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カーペットにこぼしてしまったマニキュアの落とし方!3つの鉄則
時間を置かず『とにかくすぐに拭き取る』
マニキュアをこぼしてしまったら、とにかくすぐに優しく拭き取ってください。5分、10分と時間を置いてしまうと、どんどんマニキュア成分がカーペットに浸透してしまい、繊維に絡みつき汚れがかなり取れにくくなってしまいます。
何も処置をしないと最終的には固まってしまうことも…。あまり時間がない場合でも、放置はせずすぐに拭き取りましょう。
こすらずに拭き取って落とす
マニキュアをこぼしてしまったことを想像するだけでも、『やっちゃった!』という気分になり、力ずくで掃除したくなってしまいそうですが、まずは落ち着きましょう。カーペット下部にまでマニキュア成分を吸着させることになりますので、除光液をつけた雑巾にポンポンと染み込ませるように優しく拭き取ってください。
ごしごし厳禁!染み込んだ部分は『叩くように拭く』
上部のマニキュアを除光液で吸い取った後は、染み込んでしまった部分の対応をしましょう。マニキュア成分を取り除かないと、色素沈着してしまい汚れが目立つどころか取れなくなってしまいます。『ごしごし』ではなく、叩くように拭きましょう。そうすることで、まだカーペットに浸透していないマニキュアがタオルに吸収されていきます。
マニキュアをキレイに取り除きやすいおすすめグッズ
糸くずが出ないような雑巾を使って拭く
手早く拭きたいがために、どこの家庭にもあるキッチンペーパーやティッシュで拭いてしまいがちですが、これらは繊維が残りやすいのでマニキュア汚れの場合は厳禁です。糸くずが出ない清潔な雑巾を使いましょう。
除光液が無い場合、ベンジンを使う
除光液を切らしている場合は、ベンジンでも代替できます。ベンジンを歯ブラシにつけ、マニキュアを叩き、最後にぬるま湯につけた清潔な雑巾で拭き取ればOKです。または、白い布にベンジンを染み込ませてマニキュアに押しつけ、マニキュアを布に移すイメージで拭き取ります。
マニキュア汚れを落とすにはやっぱり除光液しかない?
こぼしたらすぐに除光液・次に中性洗剤で拭き取ろう
もちろんまずは除光液を浸し、浸透していないマニキュアを吸い取っていきます。薄くなってきたら、次は中性洗剤を薄めて汚れを叩き出しましょう。
そもそも中性洗剤って何?
洗剤には性質があり、大きく「酸性」「中性」「アルカリ性」の3つに分類できます。パッケージにも分類が記載されており中性洗剤であるか見分けることができるため、キッチンやお風呂にある洗剤のパッケージの裏を見てみましょう。食器洗い洗剤は、ほとんどが中性洗剤です。
マニキュアが固まってしまったら酸素系漂白剤で30分置こう
最近は、速乾タイプのマニキュアも多いので、数十秒で固まってしまう場合もあるかもしれません。もし、そうなってしまったとしても諦めないでください。酸素系漂白剤を含ませたタオルを汚れた部分にかぶせて、30分放置してみましょう。
最後の仕上げはぬるま湯で水拭き
除光液や中性洗剤を塗布してマニキュアを落とした後、最後に水拭きすると除光液のきつい臭いが消えます。ぬるま湯のほうが効果が高いので、最後にさっと拭き取りましょう。
汚れを落とせない場合は買い替える?!これを機会にクリーニングに出してみよう
材質によってはコインランドリーに出せるものも!
ニトリやイオンのカーペットは、お家で丸洗いできるシリーズもあります。もしそれに該当するカーペットなら、一連の手順で対処しても汚れが落ちない場合は洗濯機で洗ってみましょう。
araou編集部
筆者も、子供のいたずらでマニキュアがこぼれてカーペットを汚したことがありますが、子供の手を拭き取るのに必死でカーペットは数分間放置してしまいました。汚れがあまり落ちなかったためドラム式洗濯機で丸洗いをしてみると、完全とまではいきませんが汚れが薄くなり、その前から付着していた生活汚れも落ち、キレイになりました。
洗濯機の容量が小さい家庭の場合は、コインランドリーで洗ってみましょう。『お湯で洗えるコインランドリー』もありますので、水よりもお湯のほうが洗浄力が高くなり、効果があります。
プロのクリーニングでふかふかで新品のような手触りに
自分で落としきれなかった場合は近所のクリーニング屋さんか、専門のハウスクリーニングに出しましょう。
白洋舎
有名な白洋舎での1畳あたりの価格は以下の通りです。送料が5,500円かかりますのでお近くにない方にはおすすめできませんが、白洋舎が持ち込める方にはトライしやすい価格帯になっています。
- ウィルトン系 1,300円~
- シャギー系 3,000円~
- 手織りの高級系 4,200円~
おそうじ本舗
ハウスクリーニングで有名なおそうじ本舗は以下の通りです。汚れを落とす専門業者なのでカーペットの材質やそれぞれの汚れの質に合う洗剤を使用してくれるので、プロに任せるのもおすすめです。
- 1畳あたり 1,200円~
カーペットにマニキュアをこぼしてしまった時のまとめ
マニキュアの汚れは、水垢やカビなど日常の汚れと違いごしごしと拭いても落ちない物質のため、浸透する前にいかに拭き取れるかが勝負です。こぼしてしまったものは仕方がありませんので「買い替えようか…」なんてことが頭によぎると思いますが”汚したらすぐに、こすらず叩くように拭き取る”ことを心がけましょう。また、除光液を長時間使用しているとシンナー臭がお部屋に充満してしまいますので、汚れを落とすのに必死でも、窓を開けるなど換気は忘れずに行ってくださいね。