いつも身につけるパンツ、買い替えのタイミングは決めていますか?「破れてから買い替えればいい」という人もいるかもしれませんが、実際のところどうなのか気になりますよね。そこで今回は、パンツを捨てるタイミングと、見極め方についてお伝えします。
目次
みんなどのタイミングで下着を捨てているの?
一般的に、どのようなタイミングでパンツを捨てているのか気になる人もいるかもしれません。ある調査によると、1番多かった回答は「生地やレースが破れたりへたってきたとき」、2位が「汚れが気になってきたとき」、3位は「伸びてゆるくなってきたとき」でした。
この結果から、多くの人がパンツの見た目で捨てる時期を見極めていることがわかります。
パンツを捨てるタイミングどこをチェックする?
それでは、パンツの捨てどきを見極めるチェック方法についてご説明します。ぜひ、各項目を見ながら確認してみてくださいね。
パンツの布地のチェックポイント
まずは1番面積が大きく、目立ちやすいパンツの布地から確認していきましょう。
布地の色あせ
パンツを長く使用していればいるほど、新品の頃よりも布地は色あせてきます。色のくすみが気になってきたら、買い替えのタイミングです。ぜひ、新しいキレイなパンツに買い替えましょう。
クロッチ(股部分)の汚れ
パンツの股の部分(クロッチ)の汚れや傷みが目立つようであれば、買い替え時です。
クロッチ部分はほかの部分よりも汚れやすい箇所です。汚れが気になるときは、予洗いをしてから洗濯機で洗うなど、日頃から汚れが蓄積しないよう心がけることも大切です。
布地についた毛玉
綿素材でできたパンツは毛玉ができやすい傾向があります。パンツを何回も洗濯しているうちに毛玉はできてしまうものですが、「ちょっとダマが目立ってきたな」と感じたら、買い替えのタイミングです。
臭いが気にならないか
パンツは肌と直接触れる衣類なので、汚れはもちろんのこと、臭いも移りやすいです。毎回キレイに洗濯していれば、そこまで臭いは気にならないかもしれません。
パンツのゴムのチェックポイント
パンツのゴムも大事なチェックポイントです。布地だけでなく、ゴムもしっかり確認しましょう。
ゴムがゆるんではいないか
パンツは履き続けているうちに、ゴムがゆるんできます。古くなったゴムは、履いているときにゴムが切れてしまう事態にもなりかねません。
1年以上履いていないパンツはない?
パンツの寿命は、およそ1年と言われています。パンツは目には見えませんが、履いているだけで細菌の棲み家となってしまうのです。
パンツを長持ちさせる正しい洗い方
パンツは、なるべく良い状態で履いていたいですよね。パンツの素材は様々なので、それぞれの素材に合う方法で洗濯することが大切です。
どのように洗濯するかは、洗濯絵表示を確認するとわかります。必ず洗濯する前にチェックしてくださいね。
洗濯機マークがついていれば、洗濯機での洗濯が可能です。もし、手洗い表示になっている場合は、洗濯機ではなく手洗いをするようにしてください。
パンツの生地や素材を傷めてしまう洗い方
パンツの洗濯絵表示に示されている洗濯方法を守らないのはNGです。例えば、手洗いを推奨されているような下着は、繊細な素材でできているものが多いため、洗濯機で洗うと生地がすぐに傷んでしまいます。
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そもそもパンツは何枚持っていたらいい?
「パンツってどのくらいの枚数あればいいの?」と、考えたことはありませんか?下着メーカーの調査によると、男女ともに10枚くらい所持している人が多いようです。
この枚数を多く感じるか、少なく感じるかは人それぞれだと思いますが、ひとつの目安にしてみてくださいね。
パンツの買い替えチェックはいつする?
パンツの買い替えのチェック方法がわかったところで、「どのタイミングで確認したら良いの?」という疑問が湧いてくるかもしれません。そこで、パンツの買い替えチェックをするタイミングについてご紹介します。
季節ごと、衣替えのタイミング
衣替えのタイミングでパンツの買い替えチェックを行う方法は、忘れる心配が少ないおすすめの方法です。
春夏秋冬の年4回行っても良いですし、夏と冬だけ年2回行うといった方法でも良いでしょう。季節に合った素材や柄を選んでみるのも楽しいですね。
新しいパンツを買ったら、1番傷みの気になるものを捨てる
新しいパンツを買ったら、1番ダメージのあるものを捨てるという方法も良いですよ。
買い替えの時期を自分のルールで決める
買い替えのタイミングは、これまで紹介したやり方だけでなく、自分のルールで決めても良いでしょう。
パンツを長く履き続けることでデメリットはある?
パンツは1年経たないうちに入れ替えした方が良いとお伝えしましたが、なぜ長く履き続けない方が良いのか、その理由をお伝えします。
バクテリアが大量に発生する
Verity Mann氏(イングランドのグッド・ハウスキーピング研究所)によると、多くの人の洗い立てのパンツには、最大で1万匹ものバクテリアが住みついていると言います。
1万匹という数字をみると驚いてしまいますね。パンツのバクテリアは、長く履き続けるとそれだけ数が増えてしまいますので、やはり年に1回は入れ替えを行うと安心です。
また、60度以上のお湯で洗うことをイングランドのグッド・ハウスキーピング研究所は推奨しています。
ニオイが気になるようになる
バクテリアが増えると、臭いが気になるようになります。洗濯物が乾きにくい梅雨の時期に部屋干しした衣類から生乾きの嫌な臭いがしたということはありませんか?あの臭いの原因は、バクテリアです。
感染症や肌トラブルの原因にもなる
パンツの汚れをきちんと落とし切れていないと、臭いが気になるだけでなく、感染症を引き起こす原因にもなり得ます。
履き心地が悪く、だらしなく見える
パンツはバクテリアが増殖して衛生面が気になるだけでなく、生地やゴムが伸びた状態で身につけていると、履き心地もよくありません。また、だるだるになったパンツを履いているとだらしなく見えてしまいます。
新しい清潔なパンツを身につけることで得られるメリット
新しいパンツを身につけると、良いことがたくさんあります。
気持ちよく身につけられ、気分良くいられる
まず清潔なパンツは、何より身につけていて心地が良いです。肌に直接触れる衣類ですし、自分が身につけていて気持ちが良いと感じられるものを選ぶようにしましょう。
新しい下着を身につけると「運気が上がる」という説も
清潔でつけ心地が良く、自分好みのおしゃれな下着をつけていると、気分がうきうきしてきたり、シャキッとした気持ちになったりませんか?自分を大切にして、気分良く過ごしていると、自然と運気もアップしますよ!
パンツやブラジャーは、ひと手間かけて捨てるのがベスト
特に女性の場合、そのままゴミ袋に入れてパンツを捨てることに抵抗を感じることは多いのではないでしょうか?
パンツを捨てるときは、紙袋や新聞紙に包んでからゴミ袋に入れると中身が見えず安心です</span class=”keiko_yellow”>。
下着は寿命が来る前に買い替えて、気持ちよく身につけよう!
パンツやブラジャーなどの下着を長く履きすぎることは、見た目も良くありませんし、衛生的にもおすすめできません。定期的にチェックして、少なくとも1年以内に買い替えるようにしましょう。
また、良い状態をキープするには、正しい方法で洗濯することが大切です。日頃から、下着をキレイな状態で身につけられるよう意識してみてくださいね。
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