ベランダや玄関、ウッドデッキなど、一本あれば床掃除に役立つデッキブラシ。しかし数あるデッキブラシの中から、どれを選べば良いのか迷ってしまいますよね。そこで、デッキブラシの特徴と使い方・選び方から、おすすめデッキブラシをご紹介します。
目次
デッキブラシの素材別の特徴
デッキブラシのブラシ部分は、素材によって特徴が異なります。主な素材とその特徴を見ていきましょう。
化学繊維
化学繊維のデッキブラシは、種類が多く、価格帯もお手軽なので、最も一般的なブラシ素材です。
ナイロンやポリ塩化ビニルを原料とした化学繊維は、毛に弾力性があり、薬品や擦れに強い特徴があります。玄関やベランダの掃除で活躍し、普段遣いしやすいデッキブラシです。
天然素材
天然素材のデッキブラシは、植物のシダやパームからできた環境に優しいデッキブラシです。吸水性があり、熱湯や洗剤にも強い特徴があります。
お風呂場のような水回りや、雨風で水に濡れやすいウッドデッキの掃除にもおすすめ。水に強く丈夫な素材のため、洗剤を使ってゴシゴシと力を入れて掃除できます。
金属製
他のデッキブラシと比べると、金属製ブラシは研磨力が強く、家庭での使用範囲は限られます。
毛の部分がアルミやステンレスでできており、金属のサビやコンクリートの頑固な汚れを落とすのに効果的です。
硬い床材の汚れが気になる方に向いています。しかし、床部分が木材や樹脂、タイルだと研磨の力で傷付くおそれがあるため、使用を控えましょう。
【場所別】デッキブラシの使い方
それでは、掃除する場所別のデッキブラシの使い方をご紹介します。
玄関
濡れた靴や外からの砂ぼこりによって、汚れが溜まりやすい玄関。
ほうきやちりとりでは落としきれない玄関の汚れに、デッキブラシは活躍します。
デッキブラシのしっかりした毛が玄関のタイル目の溝に入り込み、土ぼこりや溜まった砂を掻き出してくれますよ。
こびりついた泥汚れは、少量の水をかけましょう。その後、デッキブラシを使用したり、雑巾で拭き取ったりするとキレイになります。
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お風呂場の床掃除では、水や薬剤に強い天然素材のデッキブラシがおすすめです。
お風呂用洗剤を使い、浴室の床をしっかり洗いましょう。
シダなどの天然素材は毛が柔らかいため、床を傷つける心配はありません。デッキブラシは、立って掃除ができるため、濡れやすい浴室でも負担やストレスなく取り組めます。
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日々雨風にさらされ、砂ぼこりや飛んでくる木の葉によって汚れが堆積しやすいベランダ。洗濯物を外で干すなら、なおさらキレイにしたいですよね。
葉っぱなどの大きい汚れは、ほうきとちりとりで先に取り除き、砂ぼこりなどの細かい汚れをデッキブラシでキレイにしましょう。
マンション住まいで水をかけて掃除ができない場合は、濡れた新聞紙を撒いてから掃くと、汚れを取りやすくなりますよ。
ベランダ掃除の方法と手順|おすすめ掃除グッズ10選もウッドデッキ
ウッドデッキは外にあるため、すぐに汚れが溜まってしまいます。そのまま放置すると、木材が劣化したり、水はけが悪いとカビが発生したりする原因にも。
ウッドデッキをキレイに保つためにも、定期的に掃除することが大切です。広いウッドデッキでも、立って掃き掃除ができるデッキブラシなら、疲れづらくておすすめです。木目に沿って掃くと、汚れがさらに掻き出され、もっとキレイになりますよ。
お手入れ方法
デッキブラシのお手入れは、使い終わった後にしっかり乾かしましょう。
特に天然素材でできたデッキブラシは、濡れたあとそのままにしていると、毛がはねてしまいます。
また、カビや雑菌の温床になってしまい、ブラシ部分も傷みやすくなるため、濡れたらしっかり外で乾かしてから収納しましょう。
失敗しないデッキブラシの選び方
数あるデッキブラシの中から、一番使いやすく、自分に合ったものを選びたいですよね。ここでは、デッキブラシ選びで失敗しないためのポイントを解説します。
ブラシの幅
ブラシのヘッド部分の幅は、一般的に15cm〜20cmほどですが、30cm〜60cmのワイドタイプもあります。15cm〜20cm幅のものは小回りが利き、細かい部分の汚れを落とすのにおすすめです。
30cm以上のワイドタイプのものだと、ベランダやウッドデッキなど広い場所の掃き掃除に向いています。
ブラシの幅によって、掃除しやすい場所も変わるので、場所に合ったブラシ幅のものを選びましょう。
柄の伸縮性
デッキブラシの中には、柄の部分の長さを調節できるものがあります。使う人の身長に合わせて長さを調整でき、収納しやすいのでおすすめです。
また、高いところを掃除するときは伸ばして、お風呂場などコンパクトな場所を掃除するときには縮めるなど、掃除する場所によっても使い分けられます。
使う人や場所によって長さを変えたい人は、デッキブラシの柄が伸縮するものを選びましょう。
ヘッドの回転
デッキブラシのヘッド部分が回転するものは、掃除しにくい隅や溝、コーナー部分の細かい場所を掃除する際に便利です。
力を入れて掃除するよりも、細かく丁寧に掃除したい人におすすめ。
ヘッドが回転するものは、ブラシと柄の接続部が外れるものが多く、汚れたらブラシの部分だけ交換できるので、経済的な利点もあります。
メーカー
デッキブラシを選ぶポイントとして、メーカーを重視するのも方法のひとつです。
オフィスや学校の清掃用品を取り扱う『山崎産業』、水周りの製品・販売を行う『タカギ』、家庭用品から農業・園芸用品まで幅広い商品を取り揃えている『八ツ矢工業』など、デッキブラシを作るメーカーは数多くあります。
信頼できるメーカーから購入することで、デッキブラシも安心して利用できます。
デッキブラシおすすめ人気11選!
ここでは、おすすめのデッキブラシを掃除する場所別に紹介していきます。
玄関で使えるデッキブラシおすすめ人気4選
家と外をつなぐ玄関は、靴底からの砂や泥汚れがすぐに溜まってしまいます。
毎日通る場所なので、ピカピカにしたいですよね。
そこで、玄関におすすめのデッキブラシを4つご紹介します。
【高砂】極上シダデッキ
水・洗剤に強い『高砂』のシダデッキブラシ。
柄やブラシのヘッド部分まで天然の木でできているため、デッキブラシ全体が環境に優しい素材なのが特徴です。
その自然な佇まいから、見えるように収納してもキレイに溶け込みます。そのため、こまめに掃除したい玄関にもってこいです。
柄の長さは130cmとちょうど良い長さで、木製の取っ手は掃除するたびに手に馴染みます。
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【山崎産業】デッキブラシ180
『山崎産業』の組み立て式のデッキブラシは、ネジ部分にはめ込むだけなので、組み立てが簡単です。ブラシの毛は硬めのため、玄関のような硬い床の掃除に向いています。
掃除用品メーカーのデッキブラシのため、ブラシもへこたれず、汚れが気になる場所でもゴシゴシ掃除できるのがポイント。
こちらは一度組み立てると分解ができないタイプのため、注意して組み立てましょう。
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【アズマ】縦横デッキブラシ
ヘッドが縦横変えられる『アズマ』のデッキブラシ。柄とブラシ部分が洗濯バサミのように取り付けられており、掃除する場所によって簡単にヘッドの向きを変えられます。
『アズマ』は老舗の掃除用品メーカーのため、品質も保証されており安心です。
ブラシ部分が取り外せるので、清掃後にブラシだけ洗浄することも可能。それぞれ別に収納できるため、収納スペースが限られる玄関でも置き場所に困りません。
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【Cleanhome】デッキブラシ
『Cleanhome』のデッキブラシは、柄の部分が55度傾いており、背中や腰により負担がかかりづらい構造になっています。また、付属の延長ポールに付け替えることで、デッキブラシの高さは110cmと138cmの2種類に調整可能です。
使う人や場所によって長さを自由に変えられます。
ブラシは太さの違う毛が植毛されており、大きいゴミを集めるほうきの役割も果たしてくれますよ。
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お風呂で使えるデッキブラシおすすめ人気3選
お風呂の濡れた場所では、しゃがんで掃除する必要がないデッキブラシがおすすめです。
柄が長いので、床や浴槽だけでなく、壁や天井など手が届きにくい所も掃除できます。
ここではお風呂で使えるデッキブラシを4つ見ていきましょう。
【山崎産業】タイルブラシ デイリークリーン
掃除道具は軽ければ軽いほど、身体に負担がかからず良いですよね。
『山崎産業』の”タイルブラシ”は、237gと非常に軽量。柄の部分が空洞の筒状になっており、子どもやお年寄りでも持ちやすい構造となっています。
また、軽いだけでなく、ブラシ部分が外側に向かって波状に広がっており、毛先が汚れに接しやすいです。毛は硬すぎず、柔らかすぎない硬さで、浴室の床も傷つけません。
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【YYHHQ-home】デッキブラシ
『YYHHQ-home』のデッキブラシは、ブラシ部分が末広がりになっており、浴室の壁にヘッド部分が当たらず、スムーズに掃除できるのが特徴です。
柄の先は穴が開いているため、使用した後は洗って壁にかけておくことができます。湿気が多い浴室では、ブラシ部分が乾きづらいため、地面に着かないようにしておけるのは嬉しいですよね。
また、持ち手は長さが変えられ、ブラシ部分には傾きもあります。楽な姿勢で掃除ができますよ。
【BLUFAWA】デッキブラシ
『BLUFAWA』のデッキブラシは、ゴム製の水切りワイパーがブラシ部分についており、濡れた壁の水切りも一緒にできます。
デッキブラシに、水切りの機能もついたお得なデッキブラシですね。また、ステンレスのポールと形状を保持しやすいポリプロピレンのブラシは、浴室の掃除にぴったりです。
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ベランダで使えるデッキブラシおすすめ人気4選
室内と違って、ついつい後回しにしてしまうベランダの掃除。
デッキブラシだと、サッと掃くだけでも外からの砂ぼこりを除去できるのでスッキリします。
ここではベランダにおすすめのデッキブラシを4つ紹介します。
【EBM】デッキブラシ
『EMB』のデッキブラシは柄の部分が竹製なので、安っぽくなく、竹のナチュラルな素材がベランダによく合います。
竹は抗菌作用によりカビにくく、光に強いので耐久性もあります。手に馴染みやすく、力加減しやすいのも嬉しいポイント。
長く使えて環境にも優しい竹のデッキブラシだと、ベランダ掃除もはかどりますね。
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【タカギ】伸縮型パチットデッキブラシ
掃除する範囲が広いベランダでは、その都度バケツに水を汲んで掃除すると手間がかかります。しかし、『タカギ』の“伸縮型パチットデッキブラシ”は、ホースに繋いでブラシから水を出しながら効率的に掃除ができます。
また、ブラシ部分は外に広がっているため、ベランダの隅々まで届いて汚れを落とせますよ。外の壁なども水をかけながら洗い流せるので、ベランダだけでなく、壁もキレイにできておすすめです。
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【SCHALTEN】デッキブラシ
『SCHALTEN(シャルテン)』、はクリーム色を基調としたシンプルでおしゃれな掃除用品を取り扱う日本のブランドです。
デッキブラシは、吊り下げられる赤の紐がポイントのデザインになっています。
もちろん機能性も保証されており、しっかりとしたブラシはベランダのこびりついた汚れをキレイに落とせますよ。デッキブラシの見た目にもこだわりたい方におすすめです。
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【八ツ矢工業】地球シダデッキブラシ
『八ツ矢工業』のシダのデッキブラシは、ブラシ部分もシダでできているため、傷や塗装の剥がれが心配なベランダに向いています。
お値段は他のシダデッキブラシと比べてお手頃なので「自然に配慮したデッキブラシを使いたいけれど、高価なものは手が出しづらい」という方におすすめです。
また、シダは水をほど良く吸収するため、水を使ったベランダ掃除にぴったり。
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掃除する場所に合ったデッキブラシを選ぼう!
掃除する場所や目的によって、デッキブラシの選び方は変わってきます。
この記事で紹介したポイントをもとに、あなたにとって1番使いやすいデッキブラシを選んでみてください。
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