ミヨシの『そよ風』は肌にやさしい!洗濯石鹸の使用方法を理解して上手に使おう

母と子

たかこ

家族にアトピー皮膚炎などのアレルギー疾患の方がいたり、敏感肌肌の方がいると肌に優しい洗濯石鹸を使用すると安心です。そこで、ミヨシの「そよ風」をご紹介します。洗濯石鹸は広く販売されている合成洗剤と異なり、使用方法を知らずに使うと溶けの残りや石鹸カス、石鹸カスによるカビが発生してしまいます。洗濯石けんの使用方法を理解してからミヨシの「そよ風」を使ってみましょう。

ミヨシの『そよ風』とは?

ミヨシの『そよ風』とは?
出典:Amazon

汚れを落とすためだけの「石けん」と「水」だけで作られた無添加の洗濯洗剤で、脱脂力がゆるやかなため繊維を傷めずに優しく仕上がるので、衣類が肌に直接当たってもチクチクしないから肌にも優しいです。

衣類に成分を残してアレルギーを引き起こす可能性のある柔軟剤を使用しなくても、衣類がふんわり仕上がるので柔軟剤が必要ありません。安心にアレルギーテスト済みだから、赤ちゃんやアレルギー疾患、敏感肌の方におすすめです。

無添加石けんはあまり香りがしないのが特徴ですが、『そよ風』の液体石鹸はスズラン・ローズ・ジャスミンを基調としたフローラルな香りを楽しめます。さらに、石けんカスの原因となる金属イオンの働きを封じる成分が配合されているため、石けんカスができにくいです。

洗濯用石けんの種類とそれぞれの口コミ

洗濯用液体石鹸・そよ風

多くの部分が水でできているため、使用量が多いです。溶かし込む作業は簡単です。泡立たずに追加することになっても溶かし込む作業をせずに入れるだけで済むので、手間が少なくて済みます。

    成分

  • 純石けん分(35%脂肪酸カリウム・脂肪酸ナトリウム)
  • EDTA-4ナトリウム(洗浄力補助成分)
  • エタノール
  • 炭酸水素カリウム
  • 香料

粉のそよ風を使いこなせない時期にこちらを購入し、気に入って使っていました。やっぱり液体は使いやすい。フローラルの香りがいい。昔ながらな感じのパッケージも好き。粉に比べると場所を取らないのもいい。難点は、部屋干しすると、少しだけど部屋干し臭がする。

引用元:@cosme/Vivinさん

洗濯用粉石鹸・そよ風

粉石鹸は溶けにくいため、洗濯液で溶かし込む作業が必要です。石けんカスを防いだり、洗浄能力を高める炭酸ナトリウムが配合されています。

    成分

  • 純石けん分
  • 炭酸ナトリウム
  • けい酸ナトリウム
  • EDTA-4ナトリウム(洗浄力補助成分)
  • グリセリン
  • 香料

毎日60リットルを1回、もしくは40リットルを2回に分けて洗濯しております。なのでこの1袋が1ヶ月持ちません(笑)。洋服の洗濯はこちらで十分柔らかく仕上がりますが、タオルとなると少し工夫が必要かなと思います。そこが同じミヨシのやさしいせんたくさっけんとのちがいかな?そよ風はクエン酸+グリセリンの手作柔軟剤を入れた方が間違い無く柔らかく仕上がります。私はクエン酸大さじ2+グリセリン大さじ2を250ml入る容器に入れてこれを5回に分けて使ってます。この量は60リットルならちょうどいいけど、40リットルならグリセリンの量が多い様に感じますがだからと言ってベタベタするわけじゃないです。あと、季節にもよると思いますが、なるだけ風通しのよい日陰に干すか、乾いたらなるだけ早く取り込む方がタオルを柔らかくするコツだと思います。

あとは、タオルそのものをガーゼタオルや国産のタオルにすると吸水性と柔らかさの両立が簡単になります(笑)。と言うか、そのポテンシャルを活かせると思います。合成洗剤+柔軟剤じゃあタオルは柔らかいかもしれませんが吸水性が損なわれるので。国産タオルはやはり柔らかさが違うし、ガーゼタオルなんかは洗う度ガーゼが柔らかく吸水性が上がるので、使いやすくなると思います。洗浄力については、上の子のお下がりのカバーオールが何故が洗う度にミルクこぼしで黄ばんでいたところがきれいになっていってます。

お姉ちゃんが着てた時に取れなかったミルクこぼしが、今や何処にあったのか分からない位にきれいになってます。やっぱり粉石鹸は洗浄力が強い!!ミルクこぼしの黄ばみに悩んでるお母さん方は是非1度試してみてください。ただ、やはり冬はぬるま湯で十分溶かして泡立てて洗わないと、冷たい水だと溶け残りますのでそこさえ気をつければ気持ちのいい洗濯ができると思います。お日様の匂いのする洗濯物を畳むのは、どんな香りの洗濯物より幸せです^ ^

引用元:楽天レビュー/えりるママさん

洗濯用石けんの使い方

ミヨシの『そよ風』,洗濯用石けんの使い方

いつもの合成洗剤と同じような洗濯方法だと、洗濯槽に石鹸カスとカビがたくさん発生する可能性があります。石けんの特性を理解して洗濯する必要があります。

合成洗剤と石けんの違い

粉末・固形・液体などの形状に関係なく、汚れを取る界面活性剤がどのように作られているかによって分類されます。

合成洗剤

第二次世界大戦中に作られた比較的新しい洗剤で、石油や天然油脂もとに複雑な化学合成をして作られます。表示には洗濯用合成洗剤と書かれており、成分も化学物質が多く含まれています。

石けん

石けんは約1万年前に作られていました。天然油脂・脂肪酸をもとに水酸化ナトリウムやや水酸化カリウムと反応させて作られます。表示には品名に洗濯用石けんと書かれており成分は純石けん分となっています。

石けんの特性

ミヨシの『そよ風』,洗濯用石けんの使い方

  • 汚れを取るためには一定量の濃度が必要
  • 石けん濃度が低いと汚れが落ちなかったり、再汚染といって落ちた汚れがまた付着してしまうことがあります。適度な濃度の目安は泡立っていることで、汚れを落とす濃度に達すると泡がたちます。

  • 酸に弱い
  • 石けんはアルカリ性のため、酸性のものと反応すると中和されて汚れを落とす力がなくなってしまいます。酸性汚れの皮脂汚れ・マヨネーズ・油などの汚れが多いときは、アルカリ性に保つために「セスキ炭酸ソーダ」を一緒に入れると酸性の汚れを落とす力を助けてくれます。

  • ミネラルとくっつく
  • この特性が石けんカスの原因となります。石けんは水の中に含まれるカルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分とくっつくと水に溶けない「金属石けん」、つまり石けんカスになってしまいます。一緒に「セスキ炭酸ソーダ」を入れて洗濯するか、すすぎ時に酸性の「酢」か「クエン酸」を加えると柔軟剤がわりになりますし石けんカスができるのを防げます。

  • 冷たい水だと溶けにくい
  • 石けんの原料である脂肪酸は20度以下の水だと溶けにくい性質があります。温水で洗える機能があれば使えますが、機能がない場合は給湯器を使用するか、まだ温かい風呂水を使用すると良いでしょう。もしくは、春や夏だけ石けんを使用する方法もあります。

洗濯用石けんを使った洗濯方法

ミヨシの『そよ風』,洗濯用石けんを使った洗濯方法

STEP.1
汚れがひどいものだけ予洗いする。皮脂・油汚れにはセスキ炭酸ソーダ、泥汚れには石けんで予洗いをしておきます。
STEP.2
30度程度のお湯を用意します。
STEP.3
適量の石けんを入れる。
STEP.4
低水位までお湯を入れて石けんを溶かしこみます。粉石けんの場合は、低水位で5分程度運転して完全に溶けるまで撹拌します。
STEP.5
洗濯量に見合った水量になるまでお湯を足してクリーム状になるまで泡立ったら、セスキ炭酸ソーダか酸素系漂白剤を一緒に入れます。泡立たない場合は、石けんを追加する必要があります。
STEP.6
洗濯機で「洗い」をします。
STEP.7
お湯でためすすぎを2回行う。
STEP.8
脱水する。
注意
石けんはアルカリ性ため、アルカリで傷むウール・絹などは洗濯できません。このような種類の素材を含む衣類には、中性であるおしゃれ着用洗剤を使用しましょう。
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石けんカスやカビを発生させないための注意点

ミヨシの『そよ風』,石けんカスやカビを発生させないための注意点

すすぎの温度

すすぎも20度以上の水でないと十分すすぐことができないため、すすぎ時の温度にも気をつけましょう。

液体石けんの量

液体石けんには石けんを液体にするだけの水が含まれており、石けんの成分を泡立つ量まで達するには多くの液体石けんが必要です。初めて液体石けんで洗濯するときは驚くかもしれませんが、必ず規定量で洗濯しましょう。溶かし込む作業が手間ですが、粉石けんの方が使用量が少なくて済むため経済的に使用できます。

「セスキ炭酸ソーダ」を使用する

「セスキ炭酸ソーダ」のような炭酸ソーダには水に含まれるミネラルの金属イオンをつかまえて働きを封じ、水の硬度自体を下げることができるので、石けんカスの発生を防ぐことができます。ミヨシの『そよ風』には、あらかじめ同じ効果のある成分が含まれています。

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すすぎ時にクエン酸か酢

アルカリが石けんカスの原因となるミネラルとくっつかないようにクエン酸や酢の酸と中和させます。洗濯時に入れるとアルカリの洗浄力がなくなるため、必ずすすぎのときに入れるようにしましょう。

クエン酸は粉のため、柔軟剤投入口に入れることができません。すすぎでわざわざ入れるのが面倒に感じる場合は、水にクエン酸を溶かして柔軟剤投入口にあらかじめ入れておくと便利です。さらにすすぎに使用する水もお湯だときれいにすすぐことができます。

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毎月洗濯槽クリーナーで掃除

洗濯槽クリーナーには、酸素系と塩素系があります。塩素系は酸性と反応すると塩素ガスが発生しまし塩素臭が強いため、酸素系洗濯槽クリーナーがおすすめです。

酸素系洗濯槽クリーナーは、洗濯槽にお湯をためて洗濯槽クリーナーを入れて2分程度撹拌し、3時間程度置くとゴミが浮いてくるので網ですくって、洗濯→すすぎ→脱水を2回繰り返して完了です。塩素系はこのすくう作業がないため酸素系より作業は楽です。

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ミヨシの『そよ風』と他の洗剤をうまく使い分ける方法

セスキ炭酸ソーダ

石けん自体は昔ながらのの製法で作っているため、値段が高くなりがちでかつ合成洗剤に比べてたくさんの量を使用する必要があるため、不経済になりがちです。節約するためにセスキ炭酸ソーダを使ったアルカリ洗濯を取り入れるのもおすすめです。

ひどい汚れがないときはアルカリ洗濯のみでも大丈夫です。普段はアルカリ洗濯で、週に1回石けん洗濯にする方法もあります。

【NICHIGA】セスキ炭酸ソーダ

アルカリ洗濯の方法

STEP.1
水30Lにセスキ炭酸ソーダを大さじ1杯入れる。
STEP.2
1分程度撹拌して3時間〜一晩つけておく。
STEP.3
すすぎ1回の設定で通常通りの洗濯。

大人用衣類は合成洗剤にする

時々面倒に感じるときやアレルギー疾患や敏感肌でない方の衣類だけ合成洗剤で洗うのも石けんでの洗濯の手間を減らせます。シーズンオフになり収納するための衣類を合成洗剤で洗うという方もいます。うまく使い分けて自分に合った洗濯方法を見つけましょう。

アレルギー疾患・敏感肌なら一度は試したいミヨシの『そよ風』

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合成洗剤による肌への刺激が心配な方には、純石けん分でできた無添加の『そよ風』はおすすめです。使用した方の中には洗濯槽に石けんカスやカビが発生してしまったという方がいらっしゃいますが、今回紹介した洗濯方法で行えば『そよ風』で上手に肌に優しい洗濯ができますよ!

ピッタリの柔軟剤・洗剤を選ぶなら!
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