ハンガーポールは、コートやカバンなどを気軽に掛けることができ、どちらかというと見せる収納として活躍してくれるアイテムです。おしゃれなデザインのものも多く、実はお部屋のアクセントとしても重宝します。今回はそんなハンガーポールのおしゃれな商品10選や、DIYのアイデアまでご紹介いたします。
ハンガーポールの使い方
まずはハンガーポールを使用したことがない方のためにも、どんな使い方をするものなのかみてみましょう。
必要な物を必要な場所に収納
収納といえば外から見えないよう、隠すようにしまう方法が一般的ですが、ハンガーポールは目につく場所に置いて必要なものを掛けるだけという、一見雑にも思える収納方法です。確かにしまう収納は見栄えも良いですが、必要なときに取り出す手間があり、何がどこにあるかもわかりにくいのではないでしょうか?
その点ハンガーポールは、何がかかっているかは一目瞭然ですし、取りやすい場所、必要な場所に置いておけるので、玄関に設置してコートや帽子を掛けておけば、出かけるときにすぐに取ることができるのです。
使用率が高いものほどハンガーポールを使う
ハンガーポールへの収納がおすすめのアイテムは、使用頻度が高いものです。週に数回以上使うものを掛けていれば、荷物でいっぱいになってぐちゃぐちゃに見えることもありませんし、掛けるものが決まってくるので重さのバランスもとりやすくなりポールが安定します。
使用率が低いものは見えない収納にして、よく使用するものをハンガーポールに掛けましょう。
設置場所
ハンガーポールの置き場所は寝室や玄関などがおすすめです。すぐに手に取ることができて、なおかつ邪魔にならない場所が良いでしょう。特に玄関は効率が良い設置場所で、外出時の必要なものを全部ハンガーポールに掛かけることで、忘れ物を減らせるようになります。
物と物がかぶらないように
ハンガーポールの種類によってどれくらいの量を掛けることができるか異なりますが、目安としては、ハンガーフックひとつに対して1個のものを掛けるようにして、なおかつ物と物がかぶらないように注意しましょう。ポイントは、掛かってものすべてが見えるようにすることで何がどこにあるかが明白になり、見栄えも良くなります。
ハンガーポールの選び方
次にハンガーポールの選び方を見てみましょう。やみくもの選んでしまうと、最大限に活用することができませんので、使用目的や部屋に合わせる必要があります。
ハンガーポールの種類
ハンガーポールは大きく分けると2種類あり、置き型のものとつっぱり棒型のものに分かれます。それぞれの特徴を見てみましょう。
置き型ハンガーポール
置き型ハンガーポールはよく見かけるスタンダードなタイプです。サイズや素材などのバリエーションも豊富で、お部屋の雰囲気に合わせてデザインが選びやすいのが特徴です。持ち運びが楽なこともあり、必要なときに必要な場所で使用することもできます。
つっぱり棒式ハンガーポール
つっぱり棒式はあまりなじみがないかもしれませんが、通常壁と壁で横につっぱる棒を、天井と床で縦につっぱるタイプのハンガーポールです。なんといっても安定感が抜群で、置き型ハンガーポールのように倒れてしまうこともありません。決まった場所で移動させることなく使いたい方に、最適なハンガーポールです。
何をどれくらい掛けるのかを決める
まずはハンガーポールが必要な理由を考えてみましょう。ハンガーポールに掛ける必要があるものを考えてみて、大きさや重さからハンガーポールを選びましょう。ロングコートがかかる高さのものや、耐荷重は間に合っているか、ハンガーフックが家族全員分あるかということを考えると、ある程度の種類に絞れます。
どこに置くのかを決める
次にハンガーポールの置き場所を決めましょう。広いスペースに置くならどのようなデザインでも良いですが、玄関などは人の出入りが激しく狭いので、なるべく小型のものがおすすめです。必要最低限のものだけを掛けるようにしたほうが良いので、あまりハンガーフックも多くないほうが、スタイリッシュにまとめることができます。
お部屋の雰囲気に合わせる
最後はデザインを重視して選んでみましょう。壁や床の色、すでに置いてあるインテリアとの兼ね合い、さらに自分の好みと合わせて総合的にお部屋にマッチしているものを選べば、実用的でおしゃれなハンガーポールを選ぶことができます。
おしゃれハンガーポール人気おすすめ10選!
それでは、実際におしゃれで使いやすいハンガーポール10選をご紹介しますので、選ぶ際の参考にしてみてください。
【山善】ポールハンガークロムシルバー NPH-165
シンプルなデザインがどんな部屋にも馴染み、さらに省スペースに置くことができるので使い勝手の良いポールハンガーです。自分で組みたてるタイプですが、一つひとつのアイテムは軽く、女性でも10~20分程度の時間で簡単に組み立てられます。土台に2.8kgのおもりが入っているので、荷物を掛けてもバランスを保ち、倒れる心配もありません。
- 本体サイズ:幅29×奥行29×高さ167cm
- ハンガーバー本数:6本
- 本体重量:4.5kg
- 耐荷重:バー1本あたり2kg
- 材質:スチール(クロムめっき)
【不二貿易】アンティークコートハンガー 3段天然木 ブラウン
高さが183cmもあるので、男性用のロングコートも楽々掛けることが可能です。また、10本のハンガーバーが付属しているのでたっぷりと収納することができますし、子供の背の高さに合わせて使用することもできるので、家族みんなで使用することができます。工具不要で組み立てられますので、届いたその日から使用することができますよ。
- サイズ:幅50.8×奥行43×高さ183cm
- 本体重量:約3kg
- ハンガーバー本数:10本
- 材質:天然木(ラバーウッド)
【アイリスオーヤマ】ポールハンガーホワイト S-HP
トップが4本に分かれているので、帽子などもたくさん掛けることができるハンガーポールです。光沢のあるホワイトがおしゃれで、どんなインテリアとも相性抜群ですよ。本体重量が軽いので簡単に持ち運びができ、寝室や玄関など、必要なシーンに合わせて設置することができます。
- サイズ::幅47×奥行47×高さ175
- 本体重量: 1.91 Kg
- ハンガーバー本数:12本
- 耐荷重:全体20kg/上各1kg/中各2kg/下各2kg
- 材質:スチール(粉体塗装)/ABS樹脂
【ニトリ】ポールハンガー ヒーリオ
出典:ニトリ
「この価格でこの高級感はすごい!」と評判のニトリのポールハンガーは、まさにお値段以上の商品です。シックなブラックがスタイリッシュで、男性の部屋にもばっちり合います。組み立て用のパーツがついているのでひとりでも簡単に組み立てられますし、女性でも持ち運びできる適度な重さとなっているのが嬉しいポイントです。
- サイズ:幅43×奥行43×高さ170cm
- 本体重量:約2.09kg
- ハンガーバー本数:9本
- 材質:ラバーウッド
【無印良品】ブナ材コートスタンド
出典:MUJI
無印良品といえば決して主張しすぎないシンプルなデザインが有名ですが、ハンガーポールも素朴なデザインで使いやすくなっています。ブナの木の素材が優しく、ナチュラルな風合いの部屋にぴったりです。また、3本足でバランスをとっていますので、ある程度の重さのものを掛けてもしっかりと安定します。
- 本体サイズ:幅48cm×奥行42cm×高さ173.5cm
- 本体重量:2.6kg
- ハンガーバー本数:8本
- 耐荷重:フックひとつ:5kg/全体:15kg
- 材質:ブナ無垢材
【NaturalHouse】クロームメッキ スリムポールハンガー! SV
土台が半円になっているちょっと変わったデザインのハンガーポールですが、壁にぴったりとくっつけて使用できるようになっています。省スペースも設置することができますし、見た目もスタイリッシュでまさに”見せる収納”となります。コートやカバンなどを、かっこよく掛けることができますよ。
- サイズ:幅35×奥行17.5×高さ180cm
- 本体重量:3.5kg
- ハンガーバー本数:8本
- 材質 : スチール/樹脂蓋
【岩附】ハンガーラック シルバー
こちらは存在感抜群のスタイリッシュさで、置くだけで部屋の主役となってしまうハンガーポールです。ハンガーフックの部分は細身になっていて、さらに長さが2種類あるので掛けるものを選べ実用的です。カラーはシルバーのほかにもモダンなブラック、清潔感のあるホワイトから選ぶことができますので、お部屋に合わせてみてください。
- サイズ:幅28×奥行28×高さ173cm
- 本体重量:8 Kg
- 耐荷重:フック1本あたり約1kg
- ハンガーフック:8本(長フック4本/短フック4本)
- 材質:スチール
【積水樹脂商事】つっぱり式ポールハンガー I tree 北欧スタイル ウッド
天井と床を突っ張ることで、安定感が抜群になるハンガーポールです。まるで本当に床から生えているような木のデザインがなんともかわいらしく、葉っぱのトレーはポップなのに実用的で、小物をなくさないように管理することもできます。
- サイズ:幅12×奥行43×高さ200~275cm
- 重量:2kg
- ハンガーフック:5本/トレー1個
- 耐荷重:フックひとつあたり4kg/トレー1ひとつあたり1kg/全体20kg
- 材質:樹脂コーティング/ABS樹脂/ポリプロピレン樹脂/EVA樹脂
【KOEKI】傘立て付き木製コートハンガー
こちらは玄関に最適、傘立て付きハンガーポールです。下部に重さが集中しているので、倒れるような心配もありませんし、その重厚感のあるデザインは来客時に見られてもインテリアとして馴染み、違和感のないものとなっています。
- サイズ:幅(脚の最大幅)52cm×高さ196cm
- ハンガーフック:7本
- 材質:天然木(ラッカー塗装)
【ヤマソロ】ポールハンガー トレー付き
最後はインテリアとしての使用できる、美しいフォルムのハンガーポールをご紹介します。ラバーウッドのぬくもりがあたたかく、そしてレトロな雰囲気を醸しだしているので、アンティークのインテリアのようではないでしょうか?
デザイン性だけではなく、中央にはトレーもあるので、小物置き場としても重宝しかなり実用的です。本体の重量が予想以上にあるので持ち運びは大変ですが、その分安定感が抜群で重いコートも楽々掛けることが可能です。
- サイズ:幅39.5×奥行39.5×高さ178cm
- 本体重量:7.6 kg
- ハンガーフック:12本
- 材質:ラバーウッド
ハンガーポールをDIYしてみよう!
最後に今はやりのDIYで、ハンガーポールを作る方法をご紹介します。既製品ではサイズやデザインにしっくりくるものがなかったときなどは、自分で希望通りに作ることができるDIYがおすすめです。少し手間はかかりますが完成すれば愛着もわくので、長年愛用できるハンガーポールとなりますよ。
ディアウォールを使ってみよう
ディアウォールとは、好きな場所に簡単に柱をつけることができるアイテムで、2×4(ツーバイフォー)という木材を用意し上下に取りつけると、床と天井の間に木材を固定することができるようになります。つっぱり棒の原理と同じで、賃貸でも壁や床を傷つけることなく取りつけられるので、人気を博しています。
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用意するもの
- 床から天井までの2×4(ツーバイフォー)…1本
- ディアウォール…2個
- ハンガーフックを掛けるレール1本
- ハンガーフック(ハンガーブラケットなどがおすすめ)…お好きな本数
ハンガーポール自作キッドを使う
自分で好きなように組み立てることで、ハンガーポールが作れるキッドも発売されています。必要な部品はすべて揃っていて、DIY初心者でも簡単にオリジナルのハンガーポールを作ることができます。
一から自作してみる
DIY上級者なら、素材から自分で選んで組み合わせることでもハンガーポールを作ることができます。構造自体は簡単ですので、流木や使わなくなった机の木材などを利用して、組み合わせてみましょう。自然の木の枝は手を加えなくてもハンガーフックのように利用できたりするので、がさつきやトゲなどをしっかりととれば、使いやすい素材となります。
ハンガーポールを賢く使えば収納上手になれる!
ハンガーポールは見せる収納ということで一見難しそうに見えますが、ポイントさえ押さえれば初心者でも簡単にそしてオシャレに使うことができるアイテムです。おしゃれなデザインのものも多いので、インテリアとして活躍してくれることもありますよ。ハンガーポールをまだ使ったことがない方も、ぜひ試してみてください。
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