通常の洗濯だけじゃなかなか落ちないシミや汚れ…。そこでおすすめなのが「洗濯ブラシ」です。洗濯ブラシは繊維の間の汚れや染みを綺麗に落とし、下洗いを行ってくれます。ここでは、おすすめの洗濯ブラシ9選と靴用の洗濯ブラシもご紹介します。また、使い方やお手入れ方法も合わせてみていきましょう。
目次
洗濯ブラシとは
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洗濯に使用するブラシ
洗濯ブラシとは、洗濯する時に使用するブラシのことで、衣類の生地の間に入り込んだ汚れをブラシを使って毛先でかき出すようにします。特に食べこぼしのシミや靴下の黒ずみ、ワイシャツの襟・袖の汚れといった、普通に洗濯するだけでは落ちない汚れを落とすときに使用します。
汚れを落とすというと、歯ブラシを使用する場合もありますが、洗濯ブラシは洗濯に特化したものなので、代用品よりも汚れを落としやすいです。植物繊維や獣毛を使用した天然素材の洗濯ブラシは、洗濯液をよく含むため汚れが落ちやすいですのでおすすめです。
洗濯ブラシの使い方
洗濯ブラシには、「こすり洗い」と「たたき洗い」の2種類の洗い方があります。洗う衣類の素材や汚れの種類によって使い分けてみましょう。
こすり洗い
こすり洗いは、綿100%の生地、または複数の素材を使用した混紡生地におすすめです。比較的丈夫な生地に向いています。
≪洗い方≫
こすり洗いは、洗濯ブラシの毛を寝かせてしまうと効果が発揮できないため、汚れを毛でかき出すようにしてこすりましょう。決して力を入れすぎないようにしてください。
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たたき洗い
ウールやシルクといったデリケートな生地を洗う際にはたたき洗いをしましょう。また、こすり洗いでも落ちない汚れに対しても、たたき洗いを試してみましょう。
≪洗い方≫
洗濯ブラシは強く持たずに、軽く持ち、手首を上下軽くたたくようにしましょう。力を入れすぎてしまうと、衣類と洗濯ブラシの両方を傷めてしまうおそれがあります。デリケートな素材は、優しくあらったつもりでも簡単に生地が傷んでしまいます。もし心配な場合には、自分で無理に洗わずクリーニング店にお願いするのも良いでしょう。
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洗濯ブラシのお手入れ方法
使用した後の洗濯ブラシは、よくすすぎ、水を切ります。その後、毛を下向きにして乾かし、次に毛を横に向けて乾かします。できるだけ、毛の間に空気が通りやすい場所を選んでお手入れをしましょう。特に、獣毛や天然木といった自然素材を使用したブラシの場合は、直射日光に当てると傷んでしまうこともあるので、必ず陰干しするようにしてください。
おすすめ洗濯ブラシ9選!人気があって使いやすいものはどれ?
【サンコー】洗濯ブラシ びっくりフレッシュ
ワイシャツの襟もとや袖口、靴下、作業着、ユニフォームなど、通常の洗濯では落ちにくい毎日の汚れを落年におすすめなのが、サンコーの洗濯ブラシです。洗濯ブラシについた何本ものエステル繊維の断面が特殊な形をしているため、繊維の奥に入り込んだ汚れをスッキリ柿落とすことができます。
少量の洗剤でも泡立ちが良く、十分に汚れを落とすことができます。また、手のひらサイズなので女性にも握りやすい大きさなのも嬉しいですね。
【フレディレック】 ランドリーブラシ
ドイツに実在するコインランドリーFreddy Leck sein Waschsalon(フレディレック・ウォッシュサロン)から生まれた、ランドリーブランド「フレディレック」の洗濯ブラシです。
部分洗いに効果的な洗濯用ブラシで、女性が握りやすいように作られたコンパクトサイズは、まるで手洗いしている感覚で使用することができます。北欧ならではの可愛らしくおしゃれなデザインもポイントですね。
【マーナ】洗剤が入るえりそで洗いブラシ
フタの部分に洗剤を入れることのできる、襟袖洗いの洗濯ブラシです。フタの中央をプッシュすることにより、洗剤が出て落ちにくい襟や袖の汚れなどの頑固な汚れをよく落とすことができます。
「洗剤を出して、ブラシを出して…」と手間がかからず、効率よく洗うことができるのが便利ですよね。グリップ部分はくびれがあり持ちやすく、片手で握りやすいので毎日の洗濯の負担になりません。
【aisen】ローラー式洗濯ブラシ
襟・袖洗いや衣類についた頑固な汚れの下洗いに便利なローラー式のブラシです。気になる汚れの上をコロコロ転がすだけで、繊維の中に入り込んだ汚れをキャッチして、手に触れずに簡単に汚れを落とすことが可能です。立てて収納することもできるので、ローラー部分の乾きが早く清潔に保ちやすいです。
【ダイヤコーポレーション】ダイヤえりそでブラシ
衣類を洗濯機に入れる前に簡単に襟やそでの汚れ、シミを落としやすくしてくれるブラシです。毛先の細かい特殊な毛が繊維の奥まで届き、繊維の痛みを抑えつつしっかり洗ってくれます。また、グリップ部分は適度な弾力があり、握りやすく力を入れずに洗うことができます。
【國田ブラシ】洗濯ブラシ馬毛
出典:石けん百貨
柔らかく、毛先が細い馬毛を使用した洗濯ブラシです。ブラウスなどのデリケートな衣類も、生地を傷つけることなく汚れをかき出してくれます。また、手にしっくり収まる絶妙なサイズなのも嬉しいですよね。ただし園田ブラシの商品は全て職人さんの手作りであることから、入荷時期が不安定なのが難点です。
【ハイベック】洗濯ブラシ
馬の尻尾の毛を100%使用した、ハイベックの染み落とし用の洗濯ブラシです。適度な硬さで衣類を傷めず洗うことができ、カシミヤのセーターなど柔らかい素材の衣類にも使用することができます。また、汚れやシミ落としだけでなく、外出後のブラッシングにもおすすめです。
【オーエ】 マイランドリー2 ラビットブラシ
襟や袖口の部分洗いにおすすめの洗濯ブラシです。水ハネのしにくいダブル植毛で、衣類を傷つけずに汚れを落とすことができます。また手のひらサイズなので、女性でも負担なく使用可能です。
【REDECKER/レデッカー】洗濯ブラシ
ドイツのRedecker社から発売されている洗濯用のブラシです。洗濯ブラシに洗濯用石鹸を泡立たせて付け、ブラシでこすり洗いをした後に洗濯をすると、気になる汗シミや汚れがすっきり気持ちよく落とすことができます。ブラシの部分には高品質の白豚毛を採用し、手にすっぽりと収まるサイズとなっています。可愛らしい彫刻は、贈り物にもおすすめです。
泥だらけの靴を綺麗にする!靴用洗濯ブラシ
【サンコー】靴洗いブラシびっくりフレッシュピカピカシューズクリーナー
靴に付いた落ちにくい汚れも、これ一本ですっきり落とすことのできるシューズクリーナーです。特殊繊維で汚れを洗うので、生地を傷める心配がありません。
ブラシの部分は360℃柔らかい繊維で覆われているため、靴の奥まで洗うことができ、子どもでも簡単に洗うことができます。ランニングシューズやスポーツシューズ、上履き、スニーカー、長くつ、サンダルなどあらゆる靴に対応しています。
【ソニックスクラバー】電動シューズブラシ
パワフルな電動シューズクリーナーでスニーカーやスポーツシューズ、上履きなどの靴洗いが楽になる靴用の洗濯ブラシです。防水タイプなので、水洗いにも対応しており200gと持ち運びにも便利です。スイッチを入れるだけでブラシが毎分8000回反復回転するので、汚れをしっかり落とし、靴の内側部分も隅々まで洗うことができます。
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洗濯ブラシはダイソー・セリアなどの100均グッズも人気爆発中
洗濯ブラシは、ダイソーやセリアなどの100円ショップでも販売しています。種類も多く、100円というお手軽さから、いろいろ試してみたくなりますよね。洗濯ブラシの使い方である「こすり洗い」もしくは「たたき洗い」なら、100均グッズであっても汚れをしっかりと落とすことができます。
ただし、使い方によっては、寿命が短くなってしまったり、お手入れができていなくカビが生えてしまったり、毛先の部分が傷んでしまったりと言うことが考えるので注意してください。「洗濯ブラシを初めて使う」という方は、ぜひ100円ショップで手に取って試してみてはいかがですか?
洗濯ブラシで頑固な汚れを綺麗に落とそう
さまざまな洗濯ブラシをご紹介しましたが、比較的お手頃価格で手に入るものも多いですよね。普段の洗濯ではなかなか落ちなかった汚れやシミが洗濯ブラシで綺麗に落ちるのは本当に気持ちの良いことですし、クリーニングに出す手間や費用を省くことができます。
洗濯は毎日のことだからこそ、便利で使えるアイテムを持っておきたいものです。ぜひお気に入りの洗濯ブラシを見つけてみてください。
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