【乾かない・虫がつく!】秋の季節のお洋服のお洗濯に気をつけておくべき注意点と回避法

秋 洗濯

tomo

洗濯してもすぐ乾く夏に比べ、秋は虫がついたり洗濯物が乾きにくく億劫です。しかしポイントさえ掴めば秋でも気持ち良く洗濯することができます。今回は秋の洗濯の困難な点と秋でも気持ちよく洗濯できるポイント5つご紹介していきます。

秋のお洗濯時はここが大変!起こりやすいトラブルとは

秋の紅葉

洗濯物が乾かない

夏が終わり、秋が来ると過ごしやすくなる反面、洗濯物が乾きにくくなります。夏(7〜8月)の東京の平均気温が26.4℃に対し秋(9月〜11月)の東京の平均気温は18.6℃と夏が2〜3時間で洗濯物が乾くのに対し、秋になると5時間前後もかかるようになります。

気温は夏のように高ければ高いほど乾きも早く、冬のように気温が低ければ乾きにくくなります。

湿度が高いのは、空気中の水分の量が多いことを指すため湿度が高い時は洗濯物も乾きにくくなります。同じ夏でも、梅雨を過ぎた夏は湿度が低いため洗濯物も乾きやすいですが、ジメジメした梅雨の時期は洗濯物も乾きにくくなりますよね。

また、洗濯物を干すとまわりの湿度が高まり空気の循環が必要です。そのため風の強さも洗濯物の乾きやすさに影響しています。このように洗濯物が乾きやすいかどうかは、気温の高さ、湿度の低さ、風の3つが大きく関係しており、日照時間も短く、長雨が続く秋は洗濯物が乾きにくい季節といえます。

洗濯物に虫がつく

秋は虫たちが越冬する場所を求め、温かい民家に集まってきます。そのため、洗濯物に虫がつきやすいのです。中でも秋に多いのがカメムシです。カメムシのあの独特のニオイは洗濯物も臭くなってしまうので、寄り付けないようにしたいですよね。

秋に気をつけたい洗濯のポイント5つ

部屋干し

洗濯物は湿度の低い時間を狙って干そう

洗濯 湿度低い

秋は、曇りや小雨が続くだけでなく、早朝と夕方以降は急激に湿度が上がることが多く、遅い時間に干すと夕方までに乾かないなど洗濯が難しい季節になります。

そこで注意が必要なのが、洗濯物を干す時間です。洗濯を干すのは午前9時から午後15時がベストな時間です。15時を過ぎると乾いていた洗濯物にも湿気がうつりますので、乾いたらすぐに取り込むようにしてください。

またその日の気温、湿度、風から綿100%のシャツが3時間でどのくらい乾くかを示す「洗濯指数」というもがインターネットなどから調べることができます。毎日の洗濯の参考にしてみるのもいいですね。

さらに外干しで乾いていないと感じたら、室内で除湿機を回したり、浴室乾燥機や洗濯機についている乾燥機などを使って仕上げ乾燥するようにしましょう。洗濯物が乾くまでに時間がかかると雑菌が繁殖して嫌なニオイの原因となります。

虫の嫌がるニオイで虫対策

洗濯 虫除けアロマスプレー

虫は甘い匂いを好む傾向があります。そこで気をつけたいのが柔軟剤です。特にフローラル系の香りを使用している方は虫が寄ってくる可能性があるので要注意です。無香料のものにしたり、思い切って使用を中止してみるのもよいでしょう。

また、虫の嫌いな柑橘系のハーブの香りを活用する方法もあります。ミントやローズマリーなどが良いでしょう。アロマスプレーなら、直接肌に触れる洗濯物にスプレーしても肌に優しいので安心です。その他にも洗濯物カバーや、洗濯物に使えるカメムシ駆除剤、洗濯竿に吊るすタイプのカメムシ駆除剤などもインターネットなどで販売されていますのでチェックしてみて下さい。

夜洗濯して室内干しする

夜 部屋干し

からりと乾かすことのできる外干し派の方は、室内干しには抵抗があるかもしれませんが、外干しとうまく使い分けることで効率よく洗濯することができます。さらに忙しい朝ではなく夜洗濯することで時間を有効に使うことができます。

室内干しする時は除湿機があると便利です。除湿機を使わずに室内干しした場合、外干しした時の約2倍もの時間がかかるといわれています。除湿機がない場合には、エアコンの除湿を使うのも良いでしょう。扇風機を使って風を循環させるのも早く乾かすポイントです。

また、洋服はできるだけ少ない量にすると、洗濯物が密集して湿度が急激に上がるのを防ぐことができます。さらに干し方を工夫して、洋服の表面積を広げ、風が当たりやすくすると早く乾燥させることができます。厚みのあるハンガーで風の通り道を作ったり、タオルはバスタオルとフェイスタオルを交互にかけ、高さを変えると洗濯物が乾きやすくなりますよ。

室内干しは、天候に左右されず、花粉や空気中の汚れから洗濯物を守り、にわか雨などの心配もいりません。シーツやタオルなど雑菌を防ぎたい物は、天気の良い日に外干しをするなどうまく使い分けながら洗濯するのがいいですね。

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洗濯洗剤は抗菌効果のあるものを選ぶ

漂白剤

洗濯物の嫌なニオイは、菌の繁殖が原因です。温度が20℃以上、湿度が75%は菌やカビの過ごしやすい環境です。秋の室内は同程度の温湿度になりやすいので菌が増えやすい環境といえます。

抗菌、除菌対策をする必要がある秋は、抗菌効果のある洗剤を使ってしっかり汚れを落としましょう。室内干し用の洗剤も出ているのでチェックしてみるのもいいですね。すでに洗濯物が臭う場合には、漂白剤を使ったり、洗濯前に50℃以上の熱湯で煮洗いしてみましょう。漂白剤は色柄物などにも使える酵素系漂白剤を選ぶといいですよ。

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浴室乾燥機やコインランドリーも利用しよう

コインランドリー

家族が多かったり、小さなお子さんがいたりするご家庭では洗濯物もすごい量になりますよね。部屋干しを続けていると湿度が上がり室内のカビの原因となることもあります。

そこで便利なのが浴室乾燥機です。花粉やPM2.5の影響で室内干ししているご家庭も多くなり、浴室乾燥機をつけているご家庭も多いと思いますが、使いこなせていない人も少なくないのではないでしょうか。

浴室乾燥機には、換気ボタンと乾燥ボタンがあります。洗濯物を浴室に干したら、乾燥ボタンをすぐに押してしまいがちですが換気力が弱いため、室内に湿気が溜まってしまい、洗濯物が乾ききるまでにかなりの時間がかかります。

そこで乾燥ボタンを押す前に、換気ボタンを押して少し換気すると洗濯物が早く乾くようになります。換気することで洗濯物の周りに漂う湿った空気をできるだけ外へ出すことができ、浴室内の湿度が下がることで洗濯物が乾きやすくなるのです。

それから、干し方も重要です。浴室内は狭くて風がありません。そのため、湿気がとどまりやすく、一緒に干したものや干し方の影響が受けやすくなっています。そこで、風の吹出口の真下に乾きにくいジーンズなどを干したり、乾きやすいハンカチなどとは間隔をあけて干すことで、全体を均一に乾かすことができます。

また、雨の日や、洗濯物がたくさんある時は、コインランドリーで素早く衣類を乾燥させましょう。コインランドリーの乾燥機は、ガス乾燥なのでふんわり柔らかに仕上がりますよ。

さらに最近のコインランドリーは、洗濯物が出来上がるまで併設のカフェでのんびり過ごしたり、用意してある漫画や雑誌を読んだり、フリーWi-Fiを使用して仕事をしたり、と快適に過ごすことができるようになっています。乾燥は量にもよりますが約30分程度で300円〜400円くらいです。

コインランドリーの使い方をマスター!料金相場・所要時間や注意すべき4つのポイントコインランドリーの使い方をマスター!料金相場・所要時間や注意すべき4つのポイント

コツを掴んで秋も快適に洗濯しよう

秋 快適な洗濯

洗濯ものが乾きにくい秋も、コツを掴んで洗濯すれば快適に洗濯物を仕上げることが可能です。洗剤を上手に選んで、外干しと室内干しを上手く組み合わせ、浴室乾燥機やコインランドリーを活用すれば、気持ち良い毎日を過ごすことができますよ。

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