「ポケットの中にお財布を入れていたら、そのまま洋服と一緒に洗ってしまった!どうしよう…」と困ったときに自分自身で対処したいものですね。また、財布はどんなに大切に使っていても、経年によって汚れてしまこともあります。お気に入りの財布は、なるべくきちんと綺麗に使っていきたいですね。自宅で財布を洗濯することはできるのでしょうか?
目次
布・革の財布は家で洗濯できるの?
財布は素材によって、自宅で洗えるものと気をつけなければならない注意点があります。汚れてしまって汚い状態で使い続けていると、汚れが蓄積されていきます。
放っておくと段々落ちにくくなってしまうため、早い段階で汚れを落として綺麗な状態をキープして使い続けてることで財布の持ちも良くなってきます。では、どのようにして財布の洗濯をしたら良いのでしょうか?
専用のクリーナー等で洗濯・お手入れできる
革の財布の場合は、洗濯機で洗濯を行うことはNGです。そのため、専用の革クリーナーなどが必要になってきます。どんなものが必要になってくるのか詳しくみていきましょう。
革専用洗剤
革には専用の洗剤があります。なかには、水洗いに特化した革の専用洗剤もあり「スエードシャンプー」や「レザーシャンプー」などと呼ばれて、私たちが髪の毛を洗う際に使用する液体用のシャンプーのように泡状になるものも市販で売られています。
これを使うことで、革を傷めることなく汚れを綺麗に落とすことができます。
柔らかくてきれいな布orスポンジ
革の財布を洗濯するには、洗剤だけではなく柔らかくててきれいな布やスポンジも必要になってきます。私たちが思っている以上に革は繊細なので、硬い布でふき取ってしまうと傷をつけてしまったりします。
そのため、革を洗濯する場合は柔らかくてきれいな布やスポンジを用意しましょう。また、なるべく清潔な布やスポンジでしっかりと水気を取ることがとても大切になってきます。
オイル・ワックス
洗濯が終わったら、仕上げに使うオイルやワックスを準備をしておくことも革の財布を洗濯するうえで重要なポイントです。革は洗濯をすると、乾かす段階で乾燥してしまいます。そのため保湿が必要になってきます。たくさん塗り込む必要はないので、少しづつ塗り込んでいきましょう。
ブラシ
革の財布を洗濯するうえでも大切なものでもあるブラシは必ず準備しましょう。最初の段階で、ブラシで細かい縫い目などの汚れを取り除いておくのは、革の財布を洗濯をスムーズに進めるのに大切です。より効率よく洗濯を進めるために、革用の専用ブラシを用意しましょう。
また、ブラシは洗濯のときだけでなく日常的なお手入れの際にもホコリや汚れを払うのに使うことができるため、革製品の手入れには欠かすことのできないアイテムです。
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通常の洗濯機では洗濯できない?
財布の種類によっては、洗濯機で普通に洗濯できる場合もありますが基本的にシワや跡がついてしまうため、あまり自宅の洗濯機での洗濯をおすすめしません。通常の洗濯機で洗濯できるのは、布地の財布や特殊な素材を使ってない財布です。
洗濯機で洗濯する場合は、後で「洗濯してはいけない素材だった」と後悔しないようにその素材が洗濯機で洗えるのかあらかじめ調べておくと良いでしょう。
専用クリーナーがない場合は?
もし、専用の革のクリーナーがない場合は家にあるものや身近で手に入るもので代用することができたら革財布の洗濯もより楽になってきますね。もし、身近に専用のクリーナーがない場合はどんなもので代用したらいいのでしょうか?
ニベアの青缶を使う
ニベアの青缶には、高保湿の成分が沢山入っていてスキンケアとしても良いため、革に使っても良いでしょう。しかし、あくまでも応急処置や専用クリーナーがなかった時に使用するようにしましょう。革専用のクリーナーと同じような成分も入っていますが、お気に入りの財布を長く使いたいのなら専用のクリーナーを使用することをおすすめします。
革財布を洗濯機で間違えて洗ってしまったら?
もしも、お気に入りの革財布を間違えて洗濯機で洗ってしまった場合、「そのままダメになってしまい泣く泣く使わなくなる…。」なんてことにならないように、間違えて洗濯機で洗ってしまっても自分で正しい対処ができればまた元通りに使うことができます。もし、洗濯機で洗ってしまったらどうしたらいいのでしょうか?
お札を洗濯してしまった場合の応急処置法を知りたい!あなたのウッカリもこれで解決すぐに水気をふき取ろう
もし、財布を洗ってしまったらすぐに水気をふき取ることが大切です。水気が染み込んでしまって、そのまま放置してしまうとカビなどが生えやすくなってしまいます。一度カビが生えてしまうと、使えなくなってしまうため水気をすぐにふき取って正しい方法での応急処置が大切なのです。もし、濡れてしまったら柔らかい布などでしっかりと水気を拭きとりましょう。
ドライヤーは厳禁日陰で自然乾燥
濡れてしまった革財部を乾かそうと慌ててドライヤーを使ってしまわずに自然乾燥をしましょう。ドライヤーは乾かすことで早く水気を飛ばすことができますが、熱を与えることで革を傷めてしまい変に癖をつけてしまうことになります。
そうならないように、もし濡れてしまっても慌ててドライヤーで乾かさずにまず、清潔な布などでしっかり水気をふき取り日陰で自然乾燥をしましょう。
専用のオイルとクリームを塗り込もう
自然乾燥をしっかりと行ったら、革の表面にダメージを与えないように専用のオイルやクリームをしっかりと塗り込んで保湿を行ってください。保湿を行うことで、予期せぬトラブルで洗ってしまって傷ついてしまった、財布の表面の細い傷をなだらかにして目立たなくすることができるためおすすめです。
また、オイルやクリームを塗りこむことは表面にツヤを出すことにもつながるため、より長持ちさせることができておすすめです。
大切なブランドものの財布は汚れてしまったら?
もし、使用している大切なブランドものの財布が汚れてしまったら、「高価なものだから自分で手入れをすることができない!」と思うかたもいるでしょう。確かに、自らクリーニングするのは、少し勇気が入りますよね。
ブランド物の財布はあらかじめブランド保証が付いていることも多く、購入した場所にもっていくと正規の対応を受けることができます。そのため無理に自分でクリーニングせずに、正規の販売店で対応してもらいましょう。では、正規の店が近くにない場合やすぐに何とかしたい場合はどうしたらいいのでしょうか?
革専門店などで洗濯を依頼する
どうしてもすぐに対応したい場合は、革専門店などに持っていき洗濯を依頼すると良いでしょう。専門知識を持ったプロが対応してくれ、自宅ではできない細かい部分まで専門のクリーナーなどを使って洗濯をしてくれます。
大切な財布は正しく洗濯・手入れして長持ちさせよう
大切な財布は、綺麗に長持ちさせてたいものですね。もし汚れてしまったり、間違って服と一緒に洗ってしまってもタイミングと適切な対処で革財布を綺麗に保つことができます。汚れを落とすには、タイミングがとても大切です。蓄積されていくと落としにくくなってしまうため、早い段階で対応することがとても大切ですね。財布を洗濯をしてしまっても、慌てずに適切な対応しましょう。