洗濯機の汚れは一見分かりにくいですが、洗濯回数が多いほど汚れがたまっています。それを放置すると詰まって漏水してしまったり、洗濯機自体の故障に繋がったりしてしまうので、定期的な掃除を行ないましょう。今回は洗濯機のパーツごとに正しい掃除方法をご紹介します。
目次
洗濯機汚れの原因と掃除するべきパーツをチェック!
使用頻度の高い家電である洗濯機は、思っている以上に汚れがたまります。まずは汚れの原因を知り、具体的のどのようなパーツを掃除していくべきなのかを確認しましょう。
洗濯機の汚れの原因は主に3つ
洗濯機の汚れの原因は、大きく3つに分けられます。
洗剤カスの残り
洗濯時に使用する洗剤は、気温や水温などの状況で溶け残ってしまうことがあります。それが洗濯槽にこびりつき、汚れになってしまうのです。
湿度が高い洗濯槽はカビが繁殖しやすい
洗濯後、洗濯槽や衣服にワカメのような黒い物体を発見したら、その正体は黒カビです。洗濯槽は水分が豊富なので湿度が高く、フタを閉めると空気がこもって温度が上がります。さらに衣服の汚れはカビの栄養分になることから、カビが繁殖する絶好の場所となっています。
定期的に掃除を行なっていないと、洗濯槽の裏側には黒カビが繁殖し続けているので、洗濯のたびに衣類に黒カビを付着させてしまっているかもしれません。
衣類の汚れや糸くず・ほこり・髪の毛など
日々の洗濯でたまっていくのが、衣類についていた汚れや糸くず、ほこりや髪の毛などです。洋服についた汗や皮脂汚れ、食べこぼしなどが洗濯槽にこびりつくこともありますし、ほつれた糸くずなどはすすぎで流されずに洗濯機内に残りがちです。
また、ポケットにティッシュや紙くずなどを入れたまま洗濯してしまうと、散り散りになった紙が見えないところに入り込んで完全に取り除くのは困難になり、ホースなどに詰まることも考えられます。
さらに、ほこりや髪の毛は生活していると必ず落ちるもので、洗濯機にもたまっていきます。特に洗濯機の下や裏側などの隙間には入り込みやすく、気がつかないうちにほこりだらけなんてことも考えられるでしょう。
掃除をするべきパーツ一覧
洗濯機のパーツ | 主な汚れの原因 | 理想の掃除頻度 |
洗濯槽 | カビ・水垢・衣類の汚れ等 | 月1回 |
洗剤・柔軟剤投入ケース | 洗剤カス等 | 週1回 |
排水ホース | 糸くず・ほこり・衣類の汚れ等 | 1~2ヶ月に1回 |
排水トラップ・排水口 | 糸くず・ほこり・衣類の汚れ等 | 1~2ヶ月に1回 |
ごみ取りネット・排水フィルター・乾燥フィルター | 糸くず・ほこり・衣類の汚れ等 | 洗濯ごと |
操作パネル・フタ・洗濯機本体の外側 | ほこり等 | 週1回 |
洗濯パン(防水パン) | ほこり・髪の毛等 | 月1回 |
洗濯機のパーツごとに掃除方法を見てみよう
それでは実際に、洗濯機のパーツごとの正しい洗濯方法を見てみましょう。パーツによって用意するものや掃除の方法は異なるので、あらかじめ揃えておくと良いですね。
洗濯槽
洗濯槽は洗濯機のなかでも1番汚れやすく、特にカビ対策をしっかりと行ないたい場所です。汚れがあるとせっかく洗濯している衣類を逆に汚してしまう恐れがあるので、月に1度は掃除をし、清潔に保つようにしましょう。
洗濯槽クリーナーは洗濯機に対応しているか必ずチェック!
洗濯槽の掃除には洗濯槽用クリーナーを使用するのがおすすめですが、塩素系クリーナーと酸素系クリーナーがあり、それぞれ使用方法が違います。
選ぶときの基準として、まずは自宅で使っている洗濯機に使用できるかをチェックするようにしましょう。現在洗濯機は、大きく分けると『ドラム式乾燥洗濯機』と『縦型洗濯機』の2種類になりますが、それぞれ構造が異なるため使用できる洗濯槽クリーナーとできないものがあるのです。
特にドラム式乾燥洗濯機の場合、基本的につけ置き洗いができないため酸素系クリーナーが使用できないというケースもあります。
間違った洗濯槽クリーナーを使用すると、洗濯機を傷め故障の原因にもなりかねないので、購入するときは必ず自分の使っている洗濯機に対応しているかを確認しましょう。
塩素系クリーナーを使用した洗濯槽の掃除方法
用意するもの
- 塩素系クリーナー
手順
塩素系クリーナーは殺菌力に優れている
塩素系クリーナーの特徴は強い殺菌力があり、洗濯槽にこびりついているカビを分解して除去するところです。
目に見えない菌も短時間で分解することができ、つけ置きの必要がないため忙しいときでも気軽に使用しやすいでしょう。ただ、塩素系は刺激が強いため、使用するときは肌につかないよう十分に注意してください。
また、独特のツンとした臭いが気になるという方も多いので、換気を行ないながら使用しましょう。
それでは、おすすめの塩素系洗濯槽クリーナーをご紹介します。
- 【ジョンソン】洗濯槽カビキラー
- LOHACO参考価格:320円(税込)
カビといえば『ジョンソン』のカビキラーですよね。洗濯槽クリーナーも発売されていて、洗濯槽に穴がないタイプやステンレス製の洗濯槽にも使用できるので、使用の幅が広いでしょう。黒カビやヌメリに効果が期待でき、洗濯機が臭うときや、洗濯しても衣類に嫌な臭いが残るというようなときに使用してみましょう。
- 【エステー】洗浄力 洗たく槽クリーナー
- LOHACO参考価格:302円(税込)
『エステー』の洗濯槽クリーナーは素早く洗濯槽の裏側まで浸透し、たった3分でカビや菌をしっかり除去できる商品です。つけ置きの必要もなく、忙しいときでもすぐに洗濯層の掃除ができるのが嬉しいですね。
カビ胞子の除去率は99.9%となっているので、嫌な臭いも抑えられるでしょう。また、“再付着防止剤”が配合されているので、剥がれたカビが洗濯槽に残りにくく次の洗濯も安心です。
酸素系クリーナーを使用した洗濯槽の掃除方法
用意するもの
- 酸素系クリーナー
- ゴミをすくうネット
- バケツ
手順
酸素系クリーナーは汚れを剥がし落とす
酸素系クリーナーの特徴は、人にも環境にも優しく、安全に掃除ができるという点です。洗浄力は塩素系クリーナーよりやや劣りますが、手などについてもすぐに洗えば刺激もほとんどありません。
また、汚れを剥がし落とすタイプなので目で確認することができ、洗濯槽がどれくらいの期間でどの程度汚れるのかをチェックするのにも向いています。塩素系のように臭いもないので、どんな家庭でも使用しやすいでしょう。
ただ、つけ置きが必要になるので掃除に時間がかかりますし、ドラム式乾燥洗濯機ではつけ置きができないタイプもあり、その点では使用の場面が限られてきます。
それでは、おすすめの酸素系クリーナーをご紹介します。
- 【P&G】アリエール 洗たく槽クリーナー サイエンスプラス
- LOHACO参考価格:250円(税込)
『P&G』が展開する洗濯用合成洗剤ブランドアリエールには、酸素系洗濯槽クリーナーのラインナップがあります。活性酵素パワーで、洗浄力の弱さをカバーし、カビ胞子除去率99.9%を達成しています。ミクロの泡が洗濯槽の裏側までしっかりと浸透し、除菌効果もばっちりです。
また、ファブリーズと共同開発しているので消臭にも優れ、洗濯機の嫌な臭いも防いでくれるでしょう。
- 【シャボン玉石けん】洗たく槽クリーナー
- Amazon参考価格:650円(税込)
『シャボン玉石けん』の洗濯槽クリーナーは1回使いきりタイプとなっているので、量る手間がなく便利なタイプです。洗濯槽がプラスチックタイプでもステンレスタイプでも使用できるので、使える幅も広いでしょう。
原料は天然系の成分が中心に使われているので、人や環境にも安心して使用できるのが嬉しいですね。黒カビ、雑菌、臭いにしっかりアプローチするので、定期的な掃除に利用してみましょう。
重曹やクエン酸を使用する場合
洗濯槽クリーナーの代用として、重曹とクエン酸を使用することも可能です。その特徴や使い方をご紹介します。
- 重曹やクエン酸を洗濯槽掃除に使用するメリット
- 重曹やクエン酸を洗濯槽掃除に使用するデメリット
- 重曹とクエン酸を使用した洗濯槽の掃除方法
水垢や洗剤カスなどのアルカリ性の汚れには酸性のクエン酸、皮脂や黒カビなど酸性の汚れにはアルカリ性の重曹が効果的なため、併用することで洗濯槽クリーナーにも負けない洗浄力を発揮します。
また、殺菌や除菌、消臭効果も期待できるので、洗濯槽掃除にぴったりなアイテムと言えるでしょう。さらに刺激が少なく優しい成分なので、肌や環境に配慮したいという方にもおすすめです。
やはり塩素系クリーナーと比べると洗浄力や除菌力は劣ってしまうので、汚れがひどいときには十分に洗浄しきれないこともあるでしょう。
また、重曹は水に溶けにくいので、お湯を使用しないと溶け残りができやすく、ホースや排水口に詰まるおそれがあるので注意が必要です。
重曹は300g程度、クエン酸は100g程度使用し、酸素系クリーナーを使用するときと全く同じように掃除をしましょう。
ゴミ取りネットなどがある場合はあらかじめ外しておき、40℃程度のお湯を使用することで重曹をしっかりと溶かすことができます。最後はしっかりと洗濯槽内を乾燥させ、再びカビを発生させないように注意してください。
洗剤・柔軟剤投入ケース
洗剤や柔軟剤は専用の投入ケースに入れておくことで適切なタイミングで使用できるので、利用している方も多いと思いでしょう。便利なパーツですが、洗剤や柔軟剤の残りカスがたまりやすくドロドロになっていることもあり、雑菌の温床になっているかもしれません。
利用頻度が高く汚れやすい部分なので、週に1回程度は掃除するようにしましょう。
用意するもの
- 歯ブラシ
- 雑巾やキッチンペーパー
- 浴室用洗剤
手順
また、外側も水垢やヌメリの可能性があるので、くまなく磨いてください。洗剤カスの層が厚くなり固まっている場合は、お湯をかけながら洗うと効果的です。
排水ホース
購入して以来、一度も排水ホースを外したことがないという方もいるかもしれませんが、ホースは洗濯時の汚水が通っているため汚れやすい部分です。
詰まると水が溢れて大惨事になるので、1~2ヶ月に1回は掃除をするのが理想です。一見大変そうに見えるパーツですが、手順さえわかれば簡単に行なうことができます。
用意するもの
- 洗面器やバケツ
- ラップ
- 輪ゴム
- 洗濯洗剤
手順
残った水がこぼれ出ても良いように、洗面器やバケツの上で行なうのがおすすめです。
もしもホースの中が真っ黒で汚れがひどいと感じたら、少し洗濯洗剤を入れておきます。
最後に、洗剤を使用した場合は水を流してすすぎをし、再び設置して完了です。このときしっかりと取りつけないと水漏れの原因となりますので、細心の注意を払ってください。
排水トラップ・排水口
排水ホースを掃除するときは、一緒に排水トラップや排水口も掃除するのがおすすめです。この部分もホースと同じく汚水が流れつまりの原因となるため、1~2ヶ月に1回は掃除を行ないましょう。
用意するもの
- パイプクリーナー
- 歯ブラシ
- バケツ
- 雑巾など
手順
おすすめパイプクリーナー
- 【ジョンソン】パイプユニッシュ プロ
- LOHACO参考価格:303円(税込)
排水口にたまったヘドロを強力分解し、詰まりも解消してくれるのが『ジョンソン』のパイプユニッシュプロです。高粘度でしっかりとパイプにまとわりつき、少量でも汚れをキレイに落としてくれますよ。
下水から上がってくる臭いも解消できるでしょう。また、コンパクトサイズなので場所を取らす、収納しやすくなっています。
- 【小林製薬】サニボン泡パワー
- Amazon参考価格:282円(税込)
『小林製薬』のパイプクリーナーは、珍しい泡タイプとなっています。押した分だけ出せるので出しすぎを防止し、さらに注ぎ口が狭くなっているので狙った場所に垂らすことが可能です。
刺激が強いので、間違って手に垂らしてしまう心配が少なく使いやすいですね。洗浄力もかなり強力なので、常備しておきたい1本です。
ごみ取りネット・排水フィルター・乾燥フィルター
縦型洗濯機にはごみ取りネット、ドラム式乾燥洗濯機には排水フィルターと乾燥フィルターが付属されています。洗濯時に出る糸くずやほこり、髪の毛などを絡めとる役割があるので、洗濯のたびに必ず汚れるパーツといえるでしょう。
汚れがたまったまま放置すると排水時に固形物をそのまま流してしまう可能性があり、詰まりを誘発してしまいます。そのため、洗濯するたびに掃除をするのが理想です。
用意するもの
- 歯ブラシ
- 雑巾やキッチンペーパー
- 浴室用洗剤
縦型洗濯機はごみ取りネット(糸くずフィルター)の掃除
ドラム式は排水フィルター・乾燥フィルターの掃除
ドラム式乾燥洗濯機の場合は、排水フィルター・乾燥フィルターが洗濯槽の外に取り付けられているので、場所をよく確認してから取り外しましょう。取り外せたらごみ取りネットと同じように掃除を行なってください。
操作パネル・フタ・洗濯機本体の外側
洗濯機の掃除というと内部や細かなパーツにばかり目が行きますが、意外に汚れているのが洗濯機の外側部分です。露出しているのでほこりがたまりやすく、操作パネルは手垢がつきやすく黒ずんできます。
見栄え良く保つためにも、洗濯機本体の外側部分もこまめに掃除をしていきましょう。
用意するもの
- 水拭き用雑巾
- から拭き用雑巾
- アルコールスプレー
手順
ただ、操作パネルなど手垢が気になる部分にはアルコールスプレーを吹きかけて拭くと、こびりついた汚れもキレイに落とせます。ついでにフタの裏や洗濯機の目に見える内部なども拭いておくのがおすすめです。
洗濯パン(防水パン)
洗濯パン(防水パン)は洗濯機の下に設置してある台のことで、湿気や漏水から守ってくれるため賃貸住宅や集合住宅では必須アイテムです。しかし、隙間があいているのでほこりがたまりやすく、なおかつ狭い空間なので掃除がしにくく忘れがちな場所でもあります。
直接洗濯機の故障などにはつながりにくいパーツですが、せっかく洗濯機をキレイにしたなら洗濯パンもキレイにしてすっきりしましょう。頻度は月に1回程度が理想で、部屋の掃除のついでなど気軽に行なえます。
用意するもの
- ハンディモップや雑巾など
手順
少し柄の長いハンディモップなどを隙間に入れて、ほこりや髪の毛を取れば掃除は完了です。ちょうど良いハンディモップなどがない場合は、ハンガーにストッキングをかぶせて隙間に入れれば、静電気でほこりをからめとってくれます。
そうすれば次回から洗濯機の移動が必要なくなり、掃除がしやすくなるでしょう。底上げアイテムはホームセンターや、ネット通販などで購入可能です。
洗濯機を掃除するときに注意したいポイント
塩素系と酸素系の併用はしない
洗濯槽クリーナーは塩素系と酸素系の2種類があり、洗濯機の種類や汚れ具合に合わせて選ぶことができます。しかし、同時に使用すると有毒な塩素ガスが発生することがあるので、絶対に併用してはいけません。
汚れがひどく、塩素系も酸素系も両方使いたいという場合は、必ず片方ずつ時間をおいて使用するようにしてください。
しっかり換気を行なう
洗濯機を掃除するときは、窓を開けるなどして換気をしてください。掃除をする際に使用する洗剤などの臭いがこもり、気分を悪くすることもありますし、ほこりなどが舞って目やのどを痛めることもあります。
手荒れが心配な場合はゴム手袋を使う
肌が弱い方や汚れがひどい場合は、ゴム手袋をはめてから洗濯機掃除をするのがおすすめです。特に塩素系の洗剤類を使用する場合は、肌につくと刺激が強いので、しっかりとガードしてください。
洗濯機は日頃の注意でキレイを保てる
洗濯機は日頃からちょっとした注意をしたり、定期的なメンテナンスを行なったりすることでキレイな状態を保つことができます。次のようなことに気をつけて、洗濯機を汚さないよう心掛けてみましょう。
洗濯物を洗濯槽にためておかない
洗濯かごなどの用意がなく、脱いだ服を直接洗濯槽に入れてしまってはいませんか?汚れた衣類を洗濯槽のような湿度が高くなりやすい場所に置いておくと、ますますカビの餌食となってしまいます。
洗剤・柔軟剤は適量を守る
「洗濯物の汚れをより落としたい」「良い香りを長持ちさせたい」、そんな気持ちから洗剤や柔軟剤の量を既定より多く入れてしまう方がいます。
しかし、実際は規定量以上を入れても基本的に効果は変わらないので、無駄に多く使用してしまっていることになります。それだけでなく、洗濯機内に溶け残る可能性が高くなり、汚れるペースを早めてもいるのです。
洗濯機のフタは閉めっぱなしにしない
洗濯後の洗濯機内は、まだ水分が残っているので湿度がかなり高い状態です。この状態のままフタを閉めてしまうとカビが繁殖しやすくなります。
専用クリーナーを使って洗濯槽の掃除を定期的に行なう
洗濯槽の汚れは衣類への影響が大きいので、定期的な掃除を徹底することをおすすめします。専用のクリーナーでないとなかなかキレイにすることはできないので、切らさないよう購入しておくことで掃除がしやすくなりますね。
パーツごとに掃除が必要
洗濯槽はしっかり掃除している方も、こまごましたパーツは忘れてしまったり、面倒だと後回しにしたりしていませんか?
掃除をする頻度が同じものは同時に行ない、掃除する日にちや曜日などを決めておくことで、忘れずに実行することができます。
しつこい汚れはプロに頼むのがおすすめ!
どうしても落ちないようなしつこい汚れがある場合や、洗濯機を徹底的にキレイとしたいというときには、洗濯機を掃除してくれるプロの業者を利用してみましょう。ハウスクリーニングと同じような感じで、洗濯機も掃除をしてもらうことができます。
自分では落とせない汚れにもアプローチしてもらえ、故障の原因も減らせるので洗濯機の寿命を延ばすにことも可能です。
料金は洗濯機の種類などによって異なりますが、10,000円~が相場となっています。洗濯機クリーニングに頼むメリットとデメリットを確認し、頼んでみるか検討してみてください。
洗濯機クリーニングに頼むメリット・デメリット
メリット
- 業務用の洗剤や機器でしつこい汚れも落とせる
- さらに細かなところまで掃除してもらえる
プロが使うのは家庭用の洗剤や道具ではなく、業務用の高性能のものです。そのため汚れが積もり積もってしつこくなってしまい自分では落とせなかったものでも、プロに頼めば簡単に落とせるということもよくあります。
洗濯機は目に見える範囲の汚れは自分でも念入りに掃除をすることで落としやすいですが、洗濯槽の裏側やさらに細かく分解したパーツなどは。素人では到底汚れを落としきれません。
しかしプロは洗濯機の構造を熟知していますので、どこが汚れているのか、どこを掃除するべきか判断して的確な掃除をしてくれます。
デメリット
- 自分で行なうより費用が高い
- 業者に来てもらう予定を立てなければいけない
洗濯機掃除を業者に頼むときに、1番ネックとなるのは料金でしょう。自分で行なえば数百円でできますが、プロに頼むと10,000円以上かかることも珍しくありません。
しかし定期的な掃除をしっかり行なっているなら、業者に頼むのは数年に1度程度でも十分なので、洗濯機を長く愛用するための固定費と割り切って利用するのがおすすめです。
洗濯機クリーニングは家に業者を招き入れなければいけませんので、前もって予定を立てておくことが必須となります。
正しい掃除方法で洗濯機を清潔に保とう!
週に数回、多いご家庭では毎日でも使用する洗濯機は、思っている以上に汚れがたまります。洗濯機の汚れは悪環境からのカビや洗剤の溶け残り、洗濯物の汚れ移りや日常生活から出るほこりや髪の毛となっていて、一つひとつみれば大した汚れではないのですが、放置しているとしつこい汚れとなってしまいます。
1回の掃除の負担減らすためにも、パーツごとに理想の掃除頻度をしっかり守り、洗濯機が汚れないような日常の注意点を守るようにしましょう。正しい掃除方法を続けていれば、洗濯機の寿命を伸ばせ、大切な衣類の洗濯も汚すことなく安心して行なうことができますよ。
洗濯機は決して安い家電ではないので、大切に扱い長く愛用しましょう。