羽毛布団を自分で洗濯する方法3選!上手な洗い方・干し方・注意点の紹介

羽毛布団を自分で洗濯する方法3選!上手な洗い方・干し方・注意点の紹介

まりや

温かいのに軽い羽毛布団は冬場に活躍しますが、シーズンが終わった後にしっかり洗濯をしていますか?一見洗濯が難しそうな羽毛布団ですが、ポイントさえ押さえれば自分で洗濯することも可能です。正しい洗濯方法3選と、干し方や宅配クリーニングについても紹介します。

羽毛布団は自宅で洗える?まずはタグをチェック!

羽毛布団は自宅で洗える?まずはタグをチェック!

羽毛布団は、詰め物に水鳥の胸元の毛である“ダウン”が使用されている布団で、高い保温効果と軽量さが特徴となっています。その機能性の高さから使用している方も多いですが、洗濯はどうしていますか?

羽毛布団は自宅で洗濯することができるのか、そのチェック方法をみてみましょう。

まずは洗濯表示を確認

洗濯をする際、必ず確認してほしいのが洗濯表示です。布製品には基本的に洗濯表示のタグがついています。マークによって、洗濯ができるのか、できる場合はどのような方法が適しているのかを知ることができます。

洗濯表示はたくさんあるので判別が難しそうですが、大きく分けると

  • クリーニングの種類
  • 洗い方
  • 漂白の仕方
  • 干し方
  • アイロンのかけ方

という5種類の項目しかありません。

そのなかで重要なのは洗い方を表すマークで、たらいに水が入っている絵があれば水洗い可能です。さらにたらいの中に数字が書いてあれば洗濯機の使用可能、手のマークは手洗い推奨の印ですので分かりやすいですね。

ちなみにこの数字は、使用できる水温を表しています。もしもたらいにバツがついていたら水洗い不可なので、自宅での洗濯は諦めましょう。

また、クリーニングの種類のなかにドライクリーニングというものがあり、これは水洗い不可のため自宅での洗濯はできません。PやFが丸で囲まれているものがドライクリーニングのマークなので、こちらがあった場合も自分で洗濯するのはやめましょう。

洗濯表示で綺麗にお洗濯!簡単に分かる洗濯表示の意味新しい洗濯表示(洗濯マーク)を確認して正しくお洗濯!3つのポイントをチェック

側生地の素材を確認

洗濯表示のタグがない場合は、羽毛を包んでいる側の生地の素材で判別してみましょう。

自宅での洗濯を避けたい素材は、シルク、テンセル(リヨセル)、ベンベルグ(キュプラ)、モダール(レーヨン)などです。

MEMO
洗濯可能と表示があっても、素人の技術では傷めてしまうこともあるので、心配な場合はクリーニングに任せた方が安心です。

キルティング加工の有無

羽毛布団には、升目を作るように裏生地と表生地が縫い付けられている“キルティング加工”が施されているものがあります。これは羽毛の偏りを防ぐ目的があり、もしもキルティング加工がないものを洗ってしまうと羽毛が一ヶ所に偏り本来の膨らみがなくなってしまいます。

キルティング加工なしの羽毛布団を持っている場合は、自分での洗濯はおすすめできません。

洗濯可能な場合の頻度は?

洗濯可能な羽毛布団だった場合、どれくらいの頻度で洗うのが正しいのか疑問に思いますよね。人間は寝ている間にコップ1杯分、200ml程度の汗をかくと言われていて、さらには皮脂汚れやフケなども出るので、布団は意外と汚れやすいものです。しかし、羽毛布団は大変デリケートなものなので、頻繁に洗うと劣化を早めてしまいます。

そのため、冬のシーズンが終わったら洗うというイメージで、年に1回丸洗いすれば十分でしょう。汚れがひどい場合はシーズン中でも洗濯した方が良いですが、その分ダウンはどんどんパサついて膨らみが減っていくことを忘れないでください。

なるべく洗濯頻度を減らすためにも、定期的に外干しをしたり布団カバーをこまめに替えるなどの工夫が必要です。

自分で羽毛布団を洗う方法3選

自分で羽毛布団を洗う方法3選

水洗い可能な羽毛布団だった場合、自宅での洗濯にチャレンジしてみましょう!大きさから自分でできるか不安に思ってしまいますが、注意点を守ればしっかり洗い上げることが可能です。

今回は洗濯機を使用した方法、浴槽を使用した方法、コインランドリーを使用した方法の3選を紹介します。

洗濯機が使用できる場合

洗濯表示で洗濯機の使用が可能な場合は、洗濯機に任せてしまうのが簡単です。ただ、羽毛布団のサイズによっては洗濯機に入りきらない場合もあるので注意しましょう。

用意するもの

  • おしゃれ着用中性洗剤
  • 羽毛布団が入るサイズの洗濯ネット

手順

  • 手順1
    羽毛布団を洗濯ネットに入れる
    羽毛の偏りを防ぐために、なるべくコンパクトにして洗うのがポイントです。まずは縦長に3つ折りにして、端から巻いていくと小さくなります。
  • 手順2
    おしゃれ着用中性洗剤を使って洗濯スタート
    おしゃれ着用の中性洗剤をセットしたら、『毛布コース』や『大物洗いコース』などの適したモードを選んでスタートさせればOKです。あとは洗濯が終わるのを待ちましょう。
注意
洗濯機のサイズが5キロ程度ならシングルサイズ、8キロ程度あればセミダブルの羽毛布団が洗濯可能なサイズです。容量をオーバーしたサイズの羽毛布団を無理やり洗濯すると、羽毛布団が傷むのはもちろん、洗濯機の故障の原因になるので注意しましょう。

洗濯機での洗濯はこんな人におすすめ

洗濯機での洗濯は自分の好きなタイミングで、比較的気軽に行なうことができます。

シミができるほどの汚れがついてしまったときなど、すぐに洗濯したい方にも向いているでしょう。また、洗う工程は機械がやってくれるので、女性でも力をそれほど必要としないのがメリットです。

浴槽で洗う場合

ダブルサイズ以上の羽毛布団だと洗濯機に入りきらないことも多く、そんな場合は自宅の浴槽を使用して洗ってみましょう。脱水が大変ではありますが、手洗いになるのでより丁寧に、そしてあまり傷めることなく羽毛布団を洗うことができます。

用意するもの

  • おしゃれ着用中性洗剤
  • 羽毛布団が入るサイズの洗濯ネット

手順

  • 手順1
    浴槽に水を張りおしゃれ着用中性洗剤を混ぜておく
    浴槽に羽毛布団が浸かる程度の水を用意し、そこにおしゃれ着用中性洗剤を指定量入れてしっかり混ぜておきます。
  • 手順2
    羽毛布団を水に浸ける
    羽毛布団の空気をある程度抜いて、ゆっくりと水に浸けていきましょう。一気に濡らすと空気の抜け道がなくなってしまうので、空気を抜きながら徐々に浸けていくのがポイントです。
  • 手順3
    手で押し洗い
    羽毛布団が水に浸かったら、全体を手で優しく押しながら洗っていきます。浴槽の水が濁ってきたらしっかり押し洗いできている証拠です。
  • 手順4
    すすぎ
    ある程度汚れが落ちたら、一度水を抜いてきれいな水に入れ替えましょう。再度押し洗いをしながら水を替えるという工程を複数回繰り返し、しっかりとすすぎます。
  • 手順5
    脱水
    すすぎが終わったら、羽毛布団を押しながら可能な限り脱水していきます。
注意
とにかく脱水に時間がかかりますが、ここでしっかり脱水できれば乾燥の工程が楽になるので頑張りましょう。

羽毛布団を折りたたみながら押していくと水が抜きやすくなります。脱水には力が必要になりますが、力任せに絞ったりすると羽毛が傷むので、絶妙な加減を見つけてみてください。

浴槽での洗濯はこんな人におすすめ

手洗いなので重労働になりますが、自分の手先の感覚で洗えるのでより羽毛布団に合わせた洗い方が可能になります。

大きなサイズの羽毛布団を洗うときや、デリケートな素材や高級なものを洗うときに適しているので、時間にゆとりがあるときに行なってみてください。

コインランドリーを使用する場合

業務用の洗濯機や乾燥機が置いてあるので、羽毛布団の大きさを危惧する必要がなく、洗濯機が使用可能ならコインランドリーもおすすめです。ただ、店舗によっては羽毛布団の洗濯を不可としているところもあるので、あらかじめ確認しておきましょう。

自分で羽毛布団を洗う方法3選

所要時間と料金

シングルサイズの羽毛布団なら、洗濯に30分、乾燥に60分程度かかるでしょう。料金は店舗にもよりますが、1,000~2,000円以内で収まるところが多くなっています。

用意するもの

  • おしゃれ着用中性洗剤
  • 紐(なくても可)

手順

  • 手順1
    洗剤をセット
    羽毛布団を傷めないためにも洗剤は必ず自分で持ち込み、セットするようにしましょう。
  • 手順2
    羽毛布団を洗濯機に入れてスタート
    コインランドリーの洗濯機は大型なので、洗濯ネットに入れる必要はありません。もしも羽毛の偏りが気になるようなら、紐で縛っておくと安心です。容量にゆとりがあると他の洗濯物も一緒に入れてしまいたくなりますが、しっかり汚れを落とすためにも、羽毛布団単品で洗うようにしてください。
  • 手順3
    乾燥まで行うのがおすすめ
    洗濯が終わったら、乾燥までコインランドリーで行なってしまいましょう。羽毛布団の乾燥は大変時間がかかるため、乾燥機で仕上げてしまうと楽になります。布団の中のダニを死滅させることもできますので、一石二鳥ですね。
注意

  • 洗濯時の注意
  • コインランドリーの洗濯機はいくつか大きさが選べることも多いので、羽毛布団を入れたときに洗濯槽が9割程度埋まるサイズが理想的です。また、羽毛布団の洗濯にはおしゃれ着用中性洗剤を使用するのが鉄則ですので、持ち込んだ洗剤を自分で入れられるものを選び、洗剤や柔軟剤が自動的に注がれてしまう機種は避けましょう。

  • 乾燥時の注意
  • 羽毛布団はデリケートなので、ふんわり上げるためには少しコツがいります。まずは乾燥させる前に軽くもみほぐし、羽毛の偏りを直しましょう。

    そしてテニスボールを入れるとよりふんわり仕上げることができます。さらに乾燥の20分おきにひっくり返すなどの手間を加えると、型崩れを防げますよ。

コインランドリーでの洗濯はこんな人におすすめ

コインランドリーでの洗濯は大型で業務用の洗濯機が使用できるため、自宅で行なうより仕上がりが良くなることが多いでしょう。何よりも乾燥機が優秀で、生乾きもなくしっかりと乾燥させられるのが利点です。

持ち運びが大変なので、車がある場合や、家のすぐ近くにコインランドリーがある方におすすめの方法です。

羽毛布団の仕上がりを良くするには干し方も重要

羽毛布団の仕上がりを良くするには干し方も重要

羽毛布団の洗濯でプロの技との違いが出やすいのが干し方です。ここでしっかりとポイントを押さえれば、ふんわりとした風合いを蘇らせることができますし、雑に干すと自宅で洗濯をしたことを後悔する結果となるでしょう。

乾燥機を使用しない場合の、正しい外干し方法を確認します。

羽毛布団をしっかり乾かすには時間がかかる

羽毛布団はその大きさや厚さから、乾きにくいのが特徴です。表面は乾いたように見えても、中は生乾きということもあり、カビやダニの原因となるため、洗濯後はしっかりと乾かすことが重要です。完全に乾燥させるためには、天気の良い日の外干しでも1日では難しく、2~3日は干したいところなので、乾燥時間を含めて洗濯するタイミングを決めるのがおすすめです。

干すときに気をつけたいポイント

羽毛布団も特殊な干し方は必要ありませんが、干し方のコツはあります。とにかく羽毛を傷めないよう、素早くしっかりと乾かすことをポイントにしましょう。

羽毛布団の仕上がりを良くするには干し方も重要

天気の良い日を選ぶ

天気の良い日でも1日で乾燥させるのは難しいので、連続で晴れる日を選んで洗濯を行うのがおすすめです。冬が終わったらこまめに天気予報をチェックし、ベストなタイミングを見計らってください。

水気を切ってから干す

洗濯後に羽毛布団から水が滴っているような状態ではなかなか乾きません。しっかりと水気を切ってから干すことが重要になるので、脱水が不十分と感じたらタオルなどで水気を拭き取ってみるのもおすすめです。

干し方を工夫する

羽毛布団ほどの大型になると、ピンチハンガーなどで干すことはできません。物干し竿を2本使い、M字になるように干すと、布団同士が重なることなく乾きやすくなります。そして定期的に裏と表をひっくり返し、羽毛の偏りがないか伸ばしながらまんべんなく乾かすようにしてください。

午前中の早い時間から干すのがおすすめ

少しでも早く乾かすために、羽毛布団の洗濯は午前中に終わらせてすぐに干すようにしましょう。夜から干してもなかなか乾かず時間ばかりが経過するので、太陽が出ている温かい時間に長く干すよう心掛けましょう。

天日干しは長時間行なわない

側生地は直射日光で劣化するケースがあるので、基本的には陰干しがおすすめです。しかしそれではなかなか乾かないこともあるので、片面1時間ずつ程度なら日光に当てて乾かしても構いません。長時間直射日光に当て続けることがないよう、気をつけて干してください。

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自分で羽毛布団を洗う際に使う洗濯洗剤

自分で羽毛布団を洗う際に使う洗濯洗剤

羽毛布団を洗濯するときに必ず用意するのがおしゃれ着用の中性洗剤です。いつも使用している洗剤ではなく、おしゃれ着用中性洗剤を用意する理由と、おすすめの洗剤を紹介します。

洗剤は必ずおしゃれ着用の中性洗剤を!

おしゃれ着用中性洗剤じゃなきゃダメな理由

通常の洗濯に利用しているのは、タンパク質を溶かす弱アルカリ性の洗剤がほとんどでしょう。しかし弱アルカリ性洗剤だと洗浄力が高すぎて羽毛を傷めて劣化を早めるので、必ず中性洗剤を使用してください。もしも中性洗剤がない場合、シャンプーでも代用ができますよ。

そして羽毛布団に原液を直接かけることは避け、洗濯機の場合は洗剤投入口を利用し、浴槽を利用する場合はしっかり水に溶かしてください。

そして、柔軟剤には生地をコーティングしてしまい、蒸れやすい羽毛布団になってしまうことがあるので注意が必要です。香りづけで使用したい場合は、吸水性を損なわない種類を選ぶのがおすすめです。

羽毛布団を洗濯するのにおすすめの洗濯洗剤

羽毛布団を洗濯するときにおすすめな、おしゃれ着用中性洗剤を2つ紹介します。

【花王株式会社】エマール

洗濯のダメージを最小限にしながら洗うことができるのが、『エマール』です。優しく洗い上げるのでシルクなどのデリケート素材にも使用でき、さらにしっかりと汚れを落としてくれます。

【ライオン株式会社】アクロン

アクロン』は、洗濯時に起こる毛玉やテカリを抑えながら洗うことができる中性洗剤で、色あせや型崩れ防止も期待できます。すすぎが1回でもいいのが嬉しいポイントですね。

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自分で洗えない羽毛布団は宅配クリーニングを利用すると便利!

自分で洗うことができない羽毛布団や、自分で洗うのは心配という方には、プロの技で洗ってもらえる宅配クリーニングがおすすめです。実店舗型のクリーニング店でも羽毛布団の取り扱いはありますが、宅配クリーニングの方が断然便利なんですよ。

宅配クリーニングのメリットは?

宅配クリーニングの1番のメリットと言えるのが、自宅まで宅配業者が配送してくれるため、自分で羽毛布団を持ち運ぶ必要がない点です。

プロの技術でしっかりと洗濯から乾燥まで行なってくれ、ふわふわの仕上がりを期待できます。宅配クリーニングによっては長期保管をしてくれるところもあり、次のシーズンまで預けておくことも可能です。

おすすめ宅配クリーニング2選

リネット

リネット

リネットには布団専用のコースがあり、布団に特化した洗浄や乾燥を行なってくれますよ。羽毛布団シングル~ダブルサイズなら、1枚8,800円(税抜)となっています。枚数が増えるほど1枚の割引額が大きくなるので、まとめて出すのがお得ですね。

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せんたく便

せんたく便

せんたく便にも『ふとんパック』という専用のコースがあり、ダニの除去率100%で洗浄してもらえます。しかも最大6ヶ月の保管もついているので、次のシーズンまで預けておきたい方にぴったりですね。料金は初回10,800円(税抜)で、シングル~ダブルサイズなら2枚までOKとなっています。

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【2020年最新】宅配クリーニング人気3社厳選辛口比較!主婦200人が選ぶサービス満足度ランキング

洗える羽毛布団は自分で洗ってみよう!

洗える羽毛布団は自分で洗ってみよう!

羽毛布団は洗濯表示を確認して、水洗いが可能な場合は自分で洗濯できるので、料金を安く抑えたい方は家での洗濯にチャレンジしてみましょう。

コインランドリーならより本格的に洗濯できますし、時間がない方には宅配クリーニングという方法もあります。

気持ち良く羽毛布団を使用するためにも、1年に1回程度は洗濯することを心掛けてみてください。