おしゃれ着洗い用の洗剤は何をお使いですか?最近では洗濯洗剤や柔軟剤など種類が豊富で、違いがイマイチ分からないという方も多いと思います。「洗えないかも…」とあきらめている衣類でも、実は、アクロンを使えば洗えることがあります!今回は、アクロンの特徴から効果的な使い方までたっぷりご紹介します。
目次
おしゃれ着用洗剤のパワーとは?普段使いの洗剤との違い
そもそも ”おしゃれ着用洗剤” は、普通の洗剤と何が違うのでしょうか?使用するか迷っている方や、なんとなく使っている方はぜひ参考にしてくださいね。
おしゃれ着用は ”中性” !衣類にかかる負担が少ない
普段使いする洗剤は、皮脂汚れやたんぱく質の汚れに強い ”弱アルカリ性” です。それに対して、おしゃれ着用の洗剤は ”中性” でできています。
弱アルカリ性洗剤の方が洗浄力が高く、中性洗剤は衣類にかかる負担が少ないという特徴があります。ちなみに、食器洗いの洗剤も肌に負担がかからないように中性になっていますよ。
洗濯による傷みを減らして、風合いを保ちたい衣類には中性洗剤がおすすめです。
ウールなどの ”たんぱく質繊維” も洗える
シルクやウールはたんぱく質の繊維でできています。そのため、たんぱく質の分解が得意な弱アルカリ性の洗剤は、たんぱく質繊維と相性が悪く、使用すると繊維が変性して傷んでしまいます。
ウールなどのたんぱく質繊維は、中性洗剤で優しく洗いましょう。
柔軟剤がなくてもなめらかな肌触り
普段洗濯する際に、柔軟剤をお使いの方は多いと思います。おしゃれ着用洗剤は、柔軟剤を使用しなくても、なめらかで優しい肌触りに仕上がります。また、おしゃれ着洗剤に柔軟剤を合わせて使うこともできるので、お気に入りの香りがある方などはお好みの柔軟剤を併用できます。
おしゃれ着用洗剤アクロンの特徴
続いて、アクロンの魅力に迫っていきます。「洗剤でこんなこともできるの!?」と優秀さに驚くこと間違いなしですよ。
すすぎ1回でOK!服の傷みを防いで、時短&節約
アクロンは新処方の成分で、泡切れが良く洗浄成分が繊維に残りにくくなっています。洗濯機の ”弱水流コース” を使用した場合、すすぎは1回で大丈夫です。
洗濯の時間を短くすることで、衣類への負担を減らすとともに、電気代の節約や家事時間の時短にもなりますね。
なお、手洗いやドライコースで洗う場合は、すすぎを2回にすることをおすすめします。
毛玉や着用時のテカりも防げる!
バッグのこすれによる毛玉ができにくい
ニットやスウェット生地の衣類を着て出かけると、いつの間にかバッグとの摩擦で毛玉ができてしまっていることはありませんか?しかしアクロンを使えば、シルキータッチ成分と繊維保護成分によって繊維がコーティングされ、毛羽立ちを抑えてくれます。
洗濯中や着用中に摩擦はつきものですが、アクロンのコーティングパワーが毛玉を防いでくれるのです。
スーツのテカりもケア
衣類のテカりの原因は ”摩擦” と ”圧力” です。スーツのパンツは歩いたり座ったりするため、着用していくうちに独特のテカりが出てしまいます。しかしこのテカリも、アクロンの成分が繊維をコーティングすることで防ぐことができます。
”縮み” ”色あせ” ”シワ” による型くずれをケア
洗濯する度に私たちを悩ませる、3大トラブルの ”縮み” ”色あせ” ”シワ” も、アクロンはケアしてくれます。また、袖や襟などの細かい部分まで型くずれを防ぐので、こだわりのシルエットをキープできます。
袖口やひざの ”伸び” や首もとの ”ヨレ” を洗いながらケア
アクロンには、繊維のゆがみにすばやく働きかける独自の成分が配合されています。着ている間に伸びてしまう袖口や、首もとのヨレを洗いながら整えてくれます。繊維の歪みを修正してくれるので、洗う度にリセットできるのは嬉しいですね。
”ウール” も洗えて、蛍光剤は不使用
アクロンは中性洗剤なので、ウールのようなデリケートな衣類も洗うことができます。
白い衣類をより白く見せることができるのが ”蛍光剤” です。しかし、パステルカラーや生成りなどの衣類に使用すると、白っぽくなることで色あせたように見えてしまうことがあります。アクロンは蛍光剤不使用なので、淡い色の衣類でもこだわりの色合いをキープしてくれます。
アクロンの種類
アクロンは、2種類あります。香りの強さも違うので、お好みの方を使ってみてくださいね。
フローラルブーケの香り
”フローラルブーケの香り” はピンク色のパッケージが目印です。ピンクローズや、ジャスミンなどをミックスした、花束をもらったときのように気持ちが華やぐ上品な香りです。外出先でもふんわり香ってくれるので、お気に入りのブラウスやスカートの洗濯におすすめです。
ナチュラルソープの香り(微香タイプ)
”ナチュラルソープの香り” は水色のパッケージが目印です。微香タイプなので、ほんのり石けんの香りがします。子供の制服やスーツなどのフォーマルな衣類の洗濯にも使えるように、”香りひかえめ設計” がなされています。洗剤の香りが苦手な方はこちらの微香タイプがおすすめです。
効果的なアクロンの使い方
洗い方をチェック
洗える or 洗濯機 or 手洗い?
まず洗濯をする前に、衣類の洗濯表示を見て洗い方を決めましょう。クリーニングに出さないといけないものか、家庭の洗濯機で洗えるものか、手洗いであれば洗えるものかをチェックします。
新しい洗濯表示(洗濯マーク)を確認して正しくお洗濯!変更のポイント・一覧・見方を解説また、アクロンのアプリを使うと、その衣類が洗えるものかを簡単にチェックすることができます。ぜひ活用して見てくださいね。
洗う前の準備
色落ちチェック
色柄ものや、色落ちが気になるものは、以下のテストをして、アクロンを使って問題ないか事前にチェックしておきましょう!
ひどい汚れはちょっとひと手間
洗浄力は弱アルカリ性の洗剤より弱いので、ひどい汚れは以下のとおり先回りして処理しておきましょう。
衣類を傷つけない5つの掟
より質の高い洗濯にするために、ポイントを5つご紹介します。
- 汚れやすい部分を表に
- たたむときは、洗濯ネット・洗濯桶の大きさに合わせる
- ボタンは閉じよう
- ファスナー・ホックは閉じる
- デリケート素材や色の濃いものは裏返す
襟や袖口は汚れやすく、汚れも目立ちますよね。洗うときに襟や袖口が表になるようにすると、汚れが落ちやすくなります。
洗濯の最初から最後までたたんだ状態をキープすると、摩擦や型崩れを防ぐことができます。洗濯ネットのサイズに合わせて衣類をたたむことで、ネットが衣類をホールドして、洗っているときの衝撃を受けにくくしてくれます。
また、大きな洗濯ネットにたくさん詰め込むのではなく、衣類の大きさに合わせたものを選びましょう。
基本的にボタンは閉めた状態で洗うようにしましょう。ただし、ジャケットなど前後で形が違うものは、ボタンを閉めると型崩れしまうので、ボタンは開けておきましょう!
ファスナーやホックは、他の衣類に引っかかってしまう可能性があるので閉じた状態で洗いましょう。
少しでも摩擦を防ぐために、ニットやシルクなどのデリケート素材は裏返して洗いましょう。そうすることで、毛羽立ちや抜け毛を防いでくれます。また、色落ちを防ぐために色の濃いものも裏返しておくのがおすすめです。
アクロンはこんなものも洗える!
帽子
外側は砂ボコリ、内側は皮脂汚れや整髪料など、想像以上に汚れが付きやすいアイテムなのが帽子です。お手入れがむずかしそうな帽子でも、アクロンを使えば簡単に洗えます。
※帽子の丸みの部分にタオルを丸めて詰めると、形が崩れるのを防ぐことができます。
ただし、帽子の素材や種類によって洗えないものもあるので、洗う前に洗濯表示を必ずご確認ください。
夏の帽子洗濯術で差をつけよう!パリッと清潔感ある印象をスーツ
頻繁に着るスーツや制服は、自宅で洗えると嬉しいですよね。
洗濯機で洗う場合
手洗いの場合
スラックスを干すときは裏返すと乾きやすくなります。ジャケットは、ハンガーにタオルを巻きつけると立体的に干すことができます。
スーツの正しい洗濯方法|頻度・アイロンがけ・手入れしやすい人気おすすめスーツ3選も浴衣
夏に着る浴衣は、汗をたくさん吸っているため、できれば着たその日に洗っておきたいものです。ただし、色あざやかな浴衣は、洗う前に色落ちチェックをしておきましょう。
色落ちチェックに問題がない場合は、洗濯ネットにジャストサイズになるように丁寧にたたみましょう。後は洗濯表示に合わせて、アクロンで洗うだけです。干す前に、たたんだ状態のままたたいてシワを伸ばすのがポイントです。
自宅で簡単におこなう浴衣の洗濯・お手入れ方法!生地の素材を見分けるのがポイントダウンジャケット
ダウンジャケットは洗濯桶に入りにくいので、アクロンで手洗いするのがおすすめです。袖口や襟元は、汚れが目立ち蓄積しやすい部分なので、アクロンをつけてトントンとたたいて汚れを浮かせておきましょう。
服のお悩みをアクロンで解決して、一段上の身だしなみを
年々、ご家庭でおしゃれ着洗剤を取り入れて、”ホームクリーニング” をしている方が増えているそうです。アクロンを使うと、着用に伴い自然に起きてしまう毛玉やテカリ、ヨレなどのトラブルを防ぎ、修正してくれます。外出着を着た後はアクロンで毎回綺麗に戻して、お気に入りのおしゃれ着を長く楽しみましょう。
画像引用:アクロン 公式サイト