セスキ炭酸ソーダでトイレ掃除！おすすめアイテム・効果的な方法・注意点も解説

重曹やクエン酸など、ナチュラルな素材を使ってトイレ掃除したことのある人も多いかと思いますが、アルカリ性の性質を保つセスキ炭酸ソーダの利用もおすすめです。この記事では、セスキソーダの特徴やトイレ掃除の際の効果的な使い方、おすすめの商品をご紹介します。

セスキ炭酸ソーダはトイレの床や壁、便器などの掃除に使える

セスキ炭酸ソーダは、トロナセスキ鉱石を精製した物質で、重曹と炭酸ナトリウムで構成されています。「アルカリ性」の性質を保つため、「酸性」の汚れに強いのが特徴です。

キッチンの油汚れ、衣類の皮脂汚れ・血液汚れなどの汚れもしっかり落とす洗浄力が魅力的なだけでなく、環境への負担が少ないため、肌が敏感な人でも安心して使えます。

セスキ炭酸ソーダと重曹、クエン酸の違い

セスキ炭酸ソーダと重曹、クエン酸の違いについて、わかりやすいよう表にまとめてみました。

それぞれの特徴を理解し、適した箇所・汚れに利用しましょう。

トイレ掃除での使い分け

トイレ掃除では、以下のようにナチュラルクリーニングアイテムを使い分けましょう。

⚫︎黄ばみ・尿石・水垢 （アルカリ汚れ）→ クエン酸や、酸性の洗剤で落とす
⚫︎カビや黒ずみ（酸性汚れ）→ セスキ炭酸ソーダ、重曹、アルカリ性の洗剤で落とす

トイレの汚れの中でも、黄ばみ・尿石・水垢はアルカリ性のため、酸性の性質を持つクエン酸やサンポールなど酸性洗剤の利用が効果的です。

便器や床や壁、手洗い器などにつく酸性の汚れ（カビや黒ずみ）には、アルカリ性の性質を持つセスキ炭酸ソーダで中和して落とすことができます。

セスキ炭酸ソーダは、トイレ全体に使うというよりかは、トイレの中でも人の肌の触れる場所や、カビが生えやすい場所への利用がおすすめです。

トイレ掃除にはセスキ炭酸ソーダスプレーが便利

セスキ炭酸ソーダをトイレ掃除に使用するときは、そのまま使うよりもスプレーボトルに詰めて使うと便利です。

作り方はとても簡単なので、ぜひ試してみてください。

【用意するもの】

• セスキ炭酸ソーダ　1g（親指・人差し指・中指の3本でひとつまみ）
• 水　100ml
• スプレーボトル

セスキ炭酸ソーダスプレーの作り方

それでは、セスキ炭酸ソーダスプレーの作り方についてご説明します。

【作り方】

1. 水100mlに対して、セスキ炭酸ソーダ1gを用意します。
2. スプレーボトルに1を入れてよく混ぜれば完成です。

材料を混ぜてスプレーボトルに入れるだけなので、ぜひつくってみましょう。

セスキ炭酸ソーダを使ったトイレ掃除の方法

セスキ炭酸ソーダスプレーは、トイレ以外でも手垢の付きやすいドアノブや壁など部屋中の掃除にも使えます。

汚れているところに吹きかけて、雑巾やクロスなどで拭き取るだけなので、使い方も簡単です。

トイレ掃除におすすめセスキ炭酸ソーダ5選

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まずは、セスキ炭酸ソーダのおすすめ商品を5つご紹介します。

カビや黒ずみなど、酸性の汚れの掃除に活躍してくれます。

【レック】セスキの激落ちくん 粉末タイプ 1kg

“セスキの激落ちくん”は、セスキ炭酸ソーダが1kg入っています。500mlのスプレー液が約200本分作れますよ。

ファスナー付きで開閉も楽々で、保管にも便利です。

【レック】除菌率99.9% セスキの激落ちくん 粉末タイプ 300g

セスキ炭酸ソーダ300g入りです。500mlのスプレー液が、約60本分作れます。

セスキ炭酸ソーダに加えて、除菌剤が入っているので除菌も可能です。ニオイの気になるところにスプレーすれば、消臭効果も期待できます。

【NICHIGA】セスキ炭酸ソーダ セスキ炭酸ナトリウム100％ 粉末

セスキ炭酸ソーダ4.5kg入りの、大容量タイプです。

便利なチャック付きなので、容器に詰め替える必要もありません。たくさん入っているセスキ炭酸ソーダが欲しい方には、こちらがおすすめです。

【トーヤク】セスキ炭酸ソーダ 1kg

『トーヤク』のセスキ炭酸ソーダは、使い勝手の良い1kg入りです。

キッチン周りの油汚れや、衣類のシミ、食洗機洗浄などさまざまな場所のお手入れに使えます。界面活性剤など、環境に負担を与える化学物質が含まれておらず、環境に優しいのも魅力です。

【地の塩社】アルカリウォッシュ 3kg

“アルカリウォッシュ”は、セスキ炭酸ソーダでできた住居用の洗剤です。

油汚れを乳化して落とす働きがあり、手垢や血液などたんぱく汚れもすっきり落とせます。

トイレでセスキ炭酸ソーダを使う際の注意点

セスキ炭酸ソーダは重曹に比べて、アルカリ度が高く洗浄力も強くなります。

ただ、その高い洗浄力により、素材によってはダメージを与えてしまいますので、注意が必要です。

セスキ炭酸ソーダを使用する際は、あらかじめ利用できるかどうか確認するようにしましょう。

使用できない素材がある

セスキ炭酸ソーダは、洗浄力が強いため、下記のような素材には使用できません。

• 畳（たたみ）
• 白木
• 革製品
• 漆器
• 天然石
• アルミ
• 真鍮（しんちゅう）製品

畳や白木にセスキ炭酸ソーダが付着してしまうと、シミの原因になってしまいます。

また、アルミや真鍮など金属類の場合、変色・変質の恐れがあるため要注意です。

商品のパッケージ裏などに、使用できない素材などが記載されていることも多いです。明記されていない場合は、目立たない場所で試してから使用することをおすすめします。

トイレの水垢・尿石にはクエン酸がおすすめ！匂いもすっきり落とす

セスキ炭酸ソーダは水垢や尿石といったアルカリ性の汚れは苦手なので、アルカリ性の汚れにはクエン酸を使いましょう。

クエン酸は、ニオイの原因となる汚れにも強いので、トイレの消臭にも役立ちます。トイレのニオイが気になったときは、便器や床など尿の飛び散りやすい箇所をクエン酸で掃除してみてください。

クエン酸もスプレーボトルに詰めて使うと便利ですよ。

クエン酸スプレーの作り方

それでは、クエン酸スプレーの作り方についてご説明します。

【用意するもの】

• クエン酸　小さじ1/2杯
• 水　100ml
• スプレーボトル

【作り方】

1. 水100mlに対して、クエン酸1/2杯を用意します。
2. スプレーボトルに1を入れてよく混ぜれば完成です。

クエン酸を使ったトイレ掃除の方法

クエン酸を使ったトイレの掃除方法は、汚れの気になる場所にクエン酸スプレーを吹きかけるだけです。スポンジで汚れごと拭き取れば簡単に汚れを落とせます。

クエン酸スプレーは水を含み、カビが発生する恐れがありますので、1〜2週間を目安に使い切りましょう。

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おすすめクエン酸5選

次に、黄ばみ・尿石・水垢など、アルカリ性の汚れを落とすのに効果的なクエン酸のおすすめ商品を5つご紹介します。

【レック】クエン酸の激落ちくん 粉末タイプ 400g

大ヒットシリーズ「激落ちくん」を生み出した『レック』のクエン酸400gです。400mlのスプレーボトルなら、約40本分クエン酸スプレーを作れます。

ファスナー付きで、開閉もスムーズです。

【シャボン玉石けん】シャボン玉 クエン酸 300g

無添加の製品にこだわった『シャボン玉石けん』には、重曹・酸素系漂白剤などが揃ったナチュラルクリーニングシリーズがあります。

こちらはクエン酸300g入りです。酸の力でアルカリ性の汚れをしっかり落とします。

【ミヨシ石鹸】暮らしのクエン酸 330g

原料のデンプンを発酵させてつくられたクエン酸です。

パッケージに、クエン酸・重曹・石けんを使用したナチュラルクリーニングの知恵が満載の「暮らしのお掃除手帳」モバイル版にアクセスするためのQRコードが付いているので、掃除に役立ててみましょう。

【紀陽除虫菊】クエン酸物語

“クエン酸物語”は、合成界面活性剤を使用しない安心安全なクエン酸99.9%の洗浄剤です。

クエン酸の酸性パワーで、頑固な湯垢やアルカリ汚れをしっかり落とします。

【丹羽久】除菌もできるクエン酸クリーナー 400ml

スプレータイプのクエン酸クリーナーです。

シンク、蛇口、三角コーナーなどにスプレーして拭き取るだけで、気になる水垢汚れを強力に洗浄してぴかぴかにします。

除菌効果もあるので、重曹で汚れを落とした後の仕上げに使うのもおすすめです。

セスキ炭酸ソーダとクエン酸の合わせ技でトイレをぴかぴかに

セスキ炭酸ソーダは、アルカリ性の性質を持ち、トイレのカビや黒ずみといった酸性汚れの掃除に効果的です。

脂汚れに強いので、特にトイレの中で直接手や肌が触れる部分の清掃に適しています。

また、黄ばみ・尿石・水垢などアルカリ性の汚れに強いクエン酸とあわせて使うと、トイレ全体を掃除できます。

どちらもスプレーボトルがあれば、簡単にセスキ炭酸ソーダ水、クエン酸水が作れますので、ぜひトイレ掃除に取り入れてみてくださいね。

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