化粧ポーチの中身はキレイですか?毎日頻繁に使うものなので、外側も内側も、少しずつ汚れてきてしまいます。ポーチの中で化粧品のキャップが外れて中身がこぼれてしまうなんてアクシデントもありますよね。今回は、ポーチが汚れてしまったときに洗う方法をたっぷりご紹介します!
目次
化粧ポーチ・メイクポーチを洗う頻度は2週間に1回がベスト!
化粧ポーチの中には、ファンデーションやアイシャドウなどの”パウダー”類や、マスカラやアイライナーなど油分を多く含んだ道具が詰まっています。実は使うたびに少しずつ汚れていくものなので、毎日使用される方は”2週間に1度”洗うのがベストです。
普段そんなに使わない方でも、月に1度は汚れていないかチェックして見ましょう。お肌が敏感な方は特に、直接お肌に触れるものを入れておくものなので清潔にしておくことを意識しましょう。
また、ウォータープルーフや、崩れにくさに特化した”落ちにくいメイク用品”も多くあるので汚れに気づいたらすぐに洗うように気をつけましょう。
化粧ポーチを洗う前の準備
化粧ポーチを洗う前に、いくつかしておきたい準備があります。2つのポイントを確認してから洗っていきましょう。
中身をだして汚れをチェックしよう
洗う前に、メイク道具を全部出しましょう。内側のポケットや底の方にヘアピンなどの細かいものが入っていたりするので、裏返してすみずみまでチェックしましょう。化粧品のボトルやチューブの外側が汚れてしまっていませんか?ファンデーションや下地を塗った手で触れたりすると、少しずつ化粧品類が汚れてきてしまいます。
久しぶりに中身を出してみると、キャップがゆるんで液体がこぼれているものや、あまり使っていないものも出てきます。詰め込みすぎは、汚れの原因になるので不要なものは思い切って処分しましょう。
洗濯表示をチェックしよう
ポーチの内側に付いている、洗濯表示をチェックしましょう。手洗いで洗えるものや、水洗いできないものがあるので注意書きをご確認ください。ポーチによっては付いていないものもあるので、素材と装飾の程度(洗うと取れやすい部品が付いているかなど)を見て、チェックしてみてください。
基本的には、ポリエステル・ナイロン・綿は手洗いが可能ですが、ポーチのデザインによって異なるので自己判断でお願いいたします。表示がないものも多くあるので、新しく購入する際にお店の方に洗っても大丈夫か聞いてみるのも手ですね。
新しい洗濯表示(洗濯マーク)を確認して正しくお洗濯!変更のポイント・一覧・見方を解説化粧ポーチ・メイクポーチの洗い方・洗濯方法
洗えるかどうか確認できたらお手入れをしましょう!水洗いできる場合とできない場合の2つの方法をご紹介します。ご自分のポーチにあった洗い方で洗ってみましょう。
水洗いできる場合
- 歯ブラシ
- 液体洗濯洗剤
- お湯(30℃程度)
- タオル
- めん棒
- 洗面器
- パウダー系の汚れは歯ブラシではたく
- お湯の中に洗剤を混ぜて洗浄液を作る
- 目立つ汚れは先にふき取ろう
- 洗浄液にひたして歯ブラシでこする
- ぬるま湯ですすぐ
- タオルで水分を取って陰干し
ファンデーションなどの、パウダー系の汚れは先に落としておきましょう。乾いた歯ブラシで、かき出すようにはたいて粉を落としてください。
水で洗うよりもお湯の方が汚れが落ちやすいので、手がつけられる温度のお湯を用意しましょう。洗面器にお湯を入れ、衣類洗濯用の洗剤を入れて混ぜ合わせてください。分量は、洗面器1杯に対して洗剤のキャップの1/4程度です。しっかり泡立つようにかき混ぜるのがポイントです。
アイライナーやマスカラなどの目立つ汚れは、そのまま洗浄液に浸すと汚れていなかった部分に広がってしまうので、先にある程度落としておきましょう。タオルに2で作った洗浄液を付けて、汚れの気になる部分を拭き取りましょう。
ポーチを丸ごと洗浄液に浸してください。押し洗いして全体に液が行き渡るようにしましょう。洗浄液が行き渡ったら、歯ブラシで汚れをかき出すようにこすりましょう。縫い目の奥の方に入った細かい汚れも洗い出すことができます。
薄手の生地のものは優しく洗うように注意しましょう!
洗面器のお湯を取り替えて、ポーチを押し洗いしてすすぎます。お湯の中で軽く絞るようにすると洗剤が抜けやすくなります。泡が出なくなるまでお湯を取り替えて数回すすいでください。洗剤が繊維に残ってしまうと、乾きが遅くなったり型崩れしやすくなるのでしっかりすすぐようにしましょう。
軽く絞って水分を落としたら、乾いたタオルでポンポンとたたいて水分をふき取ってください。直射日光が当たらず、風通しのいい場所で陰干ししてください。生乾きのまま使用すると菌が繁殖するのでしっかり乾かしましょう。
水洗いできない場合
洗濯表示に水洗い不可と記載されていた場合のお手入れ方法です。
- 中性洗剤(おしゃれ着用洗剤・台所洗剤)
- 洗面器
- お湯(30℃程度)
- ミニタオル
- 綿棒
- お湯の中に洗剤を混ぜて洗浄液を作る
- タオルでふき取る
- 綿棒で細かいところをふき取る
- 陰干し
洗面器にお湯をはり、おしゃれ着用の中性洗剤を混ぜて洗浄液を作りましょう。ポーチを直接つける事がないので、洗浄液が作れる容器であれば大丈夫です。しっかり泡立つようにかき混ぜてください。
洗浄液にタオルを浸して、固く絞ります。絞ったタオルで全体を拭いていきます。汚れが広がるのを防ぐため、タオルが汚れたらその都度汚れを落としてから拭くようにしてください。ある程度全体を拭けたら、タオルについた汚れと洗浄液をしっかり洗って落とします。固く絞ったタオルで、全体を拭きあげてください。
フチの部分や、細かい収納ポケットなど手が届きにくい場所は綿棒の出番です。洗浄液を付けた綿棒でこすると汚れが落ちます。フチをなぞって行くだけで汚れが落ちます。この方法だと、型崩れが心配なデザインのポーチもお掃除できますね。白い綿棒を使うとより汚れがわかりやすく、お手入れしやすいです。
直射日光が当たらず、風通しのいい場所で陰干ししてください。水分が残ってしまうと、菌が繁殖してしまうのでしっかり乾かしましょう。
干すときのポイント
表面の色落ちを防ぐために、裏返して干しましょう。ポーチの口を下に向けて干すと、早く乾きます。洗濯バサミのあとが気になる方におすすめの方法があります。椅子などの上に平置きしたり、洗濯バサミとポーチの間にパフや薄い布をはさむと、あとがつきにくくなります。
化粧ポーチ・メイクポーチをキレイに保つ方法
化粧ポーチを洗う手間を減らすためには、なるべくキレイな状態を保つことが大切です。ここでは、化粧ポーチをキレイに使う方法をご紹介します。
汚れてしまったらすぐに応急処置を
どんな汚れも、汚れてすぐは簡単に落とせることが多いです!すぐに洗いたいところですが、外出中では難しいですよね。すぐに洗えない場合でお手洗いなどでハンドソープとお湯で軽く叩いておくと、汚れが目立ちにくくなります。
ウエットティッシュや拭き取りタイプのメイク落としをポーチに忍ばせておけば、さっと拭いてお手軽に応急処置ができます。
予備のポーチを作ってローテーション
化粧ポーチを毎日使う方は、汚れがつきやすいのに、洗うタイミングも難しいですよね。予備のポーチを持っておくと、交互に整理したり洗ったりできるので、キレイな状態をキープしやすくなります。
メイク道具のしまいかた
使った後に、手についたファンデーションなどがメイク道具にもついている事があるので、ティッシュなどでサッと拭いてからしまうとキレイな状態が保てます。マスカラなどはキャップをしっかり締めましょう。こぼれ防止の他に中身の乾燥も防げます。
アイシャドウや、ファンデーションなどのパウダー類は割れたものを持ち歩かないようにしましょう。「いつの間にかポーチの中でフタが開いて大惨事…」なんてことになりかねません。パフやメイクブラシと一緒に、小分けのポーチやビニールに入れておくのもおすすめです。
リップグロスやリキッドアイライナーなど液体のものは、フタを上にして立ててしまうと、こぼれにくく取り出しやすいです。また、内側に固定できるポケットがあるポーチもおすすめです。
化粧ポーチ・メイクポーチの洗い方を押さえていつでもキレイに美しく!
日常的によく使う化粧ポーチ。少しずつ汚れてしまっていても、大きな汚れを発見するまでなかなかお手入れに踏み出せないですよね。でも、肌に触れるメイク道具を入れておくものなので、清潔にキープしておきたいものです。
化粧室などで意外と化粧ポーチは見られているものです。どんなにメイクアップが上手でも、道具やポーチが汚れてしまっていると、なんだか残念な印象を与えてしまいます。素敵なお化粧と一緒に、化粧ポーチもぬかりなく美しく保ちましょう。
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