共働きのご家庭は、忙しい毎日のなかで多くの家事をこなさなければなりません。洗濯は家事のうちでも時間を取られるため、どうにかしてできないかと考える人は多いでしょう。この記事では毎日の洗濯をできるだけ楽にこなせるようなおすすめの洗濯機の機能などをご紹介します。
共働き家庭の洗濯事情について
洗濯機は毎日回す家庭の割合は?
株式会社アスマークが、既婚で子どもがいる20代から40代の男女に洗濯に関するアンケートを実施しました。
アンケートの結果、全体の7割の人たちが毎日洗濯していると答えました。
誰が洗濯をするのかとの問いについては、女性の9割が自分が行っていると答えている一方で、男性の回答は「分担している・時々する」が全体の約半数です。女性はほとんどの人が「自分がやっている」と答えたのに対して、男性の半数は「時々やっている」と認識していることで、捉え方の差が表れています。
洗濯は1日何回まわしますか?
日経BP社が、日経DUAL読者528人にアンケートを実施し、「1日何回洗濯機を回しますか?」の問いに、全体の9割以上の家庭が「毎日1回以上は洗濯機を回している」というように答えました。
子どもがいる家庭では、「ときには1日2回以上回す」、「週末に回数が増える」と答えたのは全体の43.7%だったことが分かりました。
回数が増えるのは子どもが衣類を汚したり、保育園で使用したシーツ、幼稚園や学校で使用した体操着などを洗うことが考えられます。また、共働きの家庭では平日は普段着用する衣類を洗濯して、週末に寝具のカバーなど大きな物を洗うため回数が増えるのです。
毎日洗濯機を2回以上回し、干して乾かしてたたむ作業はかなりの時間を要します。共働きの家庭で毎日洗濯に時間を取られていては、家族との時間や自分の趣味の時間などが確保できませんよね?
洗濯は好きですか?
続けて、株式会社アスマークのアンケートのなかで、「洗濯作業は好きですか?」の質問がありました。現在では洗濯は全自動で手間がかからないため、“洗う”作業については、「好き」と答えた人は51.2%でした。
“干す”作業が好きと答えたのは40.9%、“取り込む”のが好きなのは31.6%、“たたむ”のが好きな人は27.4%、そして“しまう”のが好きな人は23.8%となっています。
この結果から、洗濯に対して積極的に好きだと思っている人が多くないことがわかります。加えて、洗濯機を使用して行う作業以外は好きだと感じている人が少ないことがわかりました。
共働きで忙しいうえに、好きではない洗濯の作業を毎日1回、または2回も行わなければならないのは精神的にもきついですね。
洗濯機を使用する時間はいつ?朝or夜?
集合住宅
共働きの家庭は、仕事がある日に洗濯機を回す時間が限られてしまいます。仕事に行く前か、帰ってきてからになりますが、マンションやアパートなどの集合住宅に住んでいる場合は時間帯に配慮する必要があります。
生活のリズムは家庭によって異なるので、どの時間だったら良いと感じるのもそれぞれ違います。そこで、一般的なマナーとして夜は21時以降に洗濯機をまわすのは避けた方が良いでしょう。
帰宅が遅くなってしまう家庭の場合は、洗濯機のタイマーを使用して帰宅したときに洗濯が終わっているようにしておくのもひとつの方法です。また、朝に洗濯機を回す場合は早朝は避けて7時頃から開始することをおすすめします。
洗濯機を回す音というのは、思った以上に響くものです。集合住宅に住んでいる場合はご近所トラブルを避けるためにも時間帯に配慮して洗濯機を回しましょう。
一軒家の家庭
住まいが一軒家の場合は、洗濯機を回す時間をそれほど気にすることはないですが、家同士が近い場合は注意が必要です。
ご近所の洗濯機を回す音が聞こえる、または気になるようでしたら相手のお宅も同じだということなので、集合住宅のように時間帯を気にしなければなりません。
ご近所の洗濯機の音が気にならないようでしたら、時間帯を気にしなくても良いので自分たちの生活のペースで洗濯するベストでしょう。
洗濯機の容量はどのくらい?
日経BP社が、子どもがいる共働きの家庭に対して洗濯機のサイズを聞いたところ、7~9kgの洗濯機を使っている家庭が最も多い結果でした。また、全体の3割程度の家庭が9kg以上の大容量サイズの洗濯機を使っていました。
これは、共働きの家庭が増えてきたことにより、洗濯物をまとめて洗う家庭が増えてきたということに繋がると考えられます。
共働き家庭の洗濯におすすめなのはドラム型洗濯機!
前述したアンケート結果から、共働きの家庭の人たちが毎日の洗濯に対して負担に感じていることが分かりました。
1日最低1回以上洗濯機を回し、洗濯が終わったら干して乾いたら取り込んで畳んでからしまうという一連の作業はかなり時間がかかります。
そこで、共働きの家庭におすすめするのがドラム式洗濯乾燥機です。ドラム式洗濯乾燥機は、食器洗洗浄機とロボット掃除機と合わせて、“共働き家庭の三種の神器”と呼ばれるほどあったらとても便利なものなのです。
では、ドラム式洗濯乾燥機をおすすめする理由を詳しく解説いたします。
乾燥機能がついているのでどこに干すか悩まなくて良い!
共働きだと働いている間、家に誰もいない時間が長くなります。梅雨の時期や天候が安定しない日などは、外に洗濯物を干すことができないことが多くなるでしょう。
室内干しだと嫌な臭いが発生したり、部屋の中が狭くなることがあります。また、冬場などは厚手のものがなかなか乾かないこともありますよね?。
そんなとき、ドラム式洗濯乾燥機があれば、洗濯から乾燥まで行ってくれるので天気を気にしなくても大丈夫です。
外に干していた洗濯物を気にしながら仕事をしたり、慌てて帰ってきてダッシュで洗濯物を取り込んだりするのは、知らず知らずのうちにストレスになっているものです。
ドラム式洗濯乾燥機があれば、ボタンを押すだけで洗濯から乾燥まで行ってくれるので余計なストレスを感じなくて済むのです。
一昔前は、衣類を乾燥機で乾かすと縮んでしまうということがありましたが、最近の乾燥機はは適度な温度の風で乾かすので縮みを軽減できます。
また、共働き家庭だと家事を分担して行う家庭が多いと思いますが、洗濯物の干し方が夫婦で違うことで「そうじゃない!」などと注意されたり、したりということがあるかもしれません。
しかし、ドラム式洗濯乾燥機があれば、干すことがないのでこのような小さなストレスがなくなるのです。
加えて、洗濯が終わったものを干すとき、濡れて重くなった洗濯物をかごに入れて移動して運ぶ場合があります。この作業は女性にとっては重労働ですが、この作業もなくなります。
洗濯物を干して取り込む作業がなく時間短縮!
ドラム式洗濯乾燥機があれば、干す手間に加えて洗濯物を取り込む手間が省けます。洗濯をして乾燥までしてくれるので、“干す”作業と“取り込む”作業がなくなるのは、共働き家庭にとっては本当に助かることです。
洗濯機から洗濯物を取り出してカゴに入れ移動して干し、仕事が終わって家に帰ってきてから洗濯物を取り込む…この作業はだいたい30分程度かかりますが、毎日30分が違う時間に使えると考えたら嬉しいですよね?
「時は金なり」と言いますがまさにその通りで、30分を1週間で考えたら210分、すなわち3時間30分が他のことに使える時間になるのです。
子どもの宿題をゆっくり見てあげたり、夕食のときにゆっくり会話を楽しんだり、自分の趣味にあてることだってできます。
このように考えてみたら、共働き家庭に“ドラム式洗濯乾燥機”をおすすめする理由がお分かりいただけたのではないでしょうか?
洗濯の時間短縮でタオルの枚数が減る!
“ドラム式洗濯乾燥機”は洗濯から乾燥まで行ってくれるので、洗濯してから洗濯物が乾くまでのサイクルが早いです。
今までは、仕事から帰ってきたら洗濯をして翌朝外に干し、その日の夜に取り込むというサイクルだったので、洗濯から乾くまで2日かかりました。
しかし、ドラム式洗濯洗濯乾燥機を使った場合、夜眠る前に洗濯機のボタンを押すだけで翌朝には乾いているのです。そのため、着替えの予備やタオルなど余分に持つ必要がありません。
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洗濯物がシワにならない機能
共働き家庭におすすめしたいドラム式洗濯乾燥機の機能は、乾燥のときに強風でシワを伸ばしてくれる機能です。
価格はノーマル仕様のものに比べたら上がりますが、風のアイロンでシワを伸ばしてくれるので、乾燥機を使っても洗濯物がシワシワになりにくいのです。
せっかくドラム式洗濯乾燥機で時間を短縮したのに、乾燥機で衣類がシワになってしまいアイロンをかけなければ着ることができないのでは意味がありませんよね?
洗剤の自動投入機能
最近発売されている“ドラム式洗濯乾燥機“には、洗濯洗剤・柔軟剤の自動投入機能が付いています。
様々なタイプの洗濯機があるので、機能も色々ですが、専用のタンクに前もって洗剤や柔軟剤を入れておくことで、洗濯物の重さに合わせて自動で洗濯のときに洗剤を投入してくれます。
この機能がある洗濯機を使えば、洗濯物を入れてボタンを押すだけなので、洗剤や柔軟剤を入れる手間が省けます。また、誰が洗濯機を回すときでも、洗剤をどのくらい入れればいいのか迷うことがありません。
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ドラム洗濯乾燥機のなかには、外出先から洗濯機を操作することができる機能があるものがあります。この機能がついていれば、仕事が終わってから自宅に着くまでの時間を換算して、リモート操作ができます。
この機能は、洗濯が終了する時間がスマートフォンに連絡がくるので、それに合わせて買い物に行って時間調整することが可能です。
自宅に帰ったらちょうど洗濯が終わっていて、あとはしまうだけです。ちょうど終わっていればシワがつきにくいですし、フワフワで温かい洗濯物を出すときに気持ちが良いですよ。
共働き家庭でも自分たちに合った洗濯で少しでも楽をしよう!
共働きをしていると、毎日の洗濯は大変ですよね。洗濯はやらなければたまってしまいますし、小さな子どもがいる家庭ですと何かと汚れたものが出るため、洗濯せざるを得ません。
できるだけ洗濯の手間をなくすためには、説明してきたようにドラム式洗濯乾燥機がおすすめです。
ボタンひとつで洗濯から乾燥までやってくれるドラム式洗濯乾燥機を使ったら、それまで洗濯にかけていた時間が他のことに使えるようになります。
色々な機能が付いている洗濯機がありますので、自分が欲しい機能が付いているかを確認して購入すると良いでしょう。
また、ドラム式洗濯乾燥機にはフィルター掃除など、定期的な掃除も必要なのでしっかりと行い、毎日の洗濯を楽にこなしましょう。
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