カーテンを洗うのは意外と簡単!家庭での洗濯方法とは

カーテン

araou編集部

部屋の印象を作るカーテンは、暑い日差しを遮ったり、プライバシーを守ってくれたりと、なくてはならないものですよね。しかし、お手入れの方法がよくわからず、後回しになっている方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、カーテンの洗い方や日常のお手入れ方法をご紹介します。

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カーテンを洗う必要はあるの?汚れてしまう原因とは

カーテン カーテンレール

カーテンは、目立つ汚れは付きにくいです。しかし、外気に触れることもあり、よく見ると汚れています。

カビが生えることもありますし、黒ずみなどの汚れは目立っていなくても、部屋がなんとなく暗い印象になってしまいます。そのためぜひ一度、カーテンを洗ってすっきりさせましょう。

ここでは、カーテンが汚れてしまう原因と、カーテンを洗うべき頻度や適した時期などをご紹介します。

意外と汚れているカーテン!

カーテンは、窓際に付いているので外気に触れますし、部屋の汚れや臭いもついてしまっていて、思っているよりも汚れてしまう原因がたくさんあります。

目立たなくても意外と汚れてしまうその原因を、まずは理解しましょう。

カーテンが汚れてしまう原因

部屋のほこりやヤニ、油汚れ

生活するうえでどうしても避けられないほこりは、部屋に漂い、静電気によってカーテンに吸い寄せられ付着します。

また、部屋でたばこを吸うとヤニ汚れがついてしまいますし、料理をしたときの油煙もカーテンの黄ばみや嫌な臭いの原因になってしまうのです。

外からの砂埃や花粉、排気ガス

窓際にあるカーテンは、当然外気にさらされやすいので、屋外からの砂埃や花粉が付着してしまいます。

また、大きな道路沿いに面している場合は、排気ガスも汚れの原因です。

窓やサッシの汚れや結露によるカビ

窓やサッシに触れていると、カーテンは汚れてしまいます。

また、窓の結露の水滴をカーテンが吸ってしまうと、カビの原因になってしまうので注意が必要です。

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カーテンを洗うべき頻度や時期はいつ?

洗濯機

カーテンは、どれくらいの頻度で洗えば良いのでしょうか。洗うべき頻度や洗うのにおすすめな時期をまとめました。

カーテンを洗う頻度はどれくらいがいいの?

ドレープカーテンは年に一度は洗おう

メインであるドレープカーテンは、年に一度は洗濯するのがおすすめです。洗濯の回数が多すぎてもカーテンを傷めるおそれがあります。

交通量が多い道路に面した窓に掛けていて汚れやすい場合などでも、年に2回ほどにとどめておきましょう。

レースカーテンは年に2、3回洗おう

窓側に掛けてあるレースカーテンは、外気からの汚れや結露によるカビが付きやすいので、年に2、3回ほど洗いましょう。

レースカーテンが黄ばむと目立ちますし、薄手で洗濯もしやすいので、ドレープカーテンより多めに洗うことをおすすめします。

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カーテンを洗うのにおすすめの時期はいつ?

カーテンを洗うべき頻度と同様、洗うのにおすすめな時期もあります。カーテンを洗濯後は基本的に部屋干しなので、雨の日でも洗濯できなくはないです。

しかし、湿度が低く、晴れる日が多い季節の方が乾きやすくおすすめです。季節ごとで特に洗濯しやすい時期を解説します。

春は花粉の時期が過ぎてから

春は、気候も良く湿気も少ないので洗濯しやすいです。しかし、花粉の季節でもあるので、ピークが過ぎる6月前半ごろが良いでしょう。

梅雨や秋雨の終わるころ

梅雨が終わる7月後半以降は、本格的に夏に入り乾きやすくなるので、カーテンの洗濯におすすめの時期です。

ただ、8月後半~10月前半までは秋雨が降りやすいので、洗濯は避けましょう。秋晴れが続く11月ごろをおすすめします。

晴れの日が多い冬もおすすめ

意外と晴れる日が多いのが冬です。湿気が少ない時期でもあり、部屋に暖房がかかっていることも多いので、カーテンを洗濯するのにおすすめです。

大掃除のときにカーテンも洗うように決めてしまうのも良いですね。

カーテンを洗う前に確認しておく3つのポイント

人差し指を指す女性

自宅でカーテンを洗うときに、確認しておくべきことが3つあります。

場合によってはカーテンが傷んでしまったり、縮んでしまったりしてしまうので、しっかりと確認してから洗濯するようにしましょう。

カーテンの洗濯表示をチェック

まずは、カーテンの洗濯表示(品質表示タグ)をチェックします。カーテンに適した洗濯方法が記載されていて、水洗いが不可の物もあるので必ず確認してください。

洗濯機や洗濯桶のマークが記載されていれば、自宅でも洗えますよ。詳しい見方については、こちらのサイトが分かりやすいです。

カーテンの素材をチェック

カーテンの素材は、ポリエステルが使われていることが多いです。縮みにくく、乾燥も早いので洗濯しやすいでしょう。

綿や麻、レーヨンは縮みやすい素材です。もし水洗い可能である場合でも、自宅では洗濯せずに、クリーニングに出すことをおすすめします。

カーテンの素材は、品質表示タグに記載されていますので、チェックしてみてください。

カーテンの状態をチェック

カーテンに、カビやシミ汚れがないかチェックしましょう。もし、カビなどが付着していた場合は、先に落としてからカーテン全体を洗濯した方がきれいになります。

ただし、カーテンの色落ちを防ぐため、目立たない部分で試してから行ってくださいね。

カビの落とし方とは

軽いカビであれば、タオルに熱湯を含ませて、軽く叩くように拭き取りましょう。それで取れないようなカビは、エタノールを使って拭いてみると、うまく除去できるかもしれません。

しみ汚れの落とし方とは

ほこりや窓の汚れなどが原因のしみは、酸素系の漂白剤や重曹を使いましょう。

40~50℃くらいのお湯に洗剤を溶かして、カビの部分を浸け込みます。もみ洗いか歯ブラシでこするなどしてみましょう。

塩素系の漂白剤は、色落ちのおそれがありますので使用を避けましょう。また、酸素系漂白剤であっても素材によっては使えないものもあります。

必ず洗濯表示を確認し、目立たない部分で試してみてから使うようにしてください。

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大きさや素材によってはクリーニング店へ

大きなカーテンや特注品などの高価なカーテンは、家庭用洗濯機に入らなかったり、洗うのに難しい素材だったりするでしょう。無理に洗おうとせず、クリーニングに出すことをおすすめします。

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カーテンを自宅で洗ってみよう!

洗濯機 水

カーテンの状態を確認し、カビやシミを落したらいよいよ洗濯してみましょう。洗濯機で洗えるものもあり、意外と簡単にできますよ。

洗濯機での洗い方の手順

手順1
洗濯表示で洗剤を確認する
カーテンの洗濯表示で使える洗剤を確認しましょう。衣料用洗剤が使えますが、カーテンには生地が傷みにくいおしゃれ着用の中性洗剤がおすすめです。
手順2
カーテンフックを外す
カーテンフックを全て外しましょう。少し面倒ですが、付けたまま洗うと生地が傷んでしまうおそれがあるので外してくださいね。
手順3
カーテンを折りたたみ、洗濯ネットに入れる
カーテンのドレープに合わせ、汚れが表になるように丁寧に折りたたみます。さらに、じゃばら状にたたんで、洗濯ネットに入れましょう。そうすることで、まんべんなく洗濯液がカーテンに行き渡ります。
手順4
「手洗いコース」などで洗う
「手洗い」や「ドライ」などの優しく洗えるコースで洗いましょう。一度にたくさん洗うと汚れが落ちにくいので、1、2枚ずつを多めの水量で洗うようにしてください。すすぎで柔軟剤を使用すれば、洗濯じわや静電気の防止が期待できますし、部屋にほんのり香るのでおすすめです。
手順5
短時間脱水する
脱水は、長すぎると生地を傷めたりしわになったりするので、ごく短時間で十分です。ドレープカーテンは1分、レースカーテンはデリケートなので30秒ほどで済ませましょう。

手洗いでの手順

手順1
バスタブなどに水を張り洗剤を溶かす
バスタブや大きいたらいなどに水を張り、中性洗剤をよく溶かしましょう。
手順2
カーテンフックを外す
カーテンフックを付けたままだと、細部の汚れが落ちにくいので外しましょう。
手順3
カーテンを押し洗いする
優しく押し洗いをします。もみ洗いは生地が傷むおそれがあるので、汚れが特に気になる部分のみにしましょう。
手順4
泡が出なくなるまで水を替えてすすぐ
2、3回ほど水を替えながら、泡が出なくなるまですすぎましょう。
手順5
短時間で脱水する
洗濯機で軽く脱水をします。洗濯ネットに入れられたら入れましょう。ドレープカーテンは1分、レースカーテンはデリケートなので30秒ほどで済ませてください。

洗濯後のカーテンを干すときのポイント

干すスペースが無くて、カーテンの洗濯を悩んでいる方もいるかもしれませんね。カーテンを洗濯後は、カーテンレールにかけて乾かせば良いです。

カーテンフックを付けてレールにかけたら、軽く下に引っ張ります。そして手で軽く叩いて、しわを伸ばせばきれいに仕上がりますよ

もし水が滴ってしまう場合は、床にタオルや新聞紙を敷くと良いでしょう。

窓を開けたり除湿器を使ったりすれば、より早く乾きます。ただし、洗濯機の乾燥機能は生地が傷んでしまうので使用できません。

外に干す場合は、なるべく広げて陰干しをしてください。軽く乾いたらカーテンレールにかけて乾かすと良いでしょう。

もしも縮んでしまったら

万が一、洗濯後にカーテンが縮んでしまったら、どうすればよいのでしょうか。まずは一度、クリーニングに出してみましょう。

クリーニング店で洗いなおすことで、ある程度は縮んだ分が戻ることが期待できます。もしくは仕立て直して丈を伸ばすことも可能です。

しかしいずれの場合も、残念ながら完全に元に戻すことはできません。

洗濯するときは必ず洗濯表示を確認して、素材が縮みやすい綿や麻、レーヨンのカーテンは自宅では洗わないようにしましょう。

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カーテンを洗っている間にこれをすれば完璧!

窓掃除

カーテンを洗っている間に、きれいになったカーテンをより快適に使うための準備をしましょう。カーテンレールや窓、サッシまで掃除することで、部屋も気分もすっきりしますよ!

カーテンフックを洗い、レールを拭く

カーテンから外したフックを洗い、ほこりや汚れを落としましょう。そして、普段はカーテンが掛けてあって拭きにくいカーテンレールも、ほこりを払って水ぶきしておきます。

窓ガラスや網戸、サッシを拭く

窓ガラスや網戸が汚れていると、せっかく洗ったカーテンがまた汚れてしまいます。そのため、きれいに拭いておきましょう。

サッシも、ほこりや汚れが溜まりやすいところなので、この機会にピカピカにしましょう。

カーテンが汚れにくくなる日常のお手入れ方法

カーテン 掃除機

年に数回とはいえ、カーテンの洗濯は少し手間がかかるので、洗濯後はなるべく長く、きれいに保ちたいですよね。そのためには、汚れやカビを防ぐための日常のお手入れが大切です。

ここでは、カーテンが汚れにくくなるお手入れ方法と便利グッズをご紹介します。

掃除機やブラシでほこりを取る

カーテンは、ほこりや花粉などが吸いつきやすくなっています。このほこりがシミや黒ずみの原因になってしまうので、こまめに掃除機で吸ったりブラシで落したりしましょう。

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生地を傷めにくい柔らかな豚毛が使用されているので、優しくカーテンをブラッシングできるでしょう。また、ブラッシングしながら吸い取るので、空気中にほこりが舞いません。

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静電気防止スプレーや除菌・消臭スプレーを使用する

カーテンのほこりは、静電気によって吸い寄せられますので、こまめに静電気を防止するスプレーを吹きかけると良いでしょう。

また、部屋の臭いも吸いやすいので、除菌・消臭スプレーでスッキリさせましょう。スプレーをするときは目立たない場所で、しみにならないか試してみてくださいね。

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3種類の香りがあるので好みで選べます。インテリアの邪魔をしないおしゃれなボトルなので、出したままにしておけるのも嬉しいポイントです。

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こまめに換気をする

カーテンは部屋の臭いを吸いやすいので、こまめに換気することで嫌な臭いも防げます。また、換気することで部屋の湿度も下げられるので、カビの発生も抑えられるでしょう。

窓の結露対策をする

窓の結露は、カーテンにカビが付着する大きな原因です。カーテンが結露を吸ってしまわないよう、こまめに拭き取りましょう。

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ゴム製のブレードで、窓の結露をスムーズに集め取ります。ボトルを外すだけで、簡単に集めた水分を捨てることができるため、楽です。

逆流防止機能により、逆さまにしてしまっても水がこぼれにくく安心して使えますよ。

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窓に貼るだけで手軽に結露対策ができるので、なかなか掃除をする時間が無い方におすすめです。

厚みのある素材でしっかりと結露を吸い取り、防カビ剤も配合されているので、カビの抑制効果が期待できます。

カーテンを洗うと運気もアップするかも!?

窓や玄関は、運気の入り口と言われています。そしてカーテンは、入ってきた良い運気を部屋の中に留め、悪い運気を吸い部屋中に広がらないようにしてくれているそうです。

カーテンを洗うことで、吸い取られた悪い運気も洗い落とされ、運気がアップするかもしれませんね。

カーテンをきれいに保って快適に過ごそう!

カーテン

カーテンは大きい分目につきやすく、部屋の印象を決める大切なインテリアなので、慎重に選んだ方も多いのではないでしょうか。そんな大切なカーテンは、なるべくきれいに保ちたいですよね。

しかしカーテンは、一度汚れやカビが付着すると、落ちにくくなってしまいます。今回ご紹介した方法で、上手に洗濯してお手入れしましょう。

お気に入りのカーテンを長く清潔に愛用でき、快適な気分で過ごせますよ!

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