スカートを干すときにうっかり型崩れやシワにしてしまったことはありませんか?実はスカートにも適切な干し方があります。ここではスカートを干すときのポイントやおすすめのハンガーをご紹介します。
目次
スカートの正しい干し方とポイント
スカートをキレイに洗濯したあとは、干し方にも気を付けてキレイな状態をキープしましょう。
スカートの干し方
洗濯じわを防ぐためにも、洗濯の脱水が終わったらすぐに取り出しましょう。干す前にシワを伸ばして形を整えておきます。スカートのウエスト部分を両手で持ち、軽く振りさばいたり、軽くたたいたりしてシワを伸ばしましょう。
スカートを干すときは、丸ハンガーや角ハンガー、小物干しなどを利用して立体的になるように、筒状にして日陰に干しましょう。こうすることでスカートの形を保ちながら早く乾かすことができます。
また、干すときに裏返しておくと、色あせ対策にもなりますし、ポケットなど布が重なっている部分が表になるので、早く乾かすことができます。
スカートを干すときのポイント
スカートと一言で言っても、たくさんの種類やデザインがありますよね。スカートの種類別に、いくつか干すときのポイントをみていきましょう。
ギャザースカート
ギャザースカートの場合は、縦方向に軽く引っ張ってから、ウエスト部分を持って軽く振りさばきます。そうすることでふっくらとした自然なギャザーを保つことができます。
レース
レースが使われているスカートなら、指先を使ったアイロンがおすすめです。レースの編み目は洗濯によって縮んだり、形がくずれてしまいがちです。レースの編み目を指先アイロンで形を整えながら、シワを伸ばしておきます。
タイトスカート
タイトスカートはスカートの両側から手ではさむようにして、上から下に向かって軽く滑らせていきます。両手ではさんで滑らせることでシワを伸ばし、形を整えます。
シワができてしまったときは?
スカートにシワができてしまったときは、スカートの素材や取り扱い表示を確認してアイロンをかけましょう。アイロンの温度は、取り扱い表示や素材に合わせて適切な温度にします。スカートのテカリを防ぐためにも、当て布を用意しておきましょう。
アイロンがけは裏側から表側の順番にします。アイロン台の細くなっている「馬」と呼ばれる部分を利用したり、スカートの中にバスタオルを丸めて詰めたりすることで、ウエスト周りのアイロンがけがキレイに仕上がります。
プリーツスカートの場合は、プリーツを整え、当て布をした上から軽く押さえるようにアイロンをかけます。濃色の綿やウールのスカートの場合、テカリ防止のため、必ず当て布をし、軽く押さえるようにアイロンをかけます。
アイロンがけに当て布はなぜ必要?使用したい衣類の素材・ガーゼなどの代用品・おすすめ当て布もご紹介 新しい洗濯表示(洗濯マーク)を確認して正しくお洗濯!変更のポイント・一覧・見方を解説スカート干しにおすすめ人気ハンガー5選!
スカート干しにおすすめのハンガーをご紹介します。スカートを干すときは立体的になるように、筒状に干すのがおすすめです。せっかくキレイに洗濯したスカートですから、キレイに干せるようなハンガーを選びましょう。スカートを干すときは、収納時に使うハンガーとは使い分けておきましょう。
【ダイヤコーポレーション】干し分けハンガー ストロング40ピンチ付
こちらのハンガーには、一般的な「レギュラー」、厚手のものでも安心な「強力」、デリケートなもの向きの「ソフト」の3種類のピンチが付いています。スカートの素材に合わせて干し分けることができるのでおすすめです。使わないときは折りたたんで収納できます。
【大木製作所】ランドリーグッズ からみにくいステンレスハンガーDL
ステンレスでできているので、丈夫で耐久性も抜群です。ピンチが両吊りになっているので、絡まりにくくなっています。ピンチが28個付いているので、スカートを筒状に干す際にも干しやすいのですよ!
【NKグループ】長く長く使える引っぱリンガー 44ピンチ【15年保証】
フレームの強度は15年使える耐久性のあるピンチハンガーです。引っ張るだけで簡単に洗濯物を取り込むことができるとして有名なハンガーです。こちらのハンガーは上部に風呂敷など布をかけて四隅のピンチで止めることで、陰干しできる仕様になっています。スカートを陰干しできる場所がないときには役立ちそうですね。
【パール金属】洗濯 物干し ハンガー
ピンチが絡まりにくい、シンプルなステンレスハンガーです。ピンチが8個のコンパクトサイズや、ピンチが16個の丸型など、省スペースでもスカートを筒状に干すことができるサイズがあるのでおすすめです。その他にもピンチが20個付いた角ハンガーもあるので、お好みに合わせて選ぶことができます。
【サワフジ】広げて干せる ジーパンハンガー
こちらはジーパンを広げて干せるようになっているハンガーです。同じようにウエスト部分を広げてはさむことで、スカートを干すこともできます。ジーパンが大丈夫なので厚手のスカートなど、重くなりがちなものでも安心して干すことができます。
正しい干し方でいつでもキレイなスカートを
スカートは、洗濯じわを防ぐためにも脱水後すぐに干すようにしましょう。また、スカートを干すときは角ハンガーや丸ハンガーを利用して、立体的になるように筒状にして日陰に干しましょう。スカートがシワになってしまったら、素材や取り扱い表示を確認してアイロンをかけます。いつでもシワのないキレイな状態のスカートをキープしましょう!
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