次世代空間！知る人ぞ知る『喫茶ランドリー』はどんなところ？

墨田区千歳に2018年1月にオープンして以来、度々メディアに取り上げられ人気を集めている喫茶ランドリー。名前だけ見ると「喫茶店？洗濯もできるの？」「クリーニング屋さん？」と疑問を持つ方が多いのではないでしょうか？

実は喫茶ランドリーは喫茶店とは言っても喫茶店ではなく、クリーニング屋でもない新しい空間です。今回は喫茶ランドリーさんとのコラボ企画第一弾！喫茶ランドリーを運営している株式会社 グランドレベルさんに喫茶ランドリーとはどんな空間なのかお伺いしました。

開店までのプロセス

喫茶ランドリーができたこの場所は、もともと手袋を箱詰めして出荷する卸屋でした。オーナーがお店をたたみ、この場所をどうしようか悩んだ際に、声がかかったのが株式会社 グランドレベル。

この街に足りないもの、求められているものが何かを考えた結果、「誰もが気軽にお茶ができる場所が必要だ」ということになり、お店を企画しはじめました。

当初はコインランドリーをお店の一部につくろうとしましたが、予算が足りずに、電気式の業務用ランドリー機器を導入することに。合わせて、よりさまざまな目的で使われるように、くミシンやアイロンも備えた「まちの家事室」付きの喫茶店としてオープンしました。

まちの家事室

店内の一番奥に「まちの家事室」と呼ばれる作業スペースがあります。

洗濯機・乾燥機

「まちの家事室」の中で一番目立つのは洗濯機と乾燥機。スウェーデンのエレクトロラックス社の「mypro」シリーズの機器が3台ずつ設置してあります。業務用のため洗いムラなどがなく、クリーニング屋さん並みのプロ仕様の洗い上がりが実現するのが特徴です。

洗剤・柔軟剤共に3種類ずつ用意されていて、お好みのものを選べるのが嬉しいポイントですね！

ミシン・アイロン

brother社製のミシンが2台、パナソニック社製のアイロンが2台ずつレンタルできます。ある程度の糸が用意されているため、洗濯後に気になったところを縫うのもよし、何か作るために糸を持ってきてレンタルするのも良し、のとても嬉しいサービスが整っています。

洗濯後そのままアイロンを掛けて家に持って帰れるため、多くの家事を抱えているママさん達にとても人気です。

喫茶スペース

店内のスペースは大きく4つに分かれていて、「まちの家事室」スペースを除く3つが主な喫茶スペースになっています。食事をする人もいれば、パソコン仕事をする人もいたり、読書する人もいたり一般的なカフェとあまり変わりません。ただし、ミシンを使っている人がいたり、編み物をしている人もいるのが喫茶ランドリーならではの特徴です。

カレーライスが一番人気で、ママさんスタッフが手作りで料理しています。

モグラ席

まず、入り口入って左手にある半地下のモグラ席。籠り感があり、日差しが当たるため、とても落ち着けるスペースです。7名限定のスペースとなるため、席の確保はなかなか難しいかもしれませんね！

フロア席

入り口を入り、すぐ広がっているフロア席。様々な椅子と机があるため、お気に入りの席を見つけてみましょう。

大テーブル席

店内の一番奥には大テーブル席があります。普段はオフィススペースとして利用されていますが、空いている座席は利用することができます。

イベントの開催

スペースごとにレンタルできたり、店内全体でも貸切ができる喫茶ランドリー。週2回くらいの頻度で、様々なイベントやワークショップで使われています。ママさん同士でパンを捏ねるスペースとして利用したり、トークイベント・ライブを開催したり…使い方は人それぞれです。なにかやりたいものがあったら、まずは気軽に相談してみましょう。

コミュニケーションを取りながら家事を楽しく

家で行なうのが当たり前となっている家事。しかし、いつもひとりで黙々としているようでは飽きてしまう人もいるのではないでしょうか？

そんな方は、まちの家事室に持ち込んで、洗濯をしたりアイロンがけをしてみるのもおすすめですよ。周りにいる人と積極的にコミュニケーションを取ることで、いつもはつまらなかった家事が楽しくなるはずです！

取材協力：株式会社グランドレベル

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