お風呂あがり、身体を拭くのに欠かせないバスタオルですが、洗濯をしても乾きにくいという悩みがあります。今回ご紹介するのは、バスタオルを早く乾かす方法です。干し方のポイントや、バスタオルハンガーなどのおすすめアイテム7選も合わせてチェックしてみてください。
目次
バスタオルを干し方ポイント3つ
他の衣類やタオルに比べて、大判で厚手のバスタオルは梅雨の時期など乾きにくいですよね。実はバスタオルを干すときには、乾きやすくするための3つのポイントがあるのでご紹介します。
空気を含ませる
洗濯後、干す前にバスタオルに空気を含ませましょう。バサバサッとバスタオルを振ると、生地に空気を含ませることができ、倒れていた繊維が立ちあがります。このひと手間だけで、乾いた後もふわふわの肌触りとなります。
タオルをふわふわに復活させよう!洗い方・干し方・収納方法をご紹介重ならないように吊るす
バスタオルは大きいので、干すときにも広いスペースが必要です。干すスペースに限りがあると、他のバスタオルと重なったり、半分に折ってしまうと乾くのに時間がかかってしまいます。まずはなるべく重ならないように干すことに注意し、何枚か連ねて干すときには長さを非対称にし、ずらすようにして干してください。
日光に当てて干す
バスタオルを干すときには、日光にあてて干すようにしましょう。日光にあてることで温度が上がり、乾きやすくなりますし、紫外線を受けることで殺菌効果もあり、バスタオルの嫌な臭いを防ぐことができます。室内で干すときにも、窓際近くに干すと日光があたるので乾きやすくなります。
ただし、日差しが強い季節などは長時間干してしまうと、乾燥しすぎて手触りが固くなってしまうことが考えられるので注意してください。
洗濯物を天日干しするメリット・デメリットは?最適な時間帯や臭いが残った際の対処法2つバスタオルを部屋干しするときは?
最近では、室外に干すより部屋で洗濯物を干すという家庭が増えてきました。しかし、やはり室外に比べると乾くまでに時間がかかってしまいます。では、なぜ部屋干しが乾きにくいのか、その原因と対策をみていきましょう。
なぜ部屋干しは乾きにくいの?
部屋の中は、室外と比べて風が循環しにくい環境となっています。部屋の中に干している洗濯物は、乾く時に湿気を出します。その湿気が室内に充満して湿度が上がりきってしまうと、それ以上は乾かなくなってしまうのです。部屋の中でもしっかり乾かすためには以下のポイントをチェックしましょう。
部屋干しするときの対処法5つ
扇風機を使用する
部屋の中は風が循環しにくい環境なので、人工的に風の流れを作りましょう。扇風機やエアコンの風を利用し、部屋の中に空気の循環ができると乾きも早くなります。ちなみに扇風機を利用するときには、風速を「中」で設定しておきましょう。風速が「強」でもそこまで乾く速さに変わりはないですし、首ふりをせず、正面からあてるようにしてください。
横方向に長く干す
洗濯物は乾くときに、上から少しずつ乾いていきます。そのため、縦に干すと下まで乾くのに時間がかかってしまいますが、横方向に干すことで下までの距離が短くなるので、早く乾かすことができます。
たくさん空気に触れさせる
バスタオルは、たくさん空気に触れる面を作る方法で干すことが早く乾かすポイントです。バスタオル同士が重なり合う部分を減らして、空気に触れる面を増やすことを心がけましょう。
カーテンの近くでは干さない
室内で干す時には、カーテンレールにハンガーをひっかけている家庭も多くあるでしょう。しかし、カーテンのそばに干すのは避けた方がいいでしょう。カーテンの近くは通気性が悪いので、干したとしてもなかなか乾きません。できるだけ、部屋の中央など風通しがいい場所にしましょう。
浴室乾燥機を活用する
早く乾かしたいときには、浴室乾燥機を活用することをおすすめします。浴室乾燥機を利用すると、室外で干すのと同じぐらいの効果を得ることができます。
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ピンチハンガーを使用する
洗濯バサミがたくさんついているピンチハンガーを使って干す方法です。
おしゃれピンチハンガー人気おすすめ13選!素材の種類や選び方・絡まない収納方法もU字、M字にする
干すバスタオルが、U字型もしくはM字型になるように吊るして干します。そうすることで、多くの面が風にあたるので早く乾くようになります。もしスペースがあるなら、長さの違う洗濯物を隣り合わせにして干すことで、空気の通りが良くなり、早く乾かすことができます。
- U字干しの方法
- M字干しの方法
バスタオルの4隅をピンチハンガーで止め、Uの字を作るようにして止めます。
タオルを横長にし、M字になるように折る干し方です。
一直線に干す
ピンチハンガーに一直線に干します。洗濯物は上から除々に乾いていくので、途中で上下を入れ替えると早く乾かすことができます。ただし、面倒だったり上下を入れ替える時間がない場合には、長さが違う洗濯物と一緒に干したりすることで、空気の通りは良くなり早く乾きます。
物干し竿を使用する
物干し竿にバスタオルを干す際には、全て同じ長さになるように干すよりも、両端が少しずつずれるようにして干すことをおすすめします。そうすると、空気が入るので早く乾きます。急いで乾かしたいときには、物干し竿に干しているバスタオルを途中で裏表を返し、竿にあたる部分をずらすようにしましょう。
室内物干しおすすめ10選!おしゃれでコンパクトな人気アイテムはどれ? おしゃれ物干し竿おすすめ人気8選!室内か屋内かで違う選び方のポイントは?衣類用ハンガーにかける
バスタオル用のハンガーもありますが、衣類用ハンガーでもバスタオルを乾かすことができます。それは、バスタオルをマントのようにハンガーにかけ、端を洗濯バサミで留める方法です。ハンガーをバスタオルに乗せ、上から洗濯バサミで留めてもいいですよね。これなら、広い面積を空気に触れることができますし、今あるハンガーで応用できるので新たに購入する必要もありません。
ただし、バスタオルを2つ折りにしてハンガーにかけるのは乾く時間が遅くなってしまいますし、生乾き臭も出てくる恐れがあるため控えた方が良いでしょう。
衣類収納用ハンガーおすすめ20選と洗濯ハンガー15選!サイズ・用途にあわせた選び方も解説バスタオルを干すためのおすすめアイテム6選
【レック】伸縮バスタオルハンガー
アームが伸びる伸縮性のバスタオルハンガーです。アームを縮めた状態であれば、Tシャツなどの衣類用ハンガーよして使用できますし、グリップ式となっているので、竿やロープにもしっかりと固定することができます。
- サイズ:幅40cm(通常) /幅60cm(アーム部伸ばした時の最大)
- 材質:ポリプロピレン
【大木製作所】折りたたみバスタオルハンガー
コンパクトに収納することができる、便利なハンガーです。ハンガーに関節機能を加え、使用しないときには、幅18cmになるので収納場所も取りません。また、オールステンレス製で耐久性に優れており、錆びや紫外線にも強いので長期間使用しても劣化しにくく、清潔び使用することができます。
- サイズ:サイズ:15×47cm(アームを伸ばした時は最大70cm)
- 材質:オールステンレス製
【下村企販】フックが折りたためるバスタオルハンガー
インテリアとしても美しい、軽量コンパクトなタオルハンガーです。サイドフレームをつけていないので、バスタオルだけでなく足ふきマットなども干すことができます。重量も約2.5kgで片手でラクラク持ち運ぶこともできます。
- サイズ:[Sサイズ] 幅45×奥行21.5×高さ84cm/[Mサイズ] サイズ:幅55×奥行21.5×高さ84cm/[Lサイズ]幅65×奥行21.5×高さ84cm
- 材質:スチール
【ベルメゾン】洗濯機サイドに付ける折りたたみバスタオルハンガー
洗濯機再度のデッドスペースにバスタオルを干す場所を確保できるハンガーです。防水パン内に脚を差し込んで、4ヶ所の吸盤で固定するだけで設置することができるので、女性も簡単にできます。また、使わないときにはタオルバーを折りたたんで収納できるので、とても便利です。
- サイズ:[使用時] 幅約66、奥行約20、高さ約75cm/[折りたたみ時] 幅約66、奥行約6、高さ約75cm
- 材質:ステンレス製
【ベルメゾン】横からかけやすいバスタオルハンガー
サイドを開けたデザインのバスタオルハンガーで、タテヨコどちらからでも干すことができます。タオルとタオルの間に空間ができるようになっているので、風も通りやすく、乾きやすいようになっています。シンプルな省エネ設計のため、使用しないときも部屋においていても圧迫感もなく邪魔になりません。
- サイズ:幅約75、奥行約18、高さ約64cm
- 材質:スチール製
- カラー:ホワイト、ブラウン
【ベルメゾン】ひっぱるだけの簡単取込アルミピンチハンガー
収納時、洗濯物を引っ張るだけでピンチが開き、衣類を傷つけることなく手軽に簡単に取り込むことができるピンチハンガーです。忙しいときや急に雨が降り出したなど、すぐに洗濯物を取り込みたいときに便利ですよね。ピンチは位置を調節することができるので、ピンチ同士も絡まりにくくなっています。
- サイズ:[20ピンチ] 幅約75、奥行約17、高さ約35.5cm[40ピンチ] 幅約77、奥行約39、高さ約31.5cm
- 材質:アルミ、ポリプロピレン、ポリエチレン
バスタオルの干し方を工夫して早く乾かそう
バスタオルは毎日洗う人と数日に1回洗う人に分かれますよね。1度洗うと、なかなか乾きにくいという理由もあるでしょう。乾きにくいバスタオルですが、風の通り道を作ることで乾く時間を短くすることができます。
最近では、衣類を干すのにも使用することができる便利なバスタオルハンガーも販売されているので、うまく活用することで、洗濯のストレスを経足すことができます。バスタオルは干し方を工夫することで早く乾かすことができるので、乾きにくい天候のときなどぜひ実践してみてくださいね。
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