洗濯機の種類は「縦型」「ドラム式」どちらがいいの?洗濯機の選び方を調査!!

洗濯機の種類は「縦型」「ドラム式」どちらがいいの?洗濯機の選び方を調査!!

まりや

現在の洗濯機は「縦型」と「ドラム式」が主流となっていますが、昔と比べるとずいぶん進化して、洗浄力が上がり機能性も充実しています。そのおかげで選択肢が増えてしまい、実際に購入を考えたときはどれを選んでよいのか悩んでしまいますよね。そんなときの助けになるよう、「縦型」と「ドラム式」のメリットデメリットを解説し、洗濯機の選び方をご紹介します。

洗濯機の種類はどんなものがあるの?

現在ある洗濯機の種類は、大きく分けると3種類に分かれています。時代の流れで主流なものは変わりますが、それぞれに特徴があり使用の仕方や目的が異なってきます。

縦型洗濯機

洗濯機の種類は「縦型」「ドラム式」どちらがいいの?洗濯機の選び方を調査!!

主流なのは縦型洗濯機です。『洗い・すすぎ・脱水』を自動でひとつの槽で行う画期的な商品でした。全自動洗濯機が日本で発売されたのは1965年、パナソニックになる前の「松下電器産業」の商品だったのです。

当時は使用する水の量が多すぎるなどの問題から、普及までに時間がかかっていましたが、改良を重ねて現在の便利なものにまで進化を遂げました。最近ではドラム式洗濯機の波に押されつつありますが、今は縦型でも乾燥機つきのものも発売されるなど、まだまだ進化を続けています。

また、もともと縦型は「洗浄力が高い!」と評判でしたので、現在でも愛用している方が多くいる洗濯機です。

ドラム式洗濯機

洗濯機の種類は「縦型」「ドラム式」どちらがいいの?洗濯機の選び方を調査!!

どこのメーカーも力を入れて新商品の発売に取り組んでいるのが、ドラム式洗濯機です。ドラムを回転させながら衣類の汚れをとる方式で、なんといっても乾燥機能が優秀な洗濯機として2000年代から大ヒットしました。

昔は洗濯機のほかに乾燥機を購入しなければいけませんでしたが、一体型になったことで天気を気にせず洗濯できるようになるなど、洗濯に革命を起こした商品です。

2層式洗濯機

“洗い”と”すすぎ”を行う槽と”脱水”を行う層とが分かれて2層になっているのが2層式洗濯機です。もしかすると、平成生まれの方はこのタイプの洗濯機を知らないかもしれませんが、全自動洗濯機が発売される前はこのタイプが主流でした。日本で初めて発売されたのは1960年で、1980年代前半までは洗濯機といえば2層式だったのです。

すすぎが終わったら、脱水を行うためにもうひとつの層に移し替えるのが手間でしたが、逆に洗濯の仕方の自由度が高く、ある意味上級者向けの洗濯方法でした。また、洗濯と脱水が同時にできるというメリットもあるので、多くの洗濯をこなさなければいけないときにも便利です。

構造も単純で使いやすく大変丈夫なため、現在ではガソリンスタンドや工場などの業務用として活躍しています。しかし家庭用としてはもうあまり見ることがなくなってしまった洗濯機のため、これから買い替えを考えている方にはあまりおすすめではありません。

縦型洗濯機について知ろう!

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洗い方

縦型洗濯機の洗い方は、「かくはん水流」の「もみ洗い」となっています。水の渦をつくり、その中で洗濯物同士がこすれ合ったりを繰り返しながら汚れが落ちていくのです。コースによっては「押し洗い」を搭載しているものもあります。

メリット

本体代が安い

縦型洗濯機を選ぶ人の多くは、その価格に安さにひかれています。乾燥機能なしのもので過去モデルなら数万円で手に入りますし、乾燥機がついていても10万前後で探せるでしょう。

洗浄力が高い

縦型洗濯機のもみ洗いは高い洗浄力があり、泥汚れに効果が抜群です。また水を多く使用しますので室公汚れも落としやすく、洗濯機の中で汚れ戻りが起こることも少ないのが特徴です。

コンパクトで設置が楽

縦型洗濯機はドラム式洗濯機と比べるとサイズが小さく軽いので、設置するときも比較的簡単です。また、家のつくりによってはドラム式洗濯機を置くスペースがない場合もあるので、縦型洗濯機のほうが選べる幅が広くなります。

本体のメンテナンスが楽

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さほど難しい構造ではないので、メンテナンスする箇所が少なくて済むのが縦型洗濯機です。メンテナンスを定期的に行っていれば故障も少なく、長く愛用できます。

デメリット

水を大量に使用する

洗浄力が高いのはその分水を使用するためで、水道代がかかってしまい家計に響く可能性もあります。

しかし、最近ではすすぎ1回に対応した洗剤も多く販売されていますので、このような洗剤を使用すれば水の節約に繋がりますよ。

大型の洗濯物の出し入れが大変

縦長の形状なので上から洗濯物を入れなくてはいけないため、大型の衣類や布団を入れる際には力を要します。取り出すときも同様で、水に濡れた分さらに重いものを取り出さなければなりません。

乾燥機能はドラム式に劣る

乾燥機能がついた縦型洗濯機も増えてきましたが、乾燥威力はドラム式には敵わないのが現状です。洗濯曹に衣類が張りつきやすく、乾燥に時間がかかってしまいシワもつきやすくなっています。

衣類が絡みやすい

縦型は洗濯層をぐるぐる回しながら洗濯をしているため、どうしても絡まりが多くなってしまいます。洗濯物の入れ方や洗濯ネットを上手に使用したりすることで多少軽減できますが、絡まりは縦型洗濯機にはつきものと思っておく方がいいでしょう。

こんな方におすすめ

  • 乾燥機能はたまにしか、もしくはほとんど使用しない
  • お子さんがいるなどして、洗濯物は泥汚れのものが多い
  • ひとり暮らしでさほど洗濯物の量がない
  • 部屋に大きな洗濯機を置く十分なスペースがない

ドラム式洗濯機について知ろう!

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洗い方

ドラム式洗濯機の洗い方は「たたき洗い」です。ドラムのなかで衣類を上下にたたきつけるようにして洗うため、水の量が少なくて済みます。そして水の量が少ないので洗剤の割合を増やすこととなり、皮脂汚れなどに効果的です。

メリット

節水力が抜群

ドラム式洗濯機のたたき洗いは少ない水分で、効率的に洗濯物の汚れを落とすことができます。洗剤の効果も高めることができるので、一石二鳥です。

外干しできないときに最適

ドラム式洗濯機には基本的に乾燥機がついていますので、外干しができないときには乾燥機能で洗濯物を乾かしてしまえます。そのため雨風を気にして洗濯をする必要がなく、花粉の時期なども活躍してくれます。また、「干す作業が面倒だな」と感じるときに乾燥機能を使用すれば、家事が軽減されます。

衣類が痛みにくい

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縦型洗濯機のもみ洗いに比べると、ドラム式洗濯機は衣類に優しい洗い方です。絡まりも抑えられますので、衣類の摩擦が少なく生地を傷めにくくなっています。

大型の衣類や布製品も洗濯可能

投入口が正面ですので大型の衣類や布団などの出し入れがしやすく、ご家庭で洗濯から乾燥まで行うことができます。縦型洗濯機の場合はコインランドリーを利用したりクリーニングに出す方が多いので、家で洗濯できるのは金銭的にもかなり助かります。

デメリット

洗浄力が劣る

ドラム式洗濯機のたたき洗いは、もみ洗いに比べるとどうしても洗浄力が劣ってしまいます。泥汚れなどの大きな汚れに対して効果が弱く、ひどい汚れの場合は手洗いをしてからの洗浄がおすすめです。

柔軟剤の香りが残りづらい

縦型に比べて、ドラム式だと柔軟剤の香りが残りづらい傾向にあります。香りをどうしても残したい場合は、香りが強く香る柔軟剤や香りづけビーズの使用をおすすめします。

音が大きい

ドラム式乾燥機は縦型洗濯機のものより音が大きいものが多く、特に脱水時の音は機種によってかなりの音がするものもあります。最新のものを使用しているのであれば、騒音はかなり抑えられている可能性もありますが、一昔前のドラム式洗濯機ですと、夜の洗濯は気が引けてしまうかもしれません。

本体のメンテナンスが面倒

ドラム式洗濯機は縦型洗濯機と比べ、メンテナンスをしなければならない部分が多いのが特徴こんな方におすすめ

  • 急いで衣類を乾かしたいなど、乾燥機能をよく使用する
  • 仕事等で日中に時間がなく、なかなか外干しできない
  • 洗濯の量が多い、または大型の衣類の洗濯も自宅でしたい
  • 水道代を安くしたい

洗濯機の選び方は?

洗濯機の種類は「縦型」「ドラム式」どちらがいいの?洗濯機の選び方を調査!!

機能性で選ぶ

乾燥機能

まずは洗濯機に、どのような機能を求めているのかを明白にします。乾燥機能がいらないのであれば、縦型のほうがコスパがよく機能をフルに使うことができます。洗濯機能が必要なら、さらに乾燥タイプが「ヒーター乾燥」か「ヒートポンプ乾燥」かを選ぶ必要があります。

ヒーター乾燥は高温で一気に乾燥させる方式で、電気代は高くなりますが洗濯機本体の値段は安い傾向にあります。逆にヒートポンプ乾燥は本体代は高くなりますが、電気代を抑えることが可能です。

洗濯機能

洗濯モードも重要で、標準コース以外におしゃれ着コースやスピードコースなどの充実度も確かめましょう。洗濯コースが多いほど洗える衣類が増え、洗濯の幅を広げることができます。

電気代や水道代のコストで選ぶ

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電気代

縦型洗濯機の電気代は1回あたりの洗濯時間を40分とすると3.24円ほどかかります。乾燥機を使用した場合は1回あたり33円なので、トータルすると36.24円となります。ドラム式洗濯機は、1回あたりの洗濯時間を33分とすると1.86円かかり、乾燥機を使用するとさらに23円かかる計算となります。トータルすると24.86円となり、ドラム式のほうが電気代は安くなるでしょう。

水道代

1回の洗濯で使用する水の量は縦型洗濯機で100L、ドラム式洗濯機で70〜80Lが平均となります。東京では1Lあたり0.33円かかりますので、縦型洗濯機は33円、ドラム式洗濯機は23.1円~26.4円の水道代がかかります。水道代もドラム式洗濯機のほうが安くなる計算となりました。

本体代も考慮する

電気代、水道代はトータルしてもドラム式洗濯機のほうが安く済むことが分かりました。しかし本体代を比べてみると、縦型洗濯機が10万以上安い場合もあり、使用する年数を考えてみると最終的には縦型洗濯機のほうが安く上がる可能性も十分にあります。

洗濯機のメンテナンスを怠れば故障の原因となり、すぐに買い替えることになれば費用がかさんでしまいますので、本体代に見合った年数使用できるようメンテナンスを行いましょう。

デザインで選ぶ

最後に自分の好みのデザインを見つけてみましょう。洗濯機はしまえるものではないので、部屋の一部として目に触れます。部屋の雰囲気や色合いに合うものを探し、使用しやすいデザインを見つけることも重要です。

洗濯機を購入するときの注意点

設置可能なサイズであるか

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家電を購入するときの基本ですが、必ずサイズを確認しましょう。マンションなどは排水口のついた防水パンが設置されている場合が多く、洗濯機置き場が決まっているため、そこのサイズに合わせたものを購入する必要があります。しかし基準の大きさというのがあり、だいたい下記の3パターンであることが多いので参考にしてみてください。

  • 幅640mmx奥行き640mm
  • 幅740mmx奥行き640mm
  • 幅800mmx奥行き640mm

容量は満たしているか

洗濯機の大きさは、洗濯物を入れる容量によって変わってきます。何人分の洗濯物を洗濯したいのかで買うべきサイズが決まりますので、必ずコンパクトなものが良いというわけではありません。ひとり分の洗濯物の量は1.5kg程度といわれていますので、それを参考に洗濯機の容量を考えましょう。

例えば家族2人なら6kgが目安になり、まとめ洗いする場合や、冬物が多くなる時期を考えると7~8kgの容量がおすすめです。ひとり暮らしなら4~5kgで十分ですし、夫婦2人の場合などは5~6kgが丁度良いでしょう。

扉の開き方も注意

ドラム式洗濯機を選んだ場合は正面に扉がつきますので、扉の開閉方向にも気をつけましょう。冷蔵庫と同じように、部屋の間取り次第では右開きか左開きかどちらか一方しか使用できない場合もあります。最新のドラム式洗濯機なら開閉方向を選べるものも増えていますが、そのような機種は値段が高くなる場合が多いです。

実際に気に入ったデザインのものが対応しているとも限りませんので、左右どちらの開き方が望ましいのかしっかりとチェックしておきましょう。

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自分の家に合った洗濯機を選ぼう!

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洗濯機の進化は目覚ましく、ひと昔に比べると驚くほど使用しやすく家事の負担を減らしくれる家電となっています。その充実した機能性をしっかりと発揮できるよう、自分が使用したい機能や洗濯目的をしっかりと理解して、洗濯機を選ぶと良いでしょう。また、目先だけの値段にとらわれることなく、ランニングコストも考えたうえで選ぶと、買った後の後悔もなくなりますよ。