電子レンジの掃除方法は簡単！おすすめ掃除アイテム15選もご紹介

調理や冷めた料理などを温めるために電子レンジを使っていると、どうしても汚れてしまいます。汚れを放置すると、衛生的ではないだけでなく、故障や不調などのトラブルにつながる可能性があります。この記事では、電子レンジの掃除方法と掃除に役立つアイテムを紹介するので、ぜひチェックしてください。

掃除をする前に知っておきたい！電子レンジの主な汚れ

電子レンジには、さまざまな汚れがつきます。掃除を行う際、各汚れの特徴を知り、どのように掃除すれば良いかを押さえましょう。まずは、電子レンジの主な汚れについて解説していきます。

油汚れ

食べ物に含まれている油が飛び散り、固まった油汚れは一度こびりついてしまうと、落とすのに苦労します。電子レンジを使用する度、油汚れが固くなるので、使ったら油汚れを拭き取りましょう。

油汚れや食べ物のカスが電子レンジ内に残っていると、電磁波の影響で火花が飛び散り、火事になる可能性もあります。

水垢

食べ物を温めた際に発生した水蒸気をそのまま放置してしまうと、水垢ができてしまいます。

水垢の独特な臭いが料理に臭いが移ってしまう場合もあるので注意が必要です。

カビ

電子レンジ内に残っている食べ物のカスや水垢を餌にカビが発生します。

カビも油汚れや水垢と同様に、落とすのに手間がかかります。カビの発生を防ぐためにも、普段から電子レンジの掃除を心がけましょう。

また、カビは湿気の溜まりやすい場所に発生しやすいので、湿気が発生しにくい環境づくりも心がけることが大切です。電子レンジを使った後、臭いが目立たなくなるまで扉を開けましょう。

電子レンジ掃除の頻度はどのくらい？

電子レンジの掃除をどのくらいの頻度で行えば良いのか気になっている方も多いのではないでしょうか。

216人が参加したFELISSIMOの電子レンジ掃除の頻度についてのアンケートによると、一番多いのは週に1回で、17％の人が週に1回掃除していると答えています。ちなみに、毎日掃除している人は9％です。

汚れや臭いがこびりつかないようにするには、週に1回の掃除が目安になります。使った後に臭いが気になった場合、その日のうちに掃除を済ませましょう。

気になる電子レンジの掃除方法

汚れによって、掃除方法が大きく異なります。電子レンジをキレイな状態にするためには、汚れに応じた掃除を行いましょう。ここでは、汚れ別に電子レンジの掃除方法を解説します。

食材汚れには中性洗剤を使おう

電子レンジにアルカリ性の洗剤を使うと、塗装が剥げたり、さびや発火のおそれがあるので、食材汚れには中性洗剤を使用しましょう。

ただし、頑固な油汚れなどは中性洗剤で落とせません。重曹やクエン酸など、洗浄力の高い洗剤を使って頑固な汚れを落としましょう。

食材汚れをこびりつかせないためにも、普段から電子レンジの掃除を心掛けることをおすすめします。

重曹やセスキ炭酸ソーダで油汚れを落とす

酸性の油汚れには、アルカリ性の重曹やセスキ炭酸ソーダが効果的。酸性の油汚れをアルカリ性の性質で中和し、落としやすくしてくれます。

セスキ炭酸ソーダは、重曹と炭酸ナトリウムの化合物のため、肌に対する刺激が強いです。肌が弱い方は、重曹を使うことをおすすめします。

また、重曹やセスキ炭酸ソーダは酸性の臭いを分解してくれるため、臭い対策にも役立ちます。

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重曹などで頑固な焦げを退治

油汚れなどが焦げると、落とすのに苦労します。重曹は、頑固な汚れを落とすのに便利です。

酢やクエン酸、レモンで水垢をきれいに

アルカリ性の水垢を落とすなら、酸性の酢・クエン酸・レモンを使いましょう。細菌の繁殖防止や臭い対策に役立ちます。

もし、クエン酸が手元にない場合は、クエン酸が含まれているレモンで代用しましょう。まずは、耐熱容器に水とレモン汁を加えます。電子レンジの中で約5分加熱したら、扉を開けずに約10分間放置してください。最後に、ふきんで電子レンジ内を拭けば完了です。

レモンにはリモネンと呼ばれる消臭効果を持つ成分が含まれているので、臭い対策も同時にできます。

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アルコールでカビ対策

カビはアルコールに弱いので、電子レンジ内にカビができた際はアルコールを使って掃除しましょう。

カビは湿気の多い場所に発生しやすいため、電子レンジの扉を開けて湿気が溜まりにくい状態を作ることも大切です。

電子レンジ掃除におすすめの掃除アイテム15選

電子レンジ内についた汚れを落とすためには、掃除アイテムを使い分けましょう。洗剤や掃除シートなどの掃除アイテムは、数多くのメーカーから販売されているので、各商品の特徴をチェックすることが大切です。

最後に、電子レンジ掃除におすすめのアイテムを全部で15品紹介するので、電子レンジの汚れや臭いが気になる方は参考にしてみましょう。

電子レンジ掃除のおすすめ洗剤5選

電子レンジ掃除を行う際、洗剤は欠かせません。内容量や配合されている成分などが異なるため、注意が必要です。まずは、電子レンジ掃除におすすめの洗剤を5品紹介します。

【UYEKI】スーパーオレンジ フローリング

『UYEKI』の“スーパーオレンジ フローリング”は、オレンジオイルを配合した洗剤です。

界面活性剤が含まれており、油汚れなどを擦りやすくしています。オレンジには消臭効果もあるため、電子レンジ内に溜まった臭い対策にも便利です。

【ジョンソン】油汚れに強いキッチンクリーナー

『ジョンソン』の“油汚れに強いキッチンクリーナー”は、油にくっつく非イオン界面活性剤と洗浄力をサポートする両性イオン型界面活性剤を含んだ洗剤です。

両性イオン型界面活性剤は、アルカリ性の汚れと酸性の汚れの両方に作用するのが特徴で、さまざまな汚れに使えます。オレンジ系の香りにより、電子レンジ内の臭いも抑えてくれます。

【レック】電解水の激落ちくん 泡スプレー

『レック』の“電解水の激落ちくん 泡スプレー”は、アルカリ電解水の洗剤です。電子レンジ内にこびりついた油汚れを落とすのに役立ちます。

狙ったところにスプレーできるので、周囲に飛び散りにくいのもポイント。

【リンレイ】ウルトラオレンジクリーナー

『リンレイ』の“ウルトラオレンジクリーナー”は、オレンジオイルを配合した洗剤です。キレート剤と界面活性剤が作用して、電子レンジ内についた汚れを落としやすくします。

1本当たり700mlと内容量も多いので、何度も補充する必要がなく、買い物が手間が少なくなることはもちろん、コストパフォーマンスも◎。

【P＆G】ジョイパワークリーン

『P＆G』の“ジョイパワークリーン”は、無香料の洗剤です。洗剤特有の香りがあまり得意ではない方でも、気軽に利用できます。

高界面活性剤により油汚れを落としやすくしてくれますよ。また、泡が汚れを浮き上がらせてくれるのも特徴のひとつです。

電子レンジ掃除のおすすめ重曹・クエン酸・セスキ炭酸ソーダ5選

油汚れや水垢などの汚れを落とすためには、重曹やクエン酸、セスキ炭酸ソーダがあると便利です。

おすすめの重曹・クエン酸・セスキ炭酸ソーダを5品紹介していきます。

【ライオンケミカル】マルチ重曹クリーナー

『ライオンケミカル』の“マルチ重曹クリーナー”は、内モンゴルの大地から発掘された鉱物から抽出された重曹です。1袋に2kg入っているので、掃除で重曹を頻繁に使う方におすすめです。

チャックを閉じた後、立てて保管できるので、置き場所を圧迫せず、スマートに収納できます。

【ミヨシ石鹸】暮らしの重曹せっけん泡スプレー

『ミヨシ石鹸』の“暮らしの重曹せっけん泡スプレー”は、ユーカリの香りが特徴的な泡スプレーです。

重曹と石鹸の洗浄力を合わせ持ち、油汚れなどの汚れを落とすことができます。粉末からスプレーをつくるのが面倒な方でも、快適に重曹を使用できるのが特徴です。

【レック】クエン酸の激落ちくん 粉末タイプ

『レック』の“クエン酸の激落ちくん 粉末タイプ”は、クエン酸の粉末が400g含まれています。スプレーボトル約40本分のクエン酸が入っているので、クエン酸のスプレーボトルをたくさん作りたい方におすすめです。

スプレー以外にも、水に溶かして使ったり、キッチンペーパーなどに馴染ませて使ったりするなど、幅広い使い道に対応しています。

【ミヨシ石鹸】 暮らしのクエン酸

『ミヨシ石鹸』の“暮らしのクエン酸”は、粉末タイプのクエン酸です。

1袋に330gのクエン酸の粉末が含まれており、水に溶かして使うなど、さまざまな使い方ができるのがポイントです。

【レック】セスキの激落ちくん

『レック』の“セスキの激落ちくん”は、アルカリ電解水とセスキ炭酸ソーダを含んだ泡スプレーです。細かな泡が電子レンジ内の汚れにつき、汚れを浮き上がらせてくれます。

肌に含まれている水分を吸収する界面活性剤は含まれていません。肌への影響が気になる方でも気軽に使える洗剤です。

おすすめ掃除シート5選

電子レンジ内のベタつきなどを落とす掃除シートも便利なアイテムです。最後に、電子レンジ掃除におすすめの掃除シートを5品紹介するので、ぜひ活用しましょう。

【小林製薬】チン! してふくだけ 電子レンジ専用お掃除シート

『小林製薬』の“チン! してふくだけ 電子レンジ専用お掃除シート”は、アルカリ電解水を含んだ掃除シートです。

1箱に3枚入っており、大きさは約210×290mm。アルカリ電解水が含まれているため、油汚れのような酸性の汚れを落とすのに適しています。また、エタノールによる除菌効果を期待できます。

炭化した焦げや長時間にわたってこびりついた汚れが落としにくい場合もあるので、重曹などと上手く組み合わせることがポイントです。

【UYEKI】Oｈ!レンジDEふくだけキレイ

『UYEKI』の“Oｈ!レンジDEふくだけキレイ”は、重曹とオレンジオイルを含んだ掃除ペーパーです。1箱に5袋入っています。

電子レンジで30秒間温めた後、汚れの目立つ部分を拭くだけという簡単な使い方が魅力です。

【レック】電子レンジ&冷蔵庫用シート

『レック』の“電子レンジ & 冷蔵庫用シート”は、アルカリ電解水を含んだ掃除シートです。アルカリ電解水が油汚れなどの汚れを浮き上がらせ、落としやすくします。1袋に20枚入っています。

アルカリ電解水が含まれているため、洗剤をつける必要がありません。洗剤をつける手間が面倒と感じている方は、一度手に取ってみてはいかがでしょうか。エタノールが含まれており、除菌効果があるのも魅力的ですよ。

【エレコム】キッチン・家電用ウェットティッシュ

『エレコム』の“キッチン・家電用ウェットティッシュ”は、重曹電解水を含んだウェットティッシュです。

汚れをかき取るメッシュ生地と適度な柔らかさを持つフラットな生地で汚れをしっかり取ります。

また、肌荒れの原因になる洗剤と合成界面活性剤が使われていないため、肌荒れを心配せずに済みます。掃除した後の肌荒れが心配な方にうってつけのアイテムです。

【レック】セスキの激落ちくんシート

『レック』の“セスキの激落ちくんシート”は、セスキ炭酸ソーダとアルカリ電解水を含んだ掃除シートです。

セスキ炭酸ソーダにより油汚れを分解するのに加え、油汚れによる臭いも消してくれます。セスキ炭酸ソーダはアルカリ性の化合物のため、肌荒れする可能性がありますが、pH安定剤を含むことにより、セスキ炭酸ソーダによる肌荒れ対策を行っているのが特徴。また、1袋に20枚と多く入っているのもポイントです。

電子レンジを掃除して汚れや臭いをなくそう！

電子レンジ内には、さまざまな汚れや臭いがつきます。汚れや臭いがある状態は衛生的ではなく、発火などの原因にもなりかねないので、日々の掃除が欠かせません。

使った後の掃除を基本に、最低限週に1度は掃除を行いましょう。ご紹介した掃除方法やアイテムを活用して、電子レンジをいつもキレイな状態にしてくださいね。