カレーの染み抜き方法5つを伝授!絨毯のシミも落とせる!

カレー 染み抜き

明日可

一度ついてしまったカレーの染みは、落としにくい染みNo.1ですよね!いくら気をつけていても、いつの間にかついていたなんてこともありますし、小さなお子さんの場合はべったりついたなんてこともあります。今回は、自宅でできるカレーのシミの落とし方を中心にご紹介します。自宅でも簡単にできるので、カレーのシミにヒヤヒヤすることもありません。

カレーの染みが落ちにくい理由

服についたカレーの染みは他の染みと比べても簡単に落とすことができないものです。その理由をみていきましょう。

カレーの性質

家庭で使うカレーのルーには、油脂が含まれています。この油脂がカレーのコク・旨味を生みだすものなので欠かせないものなのですが、油分は衣服についてしまうとなかなか落とすことはできません。水溶性の汚れだと水で洗うと落とすことができるのですが、油を含んだものは、水洗いではなかなか落とすことが難しいのです。

例えば水溶性のものにはコーヒーや醤油があり、油溶性のものには口紅やチョコレートといったものがあります。カレーのシミは「油溶性」と思いがちですが、実は水溶性と油溶性が混ざり合った「混合」の染みであり、水溶性の染み、油溶性の染みよりも落ちにくいといわれています。

カレーの色素

カレーの色素はとても強いもので、一度服についてしまうと、染み抜きの難易度はとても高くなります。カレー主成分の香辛料であるターメリックは、着色料としても利用されているものです。そのため、衣服につくと繊維を染めてしまう恐れがあります。

カレーのルーに含まれている油分、そして着色料のターメリックの2つにより、カレーの染みは落とすことが難しいのです。

カレーの染み抜きをしよう

次に家庭でできる、カレーの染み抜き方法を詳しくご紹介します。家庭にあるものを使うことである程度落とすことはできますが、「台所用洗剤(中性洗剤)」と「酸素系漂白剤」があれば便利です。では、詳しくみていきましょう。

染み抜きの方法

水洗いで落ちる場合

  • STEP.1
    固形物はティッシュで取ろう
    カレーは液体だけでなく、肉やにんじん、たまねぎといった固形物も含まれていることから、衣服に固形物がつくこともあります。そのときは、ティッシュなどを使い固形物を摘んで取り除くようにします。こすりながら取ってしまうと、染みの範囲が広がったり、さらに強く衣服に染み込むことが考えられるので気をつけてください。
  • STEP.2
    水洗いをする
    固形物を取り除いた後は、丁寧に水洗いをしましょう。染みが乾燥してしまうと落としにくくなってしまうので、ついてしまったすぐに水につけます。カレーの染みがついてしまった部分に水をつけて、手でもみ洗いをします。このとき、強く擦り過ぎないようにしてください。
  • STEP.3
    洗濯をする
    水洗いをした後、カレーの染みがだいぶ薄くなったようであれば、通常通り洗濯機に入れて洗濯しましょう。ポイントは、その日のうちに行うことです。薄くなったからといって、洗濯気を回すのを先延ばしにしてはいけません。必ずその日のうちに洗濯し、干しましょう。

水洗いで薄くならず、あまり落ちていないようであれば、洗濯を行うまでに次の方法で処理していきましょう。

水洗いでもあまり落ちない場合

  • STEP.1
    汚れの部分に台所用洗剤を塗る
    カレーの染みになっている部分に、台所用の洗剤を使用して汚れを落としていきます。歯ブラシを用意して、洗剤を歯ブラシにつけます。
  • STEP.2
    歯ブラシでたたいて汚れを落とす
    染みの裏側にタオルをあてて、洗剤を染み込ませた歯ブラシで染みの部分を軽くたたき、染みがタオルに移るようなイメージで軽くたたきます。汚れが強い部分は、他の部分よりも多めに叩いてなじませるようにしましょう。
  • STEP.3
    すすぐ
    歯ブラシで叩くことである程度汚れが落ちたら、水でよくすすいだ後に洗濯機で洗います。
    多くの場合は、台所用洗剤を使ってたたき洗いをすると汚れが落ちますが、それでも落ちない場合には漂白剤を使用しましょう。

頑固な汚れを落とす場合

こちらの方法では漂白剤を使用しますが、衣服の素材によっては漂白剤が使用できないものもあります。漂白剤を使用する前に、必ず洗濯表示を確認し、使用できるかどうかチェックしておきましょう。

1.重曹入りの漂白剤を使用する
水洗い、台所用洗剤でのたたき洗いでも汚れが落ちなかった場合は、重曹を含んだ漂白剤を使用します。酸素系漂白剤と重曹を2:1の割合で混ぜ、歯ブラシにつけて、染みの部分をたたき洗いします。

注意
使用する漂白剤は、酸素系漂白剤にしましょう。酸素系漂白剤なら色柄物の衣類にも使用することができますが、塩素系漂白剤は色落ちしたり、生地を傷める心配もあるため、使用しないようにしましょう。また、漂白剤は液体のものを使用すると使い勝手がよく便利です。

2.ドライヤーをあてる
重曹入りの漂白剤をつけた部分に、1~2分ほどドライヤーをあてて加熱します。

3.クエン酸液をかける
スプーン1杯分のクエン酸を水に溶かし、少しずつ染みにかけていきます。しばらくすると、クエン酸液をかけた部分から白い泡が出てくるので、水でよくすすぎます。その後、洗濯機で洗濯をしましょう。

より簡単に頑固な汚れを落とす方法

  • STEP.1
    重曹入りの漂白剤でつけ置きする
    酸素系漂白剤と重曹を1:1の分量で混ぜて、染みの上に塗ります。
  • STEP.2
    つけ置きする
    お湯を桶に張り、重曹入り漂白剤を塗った衣類を一晩つけ置きします。
  • STEP.3
    洗濯し、天日干しをする
    翌朝、通常通り洗濯した後、天日干しをして乾かします。

この方法で処理しても染みが落ちない場合には、クリーニングに出したほうがいいでしょう。

インドならでは?日光による染み抜き方法

カレー大国であるインドで行っている染み抜き方法です。香辛料を組み合わせて作るインドならではの方法ですが、カレーのルーを使用する日本では難しいかもしれません。ただ、仕組みを知っておけば、日本でも応用できるかもしれませんのでご紹介します。

インドでは太陽の光で染みを落とす!

  • STEP.1
    衣服についたカレーの染みをティッシュで取り除く
  • STEP.2
    石鹸で洗う
  • STEP.3
    天日干しにする

「クルクミン」は紫外線に弱い

カレーに含まれる主成分の香辛料ターメリックの黄色は「クルクミン」という物質です。このクルクミンは紫外線に弱いとされ、長時間紫外線にあたることで分解されます。そのため、天日干しにしておくだけで染みが分解されて、消えてしまうということです。

試してみる価値あり?

日本ではカレーのルーを使用する家庭が多いことから、ターメリックの色素は落とすことができても、油分が残ってしまう可能性があります。しかし、色素だけでも落とすことで綺麗に見せることはできるので、長時間天日干しにしても問題ない素材なら、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

ちなみに、天日干しをする時間の目安は3時間~6時間程度です。それ以上太陽の光にあてると、衣類の元々の色が色落ちしたり、変色したりする可能性があります。

外出先での染み抜き方法

外出先でカレーがついてしまうと、すぐに洗うわけにもいきませんし、対処法もできません。その場合の応急処置をご紹介します。

汚れをつまみ取ろう

ウエットティッシュを使用して、固形物をつまみ取った後、軽く叩いておきましょう。そうすると、帰宅した後に汚れが落ちやすくなります。決してなでるように汚れを取らずに、染みが広がらないように注意しましょう。

こすらない

少しでも汚れを落とそうと、こすってしまいがちです。しかし、こすることで、余計に染みが広がり目立ってしまうこともあるため、必ずつまむようにして汚れを取ることが大切です。

おしぼりで拭かないようにしよう

すぐに使用できるものとして、飲食店などで出されるおしぼりはとても便利ですよね。しかし、おしぼりは洗うときに塩素系漂白剤を使用している可能性が高いので、その成分で衣類の色落ちを招くことがあります。全ての衣類に対して当てはまるわけではありませんが、できるだけウエットティッシュなどを使用しましょう。

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カレーの染み抜きを行うときの注意点4つ

シミ

カレーが洋服についたらすぐに落とす

ほとんどの汚れは、時間が経つほど落としにくくなります。そのため、カレーが衣服についた場合でも、すぐに洗うようにしましょう。ただ、外出中だとすぐに脱いで洗う、というわけにもいきませんよね。その場合には、カレーを拭きとるだけでも行いましょう。

こすらない

衣服に汚れがつくと、こすってはダメと思いながらも、無意識にこすってしまう…なんてことありませんか?やはり、こすってしまうと染みがさらに繊維に染み込んでしまったり。染みの範囲を広げたりと、処置が大変になってしまいます。「染みはこすらない」ということを念頭においておくことが大切です。

決して無理はしない

染みを落とそうと、無理してもみ洗いをしたり、強くたたいたりしては生地自体が傷んでしまう恐れがあります。せっかく、カレーの染みを落として綺麗にしようと思っても、さらに衣服が傷んでしまっては元も子もありません。「これ以上はできない」と区切りをつけることも大切です。その場合には、クリーニング店に依頼しましょう。

日干しできない服には注意しよう

カレーの染みを落として洗濯した衣類は、天日干しすることで更に染みを目立たせなくすることができます。しかし、衣服の素材によっては直接日光を当ててはいけないものもあるため、事前に洗濯表示を確認しておきましょう。

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洗濯表示に「陰干し」のマークがある場合には、日光の直接当たらない場所で短時間の外干しを繰り返して行います。ただ、その場合は紫外線量が少なくなるので、染みが目立たなくなるまでには時間がかかります。

カレーの染みはクリーニングに出そう

これまで、家庭でのカレーの染み抜き方法をご紹介しましたが、大切な衣服の場合にはクリーニングに出すのが一番安心です。

クリーニングに出したほうがいいメリット

失敗する可能性が高い

自宅で初めてカレーの染み抜きを行うと言う場合には、失敗する可能性も高くなります。自分で行ったことで、カレーの染みが広がったということもあるかもしれません。できれば失敗したくない衣服は、プロの手を借りるほうが確実に綺麗にすることができます。

低価格で綺麗にすることができる

クリーニングでの染み抜きというと、値段も高くなってしまうかも…と心配になるかもしれませんが、クリーニング店での染み抜きは思ったより低価格で利用することができます。最近では宅配クリーニングになると、染み抜き無料というサービスを行っているところもあります。

一度普段利用しているクリーニング店で聞いてみてください。自宅で行うよりも手間もお金もかからず利用できますよ。

衣服以外にも?絨毯についたカレーの染みの落とし方

カレーの染みが絨毯やカーペットについた、ということもありますよね。その場合の染みの落とし方を詳しくご紹介します。

濡れたタオルで染みの状態を確認する

水に湿らせたタオルを用意し、染みの部分にあてて、少しこすります。そうすると、タオルに色移りがする場合と、色移りしない場合があるので、両方のパターンの対処法をみていきます。

タオルに色移りする場合

染みの裏側にタオルを敷いて、濡れタオルで軽くたたき、薄めた中性洗剤を染みにかけます。そして、歯ブラシで優しくこすり、浮かした汚れを綺麗なタオルで吸い取り、さらに上からたたきます。裏側に敷いたタオルに汚れが染み込むので、かなり綺麗になります。最後は水ぶきをして、よく乾かすようにしましょう。

タオルに色移ししない場合

染みの裏側にタオルを敷いて、タオルに除光液を湿らせて、たたき洗いをします。そして、薄めた中性洗剤をかけて、ぬるま湯に浸したタオルで裏から軽くたたきます。もし可能なら、上記でご紹介したように薄くなった状態で天日干しをすると、さらに綺麗に染みが落ちます。できたばかりの染みの場合は中性洗剤ではなく、石鹸を溶かしたぬるま湯に浸したタオルでも綺麗に落とすことができます。

服についたカレーも綺麗に染み抜きしよう

日本人の国民食になりつつあるカレーですが、やはり衣服に染みがついた場合にはなかなか落とすことができず、苦痛に感じることもありますよね。しかし、染みの落とし方分かっているだけで、気持ちに余裕が生まれてきます。また、小さなお子さんがいる場合には、カレーがべったりついてしまうことも少なくないですよね。

できるだけすぐに水洗いして、台所用洗剤を使ったり漂白したりして、綺麗に染みを落としてあげてください。自宅で処理できなかった染みに関しては、クリーニング店に依頼することで綺麗に仕上がってくるのでぜひ活用してみてくださいね。