なので、肌や目に触れないように十分に注意して使いましょう。

【ハッシュ】スポッとる

『ハッシュ』の“スポッとる”は、しみ抜き用の洗剤です。

使用方法は、洗濯した後の濡れた状態の服に洗剤を塗り室内に8時間以上干す、その後再度洗濯するだけ。

8時間以上干すときに、直射日光に当てたりドライヤーで乾かしたりすると変色する可能性があるので、気をつけてください。

【株式会社くうかん】リペアカラークリーニング50ml

『株式会社くうかん』の“リペアカラークリーニング”は、ヘアカラー剤専用のしみ抜き剤です。

専用の洗剤なので値段は少しお高めですが、試す価値はあります。

使用方法は、脱脂綿などに洗剤を染み込ませ、汚れた部分に湿布のように置いて数時間そのままにしておきます。その後よくすすいでいつもどおり洗濯すればヘアカラーが落ちます。

ヘアカラーをするときの注意点

ヘアカラーをする場合には、細心の注意をはらっていても液が垂れたりすることが考えられます。大切な衣類を汚さないためにも、次の2点に注意しましょう。

汚れてもいい服を着る

ヘアカラーを使用する際には、汚れてもいい服を着るようにしましょう。色褪せて着れなくなった服、汚れが目立って着れない服、サイズが合わなくなった服など捨ててもいい服を選んでください。

はじめから捨てても良い服を着ておくことで、もしカラー剤が付いたとしても慌てずにすみます。

前開きの服を着る

着る服は、前開きのものを選ぶようにしましょう。

前開きのものなら、カラー剤で染めている途中でも、衣類を汚すとなく脱ぐことができますし、洗い流すときにもさっと脱ぐことができます。脱いでいる途中に「髪にひっかかってカラー剤がついてしまった!」というトラブルを防げます。

首にタオルなどを巻く

カラー剤は肌についても落ちにくく、最悪の場合、肌荒れを起こす可能性もあります。

そのような事態を防ぎ、服への付着も防止するために、首にタオルやケープを巻いておくと良いでしょう。

首に巻くタオルも、捨てても問題ないタオルを使うことをおすすめします。

ケープはカラー専用のものが販売されているので、タオルが準備できない場合などに使用すると良いでしょう。

服に付いたヘアカラーは正しい落とし方でケアできる!

自分でヘアカラーをするときは、首にタオルやケープを巻くなど、服への影響を考えずに済むよう準備してから行いましょう。

ただし、服にカラー剤がつかないようできる限りの対応をしても、ついてしまう可能性もあります。

その場合は、ご紹介した洗剤やヘアカラークリーナーなどを使ってみるのがおすすめです。

自分での対処は難しそうだと判断した場合は、できる限り早くクリーニング屋さんに相談しましょう。

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