ウールの上手な洗い方をマスターしよう!ポイントをおさえれば縮みや型崩れも怖くない!

もう縮まない!ウールの上手な洗い方

手入れが面倒なイメージの強いウール…。そのため「ウール素材のものは避けている」という方も少なくないはずです。しかし、ウールの手入れは思っているよりもさほど難しくはありません。種類によっては簡単にできる方法がありますので、それぞれの特徴に沿ってご紹介します。

ウール素材のことを知ろう!

秋から冬にかけて、洋服や帽子に限らず布団のシーツや毛布など、何かと重宝するのがウール素材です。しかし、重宝するにも関わらず、普通に洗濯してしまうと縮むという問題が起きてしまう素材でもあります。そうした問題の対策をとるためにも、まずはウール素材の特徴をご紹介します。

なぜウールは洗うと縮むの?

ウールが縮む原因には「こすれ」「水」「39度前後以上または以下の熱」の3種類があります。ウールはデリケートな素材のため、こすれたり、水を含んだり、一定以上の温度に晒されると毛が逆立ちます。

すると、毛が逆立ったおかげで隙間ができ、その隙間を埋めようとフェルト状に縮んでしまうのです。普通の洗濯方法で縮んでしまうのは、こうした「39度以上または以下の水に晒され、こすれる状況」におかれてしまうからなのです。

ウールにも種類がある!

ウールと一口に言っても、様々な種類の毛のものがあります。種類によって特徴も全く違っているため、大きく2つに分けてご紹介します。

化学繊維のウール

ポリエステルやアクリルなどの化学繊維でできたウールは、天然素材のものと違い色落ちや型くずれを起こしにくく、安価でストレッチ性の高い素材です。

そのため、ポリエステルやアクリルが50%以上含まれているものであれば、洗濯機で洗ってもさほど問題はないでしょう。しかし、表地と裏地で素材が分けられているものは注意が必要です。

天然毛100%のウール

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カシミヤや羊毛などの天然素材でできたウールは、タンパク質で構成されているために毛が逆立ちやすく縮みやすい、デリケートな素材です。

そのため、カシミヤや羊毛が50%以上を占めているものは、洗濯機などで普通に洗濯してしまうと問題が起こりやすくなっています。

ウールは洗い方・干し方で変わる!

ウールは必ずしも自宅で洗濯ができないというわけではありません。洗濯の方法や干し方、洗濯後のケアの仕方を工夫すれば、家でも簡単に問題なく洗うことができます。

天然毛もしくは裏地と表地が別素材のウールの場合

もう縮まない!ウールの上手な洗い方

カシミヤや羊毛などの素材が50%以上含まれているウールであったり、裏地と表地で素材が異なるウール素材のものである場合は、必ず手洗いをしましょう。

39度以下のぬるま湯におしゃれ着用の洗剤を溶かし、優しくもみ洗いしたあとに軽く脱水をかければ、縮むことなく洗うことができます。

注意
「生地をこすらないこと」「水温に気をつける」「脱水をかけすぎないこと」に気をつけましょう。

天然毛が50%以下の混合素材のウールの場合

もう縮まない!ウールの上手な洗い方

天然毛が50%以下の化学繊維との混合素材の場合、洗濯機で洗うことが可能です。しかし、いくら洗濯機で洗えるからといっても、普通の洗い方では縮みや色落ちが起こりやすいことに変わりはありません。このとき必ず、洗濯ネットに入れておしゃれ着用洗剤を使うようにしましょう。

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基本的なウールの干し方

天然毛のウールは日光に当てると色落ちしやすいため、日陰で干すことが鉄則です。それに加えて、形によっても干し方を間違えれば縮んだり伸びたりしやすく、注意が必要です。

セーターの場合

ウール素材のセーターは平干しといって、平らなところにシワを伸ばした状態で置く方法で干しましょう。平干し用のネットは市販されていますが、ない場合は網目状のいたなどの上に置くのも良いでしょう。

それもない場合は、平干しより伸びやすい方法ではありますが、2本のハンガーにそれぞれ裾側と襟側をかけて干す方法もあります。

パンツの場合

ウール素材のパンツは、干す前にしっかりとシワを伸ばし、ピンチハンガーなどを使って裾が上・腰が下にくるよう逆さに吊るして干しましょう。そうすることで縮みにくくなり、シワも残りにくくなります。

その他の場合

帽子などの生地が伸びると困るものの場合は平干しし、それ以外のシーツや毛布などの場合はハンガーやつっぱり棒などに吊るして干しましょう。

干した後はアイロンをかけよう!

もう縮まない!ウールの上手な洗い方

前途したような干し方に気を使っていても、シワができたり生地が伸びてしまうことはあります。そうしたときは、一番低温の設定にし、当て布をした状態でアイロンがけをしましょう。このとき、できるだけ素早く終わらせることが重要です。また生地が縮んでいる場合、この方法でケアすることは避け、それでも気になる場合はクリーニングに出しましょう。

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ウール素材の特性を知れば家庭での洗濯も怖くない!

ウール素材の手入れは思っているより難しくなく、こすれ・水・温度に気を使い、道具を揃えてしまえば簡単にできます。手入れの面倒さでウール素材を避けていたという方は、これを機にウール素材に手を出して、おしゃれの幅を広げてみてはいかがでしょうか?