羽毛布団を洗濯する3つの方法!洗い方のコツと注意点を徹底解説

羽毛布団 羽毛

ふかふかで暖かい羽毛布団は気持ち良いですよね。しかし、カバーをかけて使っていても布団は何ヶ月も使っていれば汚れるものです。実は羽毛布団は条件によっては洗えるものがあるのです。そこで、本記事では羽毛布団の洗い方について詳しく解説していきます。

羽毛布団は洗ってもいいの?

頻繁に買い換えることがない羽毛布団はしっかりお手入れすれば長持ちするものです。カバーをこまめに洗ったり、羽毛布団を干したりする方は多いと思いますが、洗っている方はあまりいないでしょう。

実は羽毛布団は条件によって水洗いすることが可能です。

洗濯表示

洗う前に水洗いできるか確認する

羽毛布団を洗う前に水洗いが可能かを確認する必要があります。そのために3つの項目をチェックしましょう。

洗濯表示をチェック

はじめにチェックするところは、洗濯表示です。
水洗いができるものであれば、自宅でもコインランドリーでも洗うことができます。
自分で洗うことができるのは、洗濯桶のマークか手洗いの記号がついているものです。

洗濯表示で綺麗にお洗濯!簡単に分かる洗濯表示の意味新しい洗濯表示(洗濯マーク)を確認して正しくお洗濯!3つのポイントをチェック

外側の布の素材をチェック

羽毛布団の外側の布の素材のチェックも必要です。もしもウールやシルクなどの素材だった場合は自分で洗濯できないため注意しましょう。

キルティング加工されているかチェック

中の羽毛が片寄らないように、布団の裏と表が縫い合わさっている加工(キルティング加工)が施されているか確認します。もしもキルティング加工されていない場合は、自宅で洗うのは避けたほうがいいでしょう。

羽毛布団を洗う頻度はどのくらい?

布団は毎日使うものなので頻繁に洗いたいところですが、羽毛布団に使用される羽毛は動物性由来の素材で油脂質分を含んでいます。

羽毛布団に使用するとき、余分な油分は取り除きますが多少の油分は残したまま使うため、この油分がなくなってしまうと布団がへたってしまい、ふわふわ感がなくなるので洗い過ぎは控えないといけません。

布団カバーをこまめに洗い、羽毛布団を干すなどケアをすれば、布団本体のクリーニングは2~3年に1度程度で十分です。

羽毛布団を洗うメリット

人は眠っている間にコップ1杯ほどの汗をかきます。そのため、羽毛布団に汗が付着して湿気がこもりやすく、雑菌やダニが繁殖しやすい環境を作ってしまうのです。

また、汗に含まれる塩分や皮脂、ホコリなども少しずつ蓄積されて汚れや臭いの原因になります。汚れや臭いを取り除くためには羽毛布団を洗濯することをおすすめします。

羽毛布団を洗うときに使用する洗剤・柔軟剤

衣類を洗う弱アルカリ性の洗濯用洗剤は羽を傷めてしまうため、羽毛布団を洗う際はおしゃれ着用の中性洗剤を使用しましょう。

また、柔軟剤の使用については控えることをおすすめします。柔軟剤を使用すると、羽と羽がくっついてしまい羽毛独特のふわふわ感がなくなってしまいます。

自宅で羽毛布団を洗う場合

自宅で羽毛布団を洗う際、洗う前に一度外に干して軽く叩いてホコリなどの汚れを落としておきましょう。また、目立つ汚れがあった場合はおしゃれ着洗い用の洗剤を少し薄めて汚れた部分になじませてから洗うようにします。

ドラム式洗濯機

洗濯機を使って洗う場合はドラム式洗濯機がおすすめ

自宅で羽毛布団を洗うときは7kg以上の容量がある洗濯機を使用します。布団を入れる前に先に洗剤を水に入れて溶かしておき、布団をたたみ、ネットに入れて洗濯機に入れましょう。

ネットに入れることで生地の傷みを防ぎます。
洗濯機のコースは、毛布コースや大物コースを選択して洗いましょう。

羽毛布団を洗うには、ドラム式の洗濯機が向いています。縦型の洗濯機の場合は、羽毛布団が浮いてきてしまうためです。しかし、縦型の洗濯機でも容量が7kg以上あれば洗うことはできますから、家庭での洗濯に挑戦してみてください。

風呂場の浴槽を使う洗濯の仕方

洗濯機の容量が少ない場合は、風呂場の浴槽で洗ってみましょう。浴槽に40度程度のぬるま湯を半分ほどはり、おしゃれ着洗い用の洗剤を入れてよく溶かします。その中に羽毛布団を3つ折りにして優しく押し洗いしましょう。

足で踏み洗いしてもいいのですが、強くやりすぎると布団を傷めてしまうため注意が必要です。

お湯のなかで押し洗いするとお湯が汚れてきますので、お湯を変えて2~3回押し洗いを繰り返します。汚れが出なくなったら水気をしっかり切ってから干しましょう。

羽毛布団を洗うときに便利な洗濯ネット

羽毛布団を洗うときは、生地の傷みや羽毛が偏らないようにするために、洗濯ネットに入れるようにしましょう。衣類を洗うときに使用する洗濯ネットには、布団も入れられるような大きなものが売っています。

【ダイヤコーポレーション】ダイヤ ふくらむ洗濯ネット特大70

家庭用品やベビー用品、便利グッズなどを取り扱っている『ダイヤコーポレーション』から販売されている洗濯ネットです。最大内径約70cmでマチの部分がじゃばらになっている新構造で、使ったあとは両サイドの持ち手を左右に引っ張れば約14cmの細長い形になるため、収納に便利です。

シングル布団なら1枚入り、ロングファスナーで口が大きく開きますので、布団を入れるのも手軽に行えます。また、布団だけでなく大判のバスタオルを入れたり、フェイスタオルであれば32枚も入るため幅広い使い方ができそうですね。

【レック】レック CX 洗えるふとん用ネット

シングル布団が1枚入る大型の洗濯ネットです。毛布やタオルケット、シーツなども入れて洗えて大きなものを出し入れしやすいロングL字型のファスナーですから、洗濯のときにさっと入れられます。

また、洗濯機の中で生地を傷めないように縫い代をバイアステープで包み、ファスナーにはカバーが付いているため、洗濯槽を傷めない配慮がされているところが良いですね。ファスナーは洗濯中に開かないようにロック式になっています。

洗濯機に出し入れしやすいように取っ手が付いているため、自宅の洗濯機で洗濯するときやコインランドリーへ持っていくときに中に入れてそのまま洗濯機に入れることができて便利ですよ。

【東和産業】コインランドリー用ランドリーバッグ LL

バッグ型になっているコインランドリーへの持ち運びに便利な洗濯ネットです。自宅での洗濯の際も洗濯機からの出し入れが楽で、布団や毛布などの寝具が入るジャンボサイズになっています。

網目が細かいため、洗濯するときに中に糸くずなどのゴミが入ってきません。生地を傷めないようにするためファスナーをバイアステープで包んであります。ファスナーカバーが付いていて洗濯槽を傷めない配慮もされていますよ。

【OTraki】OTraki ファスナー強化 ランドリーネット

90×110cmの特大サイズの寝具用の洗濯ネットです。素材は環境に優しいポリエステルで、防汚性、耐食性に優れた素材になっています。また、ネットは粗すぎず細かすぎないちょうど良いサイズで生地を守り、よれや型崩れから布団を守ってくれますよ。

耐久性の高いメタル材質でできたファスナーはファスナーカバーが付属しているので、洗濯槽を傷めることなく洗濯できます。

【サカイ】Araemax 布団用 洗濯ネット大型 90×110cm

布団の製造・直販を行っている『サカイ』が販売している布団用の洗濯ネットは、ダブル布団まで入れることができます。布団を洗濯機で洗うときに布団の生地を傷めず、羽根の片寄りや型崩れから守り、布団のファスナーで洗濯槽を傷つけないように使用できます。

サイドについているファスナーは端から端まで全開するため布団をスムーズに入れられます。水切りの良いメッシュ素材で、汚れをしっかり逃してきれいに洗ってくれますよ。

自宅で羽毛布団を洗ったときの乾燥の仕方

羽毛布団を洗ったらすぐに乾かしましょう。完全に乾かさないとカビが生えたり臭くなったりしてしまいます。

しっかり水気を切ってから干すようにしないと乾くのに時間がかかってしまうため、乾燥機を使って脱水しましょう。乾燥機に入らない場合はバスタオルなどを使用して水気を吸い取ります。

羽毛布団をしっかり乾かすためには洗う前に天気予報を確認し、1日で完全に乾かなかったときのことを考えて晴れが数日続く日を選びましょう。また、洗うのは午前中にして、できるだけ長く外に干すことをおすすめします。

羽毛布団を干すときは、干す前に形を整えて羽毛が片寄っていたらほぐしてから干します。また、物干し竿を2本使用してMの字になるように干すと早く乾きやすくなるためおすすめですよ。

失敗なしでコインランドリーで羽毛布団を洗う場合

水洗いできる羽毛布団ならコインランドリーで洗うことができます。自宅の洗濯機が小さい場合や乾燥機がないときにコインランドリーはおすすめですよ。コインランドリーで羽毛布団を洗うメリットは、クリーニングに出すよりはリーズナブルに洗えて乾燥機も使えるところです。

コインランドリー

コインランドリーで洗う場合の容量と設定温度

一般的なコインランドリーには数種類の容量の洗濯機がありますが、羽毛布団を洗う場合は容量が大きすぎると中で布団が動きすぎて羽毛が片寄ってしまいます。布団を入れてみて、9割ほどが埋まっているくらいがちょうど良い大きさです。

洗濯機の大きさが小・中・大とあったら、中型の洗濯機でシングルの羽毛布団、大型の洗濯機でダブルの羽毛布団を洗えます。洗うときの水の温度が選べるタイプの洗濯機なら、お湯を選ぶようにすれば布団に付着した皮脂汚れが落ちやすいですよ。

コインランドリーで羽毛布団を洗うときの手順

羽毛布団を洗濯機に入れる前に、生地を傷めないように大きな洗濯ネットに入れましょう。この作業をコインランドリーで行うのは大変ですから、
自宅で洗濯ネットに入れてそのまま持って行けば楽ですよ。

洗濯機に入れて指定の料金を入れて洗濯を開始しましょう。

コインランドリーで乾燥機を使い乾かす方法

洗濯が終わったら乾燥機で羽毛布団を乾かしましょう。乾燥機の中は70度以上になるため乾燥機に入れることで、布団の中に潜んでいるダニを退治することができ、短時間で乾かすことができます。

また、乾燥機の中で布団が回転することで、布団に付着していたゴミやホコリなどを叩き落としてくれる効果も期待できますよ。

乾燥機に入れる前に布団の生地を裏と表から引っ張って、布団の中に空気を入れるようにして整えておくと乾燥したあとに布団がふんわり仕上がります。

乾燥機の中に入れてから乾くまで約80分です。家庭で乾かす場合は天日干しで2~3日かかるため、自宅で洗ったあとに乾燥だけコインランドリーで行なってもいいですね。

乾燥中に乾燥機のふたを開けることができる場合は、途中で開けて何度か布団をひっくり返すと生乾きを防ぐことができます。

乾燥機で乾かしたあとは、自宅に帰ってからベランダに1時間ほど干して中にこもった湿気を飛ばしましょう。乾燥機から出したばかりの布団は中が温かく、湿気がこもってしまいカビが発生してしまいます。

コインランドリーコインランドリーの使い方をマスター!料金相場・所要時間や注意すべき4つのポイント

クリーニング店で羽毛布団を洗ってもらう場合

羽毛布団の洗濯表示が水洗いできない(家庭で洗えない)表示の場合はクリーニング店で洗ってもらいましょう。

また、自宅の洗濯機が小さくて羽毛布団が入らない、天気が悪い日が続いて洗うタイミングがない、コインランドリーまで布団を持っていくのが大変など、自宅やコインランドリーで羽毛布団を洗うのが困難な方もクリーニング店で洗ってもらうといいですね。

羽毛布団

店舗型のクリーニング店に持っていく

自宅の近くに店舗型のクリーニング店がある方、車で運ぶことができる方は店舗型のクリーニング店にお願いできますね。

宅配クリーニングサービスを利用する

羽毛布団は大きなものが多く、自分で運ぶのは大変ですよね。そんなときにおすすめなのが「宅配クリーニング」です。

一般的な宅配クリーニングは、WEBか電話で依頼ができて希望の日時に集荷に来てくれます。また、仕上がってからも希望の日時に届けてくれるため、自宅に居ながらクリーニングが完了するのです。

料金設定は会社によって異なりますが、クリーニング料金と送料込みで3枚まとめて利用できるものが主流です。家族の布団をまとめてクリーニングに出せばお得に利用できますよ。

宅配クリーニング会社には保管サービスを提供しているところもあります。クリーニングしたあとに次のシーズンまで保管してくれれば、自宅の押し入れが片付きます。





羽毛布団を洗濯してすっきり快適に

羽毛布団を自宅やコインランドリーで洗う方法をご紹介しました。ポイントをつかめば自分で洗えるのです。

でも、コツをつかまないと布団の中の羽根をだめにしてしまったり、中でよれてしまったりするため、自信がない場合はプロに任せることをおすすめします。家まで集荷に来てくれる宅配サービスを利用すれば楽に布団をきれいにすることができ、次のシーズンにはふかふかな羽毛布団で気持ち良く眠れますよ!