防虫剤おすすめ14選と効果的な選び方・使い方ポイント!

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MAHOKO

季節の変わり目に行う衣替えは少々手間な作業ですが、衣類用防虫剤を入れてしっかりと虫くい対策をしておかないと、大切な衣類がダメになってしまいます。また、防虫剤はその成分によって用途が違います。今回は、防虫剤の種類や効果的な使い方、注意点をご紹介します。

目次

防虫剤を選ぶポイントとそれぞれの効果

防虫剤は大きく4種類に分けられる

防虫剤は、大きく分けて4種類に分類できます。防虫剤の成分によっては、衣類をダメにしてしまったり、健康を害してしまったりするので、それぞれの特徴をよく理解して使用するようにしましょう。

パラジクロロベンゼン製剤

4つの防虫剤の中で最も臭いが強いのが、パラジクロロベンゼン製剤です。害虫に対して即効性がありますが、昇華性が高く効果は長続きしません。融点は53度と低く、夏に保管するときは溶けてしまう危険があるので、保管場所には注意が必要です。

また、プラスチックや樹脂、ポリ塩化ビニルなどには、変性させる可能性があるの使用できません。普通に使う分には問題ありませんが、パラジクロロベンゼンの濃度が高くなりすぎると人体に悪影響を及ぼすおそれもあるので、使用方法は事前にしっかりと確認しましょう。

ピレスロイド系(エムペントリン製剤)

ピレスロイド系(エムペントリン製剤)とは、殺虫成分の効能を持つ「除虫菊」から抽出し、それを科学的に強めたものの総称です。蚊取り線香も同じピレスロイド系で、無臭で安全性がとても高く、人畜には低毒性ながら昆虫には即効性を発揮します。

防虫剤の安全研究の歴史の中で最も安全性が高く、食塩を口に入れるよりも安全だといわれるほどです。

他の薬剤と併用することも可能ですが、防虫成分が銅や真鍮と化学反応を起こして変色させる可能性があるため注意しましょう。銅が使われている五月人形の兜などをしまうときは、注意が必要です。

しょうのう製剤

しょうのう製剤は、最も古いクスノキ由来の防虫剤の成分です。クスノキの枝や葉を蒸留して抽出したものを、冷やして結晶化させます。スッとするようなハッカの匂いが特徴的で、着物の防虫剤としてよく使われます。

天然由来の成分で、一見安全だと思われがちですが、しょうのう自体は有毒です。飲み込んでしまった場合は、神経や精神錯乱、筋肉系への異常をきたす危険性があるので、すぐに病院へ行って処置をしてもらってください。

子供が誤飲してしまう事例も多く、また、ポリ塩化ビニルやプラスチックに反応し変性させてしまうこともあるので、注意が必要です。

ナフタレン製剤

ナフタレンは「コールタール」を蒸留して作り出されます。とても強い臭いがあり、即効性に乏しい反面、長く効果を発揮します。人形などによく使われる、金箔や金属、銀糸などには影響を与えないので、お雛様や五月人形の防虫用に使われることが多いです。

注意点は、直性肌に触れてしまうと、ただれなどの炎症を起こす点です。誤飲をしてしまった場合も健康被害が出ますので、注意して使用するようにしてください。

虫食いから衣類を守る!おすすめ防虫剤14選

【エステー】ネオパラエース 引き出し・衣装ケース用

特殊和紙包装がされており衣替えもラクラクできる防虫剤で、切らずにそのまま使えるので手間が不要です。

特殊な和紙で包まれているので薬剤が直接衣類につかず、衣類にシミなどをつけてしまう心配がありません。また、全面から防虫成分が広がる揮散方式になっていて、容器の隅から隅まで防虫してくれます。

特殊フィルムを多層にして、夏期・冬期関係なく防虫効果を発揮しますが、夏期は薬剤の残量をこまめにチェックして補給するようにしてください。

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【KINCHO】タンスにゴンゴン 衣類の防虫剤 引き出し・衣装ケース用

無臭タイプの防虫剤で、防虫成分に「エムペントリン」というピレスロイド系の薬剤が使われています。また、イソチアゾリン系の防カビ剤も使われているのでカビの発生も防ぎ、マダニ以外のダニ除けの効果もあります。

フック部分は、ポールの直径が3.5cmある場合でもかけられるようになっているので、幅広いサイズの洋服ダンスに対応し、吊るすタイプの防虫剤の中では比較的スリムな形状をしています。

1つあたりのコストも安いので、手軽に使える商品ですね。

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【エステー】ムシューダ 引き出し・衣装ケース用

置くタイプの定番防虫剤です。昔は「無臭」とうたっていても、防虫剤の匂いが少なからずしていたものですが、こちらの防虫剤は匂いが本当にしないと注目されています。

2個ずつ個包装されていて長期保管ができ、翌年に持ち越して使うことができます。また、ウールマーク認定の防虫剤なので、ウールやカシミヤにも安心して使えます。

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【日向のかおり】日向しょうのう 結晶粉末

原料に宮崎県産のクスノキを使用していて、宮崎の工場で蒸留・精製した国産の天然しょうのうです。昔から、しょうのうは天然の防虫剤として使われていて、生活にかかせないものでした。

化学合成物質にアレルギーがあったり、お肌の弱い方にもやさしい成分なので安心して使うことができます。ウールや綿はもちろん、シルクやカシミヤ、特に大切に保管したい高級素材に使うのもおすすめです。また、雛人形や着物に使われる銀糸にも影響がないので安心です。

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【エステー】 ネオパース 洋服ダンス用

ネオパラエースと同様に、特殊和紙包装なので簡単に衣替えをすることができます。和紙の全面から揮散するので、容器のすみずみまで行き渡り、防虫します。繊維製品だけでなく革製品や毛皮にも使用できます。

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【アース製薬】 ピレパラアース 防虫剤 無臭 引き出し用

収納空間のすみずみまで臭いがつかない防虫成分が広がり、大切な衣類を虫くいから守ってくれます。また、防虫効果だけでなく、ダニを寄せ付けにくくする効果や防カビ成分を配合しているのでカビの増殖を抑えます。

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【宇部マテリアルズ】天然ハーブ防虫剤 引き出し・衣装ケース用

主な成分は、天然由来成分の「ハッカオイル」と「ユーカリオイル」です。環境ホルモン物質の発生原因となる「パラジクロロベンゼン」や「ピレスロイド」は含まない、自然派の防虫剤です。

シリカゲルが湿気を吸収し、カビを防止します。防虫効果は約6ヶ月間続きますが、その後も天日干しで水分を蒸発させることによって、除湿剤として再利用することができます。

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【エステー】かおりムシューダ BOTANICAL 引き出し・衣装ケース用 ペパーミント&ベルガモット

防虫効果は約1年間安定して持続し、ウールやカシミヤにも安心して使うことができます。

植物に含まれる成分と植物由来香料をブレンドしており、みずみずしいベルガモットと清涼感のあるペパーミントが溶け合った、すっきりとしたボタニカルな香りが収納ケースや引き出し中に広がります。

銀糸・金糸・毛皮・ボタン類にも使うことができ、一緒に他の繊維製品用防虫剤と使っても問題ありません。

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【アース製薬】 衣類防虫ケア natuvo 引き出し・衣装ケース用

7種類のオーガニックのハーブを使っており、子供にも安心な天然成分100%の防虫剤です。ハーブの香りで、季節ごとの衣替えも面倒に感じることなく、気持ち良く取りかかれますね。

一般的に、天然防虫剤は植物由来と一括りにし内訳を表示していないことも多くありますが、こちらの商品はパッケージにきちんと成分表示をしているので、安心感がありますよ。

最近の、天然成分の製品を使いたいという自然派志向の消費者ニーズに応えて、アース製薬はラインナップを強化しているそうです。これからの進化にも期待ですね。

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【白元アース】ミセスロイド 引き出し・衣装ケース用

無香料タイプの防虫剤なので、衣類に臭いがつきません。消臭成分を配合しているので、収納空間の気になるカビ臭や汗臭なども消臭します。

繊維に対する防虫だけでなく、ピレスロイドの効果で、マダニとイエダニ以外のダニも収納空間に寄せ付けにくくします。

銀糸や金糸、プラスチック製のボタンやラメ加工製品、毛皮や和服などマルチに使え、また黄ばみ防止成分も配合しているので、衣類を長期間保管すると起こりやすい黄ばみを防ぎます。

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【KINCHO】タンスにゴンゴンアロマ 引き出し・衣装ケース用 リッチフローラルの香り

KINCHOが開発したロングラスティング効果で、優雅な香りが長く続きます。また、KINCHOオリジナルの防カビ剤も配合しているので、カビの増殖を抑えます。

金糸・銀糸・毛皮・革製品・ラメ加工製品にも使用可能で、他の防虫剤と併用して使っても問題ありません。

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【内野樟脳】天然樟脳

 
九州産のクスノキだけを使用しており、包み紙は福岡県八女市の伝統工芸品である手すき和紙を採用しています。

10行程以上を経て結晶化した天然しょうのうを、一つひとつ丁寧に和紙で包んでいます。

天然しょうのうの香りが衣類を包み込み、しっかりとガードしますが、空気にさらすと香りは消えてしまうので、防虫剤の匂いが気になることはありません。

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【ナチュラルネットワーク 】ドクターハーブ 衣服ガード 引き出し・衣類箱用

ナチュラルネットワークは設立から20年、植物由来成分にこだわった自然派の製品を数多く提供してきました。

天然防虫剤は化学成分の入った防虫剤よりも効果が弱い傾向がありますが、この製品はその点も考慮し、工夫して作成されています。

使用する際は、収納場所を密閉することをおすすめします。

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【タジマヤ】植物成分 防虫剤 タンス用

「フィトンチッドα」という成分を使っていて、30種類以上の植物の精油をブレンドしています。

「フィトンチッド」は樹木から放出される物質で、この商品は屋久杉原生林をイメージして研究開発されています。

防虫・消臭・防菌・リラックス効果など得られ、やや値段は高めですが、天然成分がお好きな方におすすめの商品です。

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防虫剤の効果的な使い方

防虫剤は衣類のトップに

防虫成分は上から下に広がっていきます。これは防虫成分が空気よりも重いためで、衣装ケースや引き出しにしまう場合、衣類の下に入れると効果が十分に得られないこともあります。防虫剤は衣類のトップに置くように心がけましょう。

衣類収納量は8分目

衣類をぎゅうぎゅうに詰め込んだ状態で防虫剤を使用すると、十分に防虫成分が行き渡らないことがあります。整理整頓と同じで、防虫効果を高めるためには8割収納をすると良いでしょう。

使用量は必ず守る

防虫剤は、薬剤の濃度が低いと十分な効果を得ることができません。説明書やパッケージに記載されている使用量や使用方法を守って、使うようにしましょう。

衣替え時は必ず換気を

衣替えのときや、衣類を出し入れするときは、窓を開けて部屋の換気を行うようにしましょう。

湿気取りを併用

カビ発生の防止のために、クローゼットに湿気取りを置いている方も多いと思います。

虫は乾燥した場所を苦手としているので、防虫効果が期待できますが、水がたまった湿気取りをそのまま置いておくと逆効果になりますので、こまめにチェックするのを忘れないようにしましょう。

ヘルプ!防虫剤を入れていたのに虫食いが!

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密閉された空間での使用か?

防虫剤は、防虫成分が空間内に十分に拡散し、内部の薬剤濃度が上がることで効果が発揮されます。タンスやクローゼットは密閉されないので十分な効果を得られず、持続時間も短くなってしまいます。

衣類をハンガーラックに吊るす場合などは、防虫成分が揮発するのを防ぐため、シートタイプやカバータイプの防虫剤を使うことをおすすめします。

薬効期限が切れていないか?

薬効期限が切れたまま使用を続けていませんか?エステーから販売されているムシューダなどは、効果がなくなると「おわり」のマークでお知らせをしてくれます。取り替える時期に注意して、取り替えサインを見逃さないようにしましょう。

収納環境にゆとりがあるか?

詰め込みすぎの状態で防虫剤を使用しても、防虫成分は十分に行き渡らず効果が半減してしまいます。密閉性の高い場所で8割程度の収納にしてゆとりを持たせると、より効果的です。

衣類はきちんと洗濯したか?収納環境は掃除をしたか?

衣類についた汚れや汗は、虫食いやシミの原因になります。目には汚れが見えなくても、しまう前にはクリーニングに出したり、洗濯をしたりと、汚れを落としてから収納するようにしてください。

カビが生える原因になるので、洗濯をした衣類はきちんと天日干しをし、クリーニング後の衣類はビニールを外して風通しの良いところで2~3日乾燥させるのも大切なポイントです。

また、せっかくきれいにした衣類も、保管場所が汚ければ元も子もありません。保管する衣装ケースや引き出しなどは、アルコールスプレーで消毒するなどして清潔にしておきましょう。

防虫剤を上手く利用して、大切な服を守りましょう

「季節の変わり目に衣替えをしようとしたら、お気に入りの服に穴が空いていた…」なんてことは避けたいですよね。防虫剤を上手く使えば、このようなトラブルを避けられます。使用方法やポイントを押さえて、大切な衣類を虫くいから守りましょう!