除湿機で部屋干しを快適に!買う前に知りたい選び方とおすすめランキング20選

除湿機

たかはし みゆき

雨の日や梅雨時期、寒い季節は部屋干しの洗濯物がなかなか乾かなくて困りますよね。そのため、除湿機の購入を考えている人も多いのではないでしょうか。今回は、除湿機を買う前に知っておきたい選び方のポイントと、おすすめ商品をランキング形式でご紹介していきます。除湿機選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

最近の除湿機のトレンドは「衣類乾燥機能」

部屋干し

部屋の湿気を取り除いてくれる除湿機は、梅雨のジメジメした時期などに大活躍してくれる家電です。一般的に、除湿機は夏場の室内の湿気対策や冬場の結露防止のために使用されるものですが、最近では洗濯物の部屋干しに活用する人も増えてきました。

こうした背景もあり、除湿機に搭載されることが多くなったのが「衣類乾燥機能」です。

MEMO
なお、この衣類乾燥機能が付いた除湿機を厳密には「衣類乾燥除湿機」と呼びますが、基本的な構造は除湿機と同じです。

除湿機を選ぶ際、名前に「衣類乾燥」というワードがあるかどうかはあまり気にしなくても問題ありません。

除湿方式は4種類

除湿機の購入を検討している場合、まず押さえておきたいのが除湿方式です。

除湿方式には、主流である「コンプレッサー方式」「デシカント方式」に加え、それらを組み合わせた「ハイブリッド方式」や、コンパクトサイズの除湿機に多く採用されている「ペルチェ方式」があります。

除湿機選びの重要なポイントとなりますので、それぞれの除湿方式の特長とメリット・デメリットを知っておきましょう。

コンプレッサー方式

水蒸気を含んだ暖かい空気を取り込んでコンプレッサーで冷却させ、水滴にすることで湿気を取り除きます。「空気を冷やして湿気を取る」という性質上、気温が高くなるほど除湿能力も高くなるのが特長です。

夏場や梅雨時期の使用がメインであれば、コンプレッサー方式の除湿機がおすすめです。

  • メリット
  • ヒーターを使用するデシカント方式よりも、消費電力を抑えられるうえ、部屋の温度上昇を気にせず使うことができます。

  • デメリット
  • 夏場の除湿に適している反面、もともと気温の低い冬場には除湿能力が落ちてしまいます。ただし、寒い時期でも除湿力を低下させずに使用できるヒーター搭載モデルもあります。

また、コンプレッサー内蔵のため、動作音や本体サイズが大きくなりやすい点は注意が必要です。

就寝中に使いたい場合や、頻繁に除湿機を移動させたい場合などは購入前によく検討した方が良いでしょう。

デシカント方式

“ゼオライト”という乾燥剤に空気中の水分を吸収させる方式です。“ゼオライト方式”と呼ばれることもあります。乾燥剤によって吸収された水分を、ヒーターで温めて気化させた後、再び冷却して水滴にすることで除湿を行います。

乾燥材とヒーターで除湿を行うため、冬の寒い時期でも十分な除湿能力を発揮するのが特長です。

  • メリット
  • コンプレッサー方式と比べると、動作音が静かで本体サイズもそこまで大きくないものが多いです。内臓しているヒーターによって稼働時に若干室温を上げることができるので、寒い季節におすすめの方式です。

  • デメリット
  • ヒーターを使用するため、消費電力はコンプレッサー方式よりも大きくなります。1日10時間運転した場合、コンプレッサー方式の2~3倍ほどの電気代がかかるとも言われていますので注意しましょう。

    ヒーターの発熱により室温が上昇しやすいので、夏場の使用にはあまり向いていません。

ハイブリッド方式

コンプレッサー方式とデシカント方式を組み合わせたのが、ハイブリッド方式です。2つの機能のいいとこ取りをした、高性能タイプになります。

夏場はコンプレッサー方式、冬場はデシカント方式で稼働させることにより、通年で高い除湿能力を発揮できるのが最大の特長です。

  • メリット
  • 一年中安定した除湿が可能なので、季節を問わず使いたい人におすすめです。ランニングコストも抑えることができます。

  • デメリット
  • コンプレッサーもヒーターも内蔵しているため、本体サイズが大きく価格が高いという点は注意しなければなりません。

ペルチェ方式

“ペルチェ素子”という半導体を使用して空気を冷やすことで除湿を行います。半導体式と呼ばれることもあります。

  • メリット
  • 静音性に優れているため、寝ているそばで稼働させても気になりません。ペルチェ方式の除湿機はコンパクトサイズのものが多く価格もリーズナブルなので、一人暮らしにおすすめです。

  • デメリット
  • 除湿能力は、コンプレッサー方式やデシカント方式などと比較すると低めです。パワフルな除湿を求めている場合は、別のタイプを検討した方が良いでしょう。

    また、気温が低い環境では除湿能力を発揮しにくくなるので、冬場の使用には不向きです。

購入前に必ずチェック!除湿機選びのポイント5つ

ソファ横 除湿機

除湿機を選ぶ際には、次の5つのポイントを必ずチェックするようにしましょう。

除湿能力の高さ

まずはスペック表にある「除湿能力」「除湿可能面積」をチェックしましょう。

除湿能力とは、除湿機を1日稼働させた場合に取り除くことができる水分量のことです。除湿能力の値が大きいほど除湿量は多くなるので、部屋干しの洗濯物を素早く乾かすことができます。

「除湿可能面積」は除湿機の適応面積を示します。部屋干しをすると室内の湿度が通常よりも高くなるので、洗濯物を干す部屋よりも広めの面積に対応したモデルを選ぶと安心です。

なお、除湿可能面積は、建物が木造か鉄筋コンクリートかでそれぞれ異なります。木造の場合、適応面積は鉄筋コンクリートの約半分になるため注意しましょう。

排水タンクの容量と使い勝手の良さ

除湿機で取り除いた水分は排水タンクに溜まっていくので、排水タンクの容量が小さいと、こまめに水を捨てに行かなければなりません。

寝ている間や、外出中に稼働させたい場合は、排水タンクが2L以上の大きめのものを選ぶと良いでしょう。

ただし、タンク容量が大きいと除湿機本体のサイズも大きくなる点には注意してください。また、満水時の排水作業はタンク容量が大きくなるほど大変になりますので、その点も考慮しながら選びましょう。

排水口の大きさや、ハンドルの持ちやすさなどといった、水を捨てる際の使い勝手の良さもあわせてチェックしておくと安心です。

除湿機のなかには、排水ホースを取り付けることで連続排水が可能なモデルもあるので、連続運転させたい人や、排水の手間を省きたい人はチェックしてみてください。

メンテナンスのしやすさ

除湿機は空気を吸い込んで湿気を取り除く仕組みになっているため、空気清浄機と同様に吸い込み口にフィルターをセットして使用します。

フィルターは定期的にお手入れ・交換する必要があるので、掃除のしやすさや交換頻度・コストは事前にチェックしておきましょう。

また、排水タンクも月に1度程度のメンテナンスが推奨されている場合が多いので、タンクの洗いやすさも確認しておくと安心です。

稼働音の静かさ

就寝中に稼働させたい場合などは、静音性も重要なポイントです。騒音レベルは、比較的静かな図書館で40dBほどと言われていますので、稼働音が40dB前後なら十分静かだと言えます。

デシカント方式の除湿機であれば稼働音は比較的小さめですが、コンプレッサー方式でも稼働音を抑えられるモードが搭載されている場合があります。

「音ひかえめモード」や「夜干しモード」など、モデルによって呼び方が異なりますので確認してみてください。

臭いを軽減する機能が付いているかどうか

洗濯物を部屋干しするときに気になるのが、部屋干し臭です。除湿機のなかには、不快な部屋干し臭を抑制する機能が付いているものもあります。

また、部屋干し臭だけでなく、タバコの臭いや汗臭にまで対応しているモデルもあるので、気になる人はチェックしてみましょう。

除湿機で効率良く乾かす2つのコツ

除湿機 スイッチ入れる

不快な部屋干し臭の原因は雑菌の繁殖です。雑菌の繁殖を防ぐためには、除湿機を使って洗濯物を早く乾かすことが重要になります。

部屋干しを効率良く行うには、「除湿機の置き方」と「洗濯物の干し方」がポイントとなるのでそれぞれ押さえておきましょう。

置き場所は洗濯物の真下が効率的

部屋干しする際、除湿機は洗濯物の真下に置くようにしましょう。洗濯物の水分は時間が経つごとに下の方へ溜まっていきます。

除湿機を洗濯物の真下に置き、乾きにくい部分に風を当ててあげることで、効率良く洗濯物を乾かすことができますよ。

洗濯物は等間隔に干す

洗濯物はできるだけ等間隔に干すようにしましょう。洗濯物同士の間にスペースを作ることで風が通りやすくなり、乾く時間が短縮されます。

スペースに余裕があるなら、こぶしひとつ分の隙間を空けるのが理想的ですが、難しい場合はできる限り密着させないように干すことを心がけましょう。

部屋干し部屋干し上手になれちゃうおすすめグッズ15選!花粉や梅雨の季節の洗濯をスムーズに

シーン別おすすめ除湿機ランキング20選

シーン別におすすめの除湿機をランキング形式でご紹介していきます。商品ごとにスペックもまとめてありますので、除湿機選びの参考にしてみてください。

蒸し暑い梅雨時期の部屋干しに!おすすめ除湿機BEST10

気温と湿度がともに高い梅雨時期の使用がメインなら、コンプレッサー方式の除湿機が最適です。コンプレッサー方式のおすすめ除湿機10選をご紹介します。

第10位【三菱】 MJ-180MX-W

除湿能力が15L/日以上で、スピーディーに湿気を取り除くことができます。

衣類乾燥運転は、稼働音を抑えた「夜干し」モードもあるので、就寝中に使用しても眠りを妨げません。

排水タンクも4.7Lと大容量なので、水を捨てに行く手間も少なく、寝ている間や外出中でも安心して部屋干しすることができます。市販のホースを使えば連続排水も可能です。

「銀イオン抗アレルフィルター」と「プラチナ抗菌フィルター」で搭載で、臭いと衛生面への対策も施されています。

日常的なメンテナンスに役立つ、「内部クリーン運転」機能付きなのも嬉しいポイントですね。

除湿方式 コンプレッサー方式
衣類乾燥機能 あり
除湿能力 15.5L/日(50Hz)・18L/日(60Hz)
除湿可能面積 木造:19畳(50Hz)・23畳(60Hz)
鉄筋:39畳(50Hz)・45畳(60Hz)
※強運転時の場合。衣類乾燥運転の場合は10畳が目安
排水タンク容量 4.7L
連続排水
稼働音 除湿/強:46dB
除湿/弱:38dB
衣類乾燥/標準:47dB
衣類乾燥/夜干し:38dB
消費電力 330W(50Hz)・390W(60Hz) ※室温27度
本体サイズ 594mm(高さ)× 372mm (幅)× 281mm(奥行)
重量 14.9kg
電気代
(2.0)
除湿時間
(4.0)

第9位【AirPlus】除湿機 衣類乾燥 コンプレッサー式

比較的コンパクトなサイズながら、パワフルに除湿できることで高い評価を得ているモデルです。排水タンクの容量は1.5Lほどですが、付属の排水ホースを取り付けることで連続排水も可能です。

除湿モードは「標準モード」・「ドライモード」・「睡眠モード」・「雨天モード」の4つから選択可能で、「睡眠モード」なら静音なので寝ている間の稼働音も気になりません。

室内の湿度をリアルタイムで感知し、湿度が低くなったら停止、湿度が上がってきたら除湿を行うので、省エネで電気代を節約できる点も魅力です。

3ピンプラグであることは注意する必要がありますが、変換アダプターがない場合はカスタマーサービスに連絡すれば無料で提供してもらえます。

除湿方式 コンプレッサー方式
衣類乾燥機能 あり
除湿能力 7L/日
除湿可能面積 非公表
排水タンク容量 1.5L
連続排水
稼働音 非公表
消費電力 最大約192W
本体サイズ 498mm(高さ)× 297mm (幅)× 180mm(奥行)
重量 9.5kg
電気代
(4.0)
除湿時間
(3.5)

第8位【コロナ】CD-H18A

衣類乾燥機能付きの除湿機です。衣類乾燥運転は「標準モード」をはじめ、電気代を節約したいときに最適な「ecoモード」、稼働音控えめの「夜干しモード」、厚手の衣類を乾かしやすくする「厚物モード」の4種類を搭載しています。

部屋干しの状況に合わせて運転モードを切り替えられるのは魅力ですね。「標準モード」および「厚物モード」はヒーターも併用して運転するため、よりスピーディーに洗濯物を乾かすことができます。

約4.5Lと大容量の排水タンクにはハンドルも付いているので、水の捨てやすさにも配慮されたモデルです。「ウイルス抑制・除菌・脱臭10年交換不要フィルター」付属で衛生的に使用できるのも嬉しいですね。

除湿方式 コンプレッサー方式
衣類乾燥機能 あり
除湿能力 16.0L/日(50Hz)・18.0L/日(60Hz)
除湿可能面積 木造:20畳(50Hz)・23畳(60Hz)
鉄筋:40畳(50Hz)・45畳(60Hz)
排水タンク容量 4.5L
連続排水
稼働音 除湿/強:47dB
除湿/弱:39dB
衣類乾燥/標準:50dB
消費電力 280W(50Hz)・310W(60Hz)
※ヒーター併用時は580W(50Hz)・610W(60Hz)
本体サイズ 570mm(高さ)× 365mm (幅)× 202mm(奥行)
重量 12.5kg
電気代
(2.5)
除湿時間
(4.5)

第7位【iOCHOW】除湿機 コンプレッサー方式

おしゃれなデザインと除湿能力の高さが評判のモデルです。貝殻にインスピレーションを得た、滑らかな曲線のフォルムは部屋のインテリアにも馴染みやすく、デザイン性の高い除湿機となっています。

パワフルな除湿力ながら静音性にも優れているので、寝室でも安心して使用できるのが嬉しいですね。衣類乾燥用の機能は付いていないものの、2段階の風量切り替えで部屋干しをサポートしてくれます。

また、マイナスイオン発生器を内蔵しており、除湿しながら室内の空気清浄ができる点も魅力です。

除湿方式 コンプレッサー方式
衣類乾燥機能 なし
除湿能力 6.5L/日
除湿可能面積 木造:14畳
鉄筋:28畳
排水タンク容量 1.8L
連続排水
稼働音 40~45dB
消費電力 非公表
本体サイズ 495mm(高さ) × 285mm (幅)× 185mm(奥行)
重量 9.5kg
除湿時間
(3.0)

第6位【山善】YDC-C60

衣類乾燥モード搭載で、通常の除湿よりも強力に湿気を取り除いてくれます。送風方向は3段階の調節が可能です。

コンパクト設計で、どこに置いても邪魔になりにくい点もポイントです。消費電力も低く抑えられるので、サーキュレーターなど他の家電と併用して使っても良いでしょう。排水タンク容量は2Lで、満水の場合でも水を捨てやすいサイズ感です。

除湿方式 コンプレッサー方式
衣類乾燥機能 あり
除湿能力 5.0L/日(50Hz)・6.0L/日(60Hz)
除湿可能面積 木造:6畳(50Hz)・7畳(60Hz)
鉄筋:13畳(50Hz)・14畳(60Hz)
排水タンク容量 2.0L
連続排水 非公表
稼働音 非公表
消費電力 180W
本体サイズ 480mm(高さ) × 276mm (幅)× 185mm(奥行)
重量 9.5kg
電気代
(4.5)
除湿時間
(3.0)

第5位【アイリスオーヤマ】 空気清浄機能付除湿機 DCE-120

部屋干ししながら、室内の空気をキレイにできる「空気清浄機能」を兼ね備えた除湿機です。部屋干しの嫌な臭いはもちろん、花粉やPM2.5などの微細なアレルゲン物質を99.97%以上取り除いてくれます。

もちろん除湿機能も十分で、12L/日とパワフルな除湿能力に、4Lの大容量排水タンクを備えています。衣類乾燥モードでは、風量最大のターボ運転にスイングを併用することで、洗濯物全体にムラなく風を当て短時間で乾かすことができます。

除湿方式 コンプレッサー方式
衣類乾燥機能 あり
除湿能力 12.0L/日
除湿可能面積 木造:15畳
鉄筋:30畳
排水タンク容量 4L
連続排水
稼働音 非公表
消費電力 295W(50Hz)・315W(60Hz)
本体サイズ 617mm(高さ) × 343mm (幅)× 300mm(奥行)
重量 14.0kg
電気代
(2.5)
除湿時間
(4.0)

第4位【シャープ】プラズマクラスター除湿機 CV-J71

プラズマクラスターによる消臭・抗菌機能を搭載した除湿機です。プラズマクラスターで不快な部屋干し臭を軽減してくれるうえに、衣類に染み付いた汗臭やたばこ臭まで消臭してくれるのが魅力です。

2kg程度の洗濯物なら、3時間ほどでスピーディーに乾かすことができます。稼働音は衣類乾燥運転の強モードでも40dBほどで、静音性にも優れています。夜干しにも安心して使用できますね。

設置面積はほぼA4サイズとコンパクトなので、部屋干しのスペースが狭い場合にもおすすめです。

除湿方式 コンプレッサー方式
衣類乾燥機能 あり
除湿能力 6.3L/日(50Hz)・7.1L/日(60Hz)
除湿可能面積 木造:8畳(50Hz)・9畳(60Hz)
鉄筋:16畳(50Hz)・18畳(60Hz)
排水タンク容量 2.5L
連続排水
稼働音 除湿/強:38dB
除湿/弱:36dB
衣類乾燥/強:40dB
衣類乾燥/弱:36dB
消費電力 除湿:175W(50Hz)・190W(60Hz)
衣類乾燥:175W(50Hz)・190W(60Hz)
本体サイズ 524mm(高さ) × 303mm (幅)× 203mm(奥行)
重量 9.4kg
電気代
(4.5)
除湿時間
(3.5)

第3位【シャープ】プラズマクラスター除湿機 CV-H120

プラズマクラスターによる「Wニオイ対策」ができる除湿機です。

洗濯物を乾かしながらプラズマクラスターイオンを放出することで、不快な生乾き臭を抑制してくれます。加えて、洗濯物への「臭い戻り対策モード」を設定することで、衣類乾燥モードでの運転後もプラズマクラスターイオンの送風を続け、生乾きの臭いが洗濯物に戻るのを抑制してくれます。

長時間の外出などで、乾いた洗濯物をすぐに取り込めないときに嬉しい機能ですね。

また、「カビバリア運転」機能が搭載されていることも注目ポイントです。プラズマクラスターイオンを室内の広い範囲に届けて、カビが発生しにくい湿度にしてくれる機能で、部屋干しとあわせて活用すれば、梅雨時期の室内のカビ対策にもなります。

プラズマクラスター除湿機ならではの充実の機能が詰まった魅力の1台と言えるでしょう。

除湿方式 コンプレッサー方式
衣類乾燥機能 あり
除湿能力 11L/日(50Hz)・12L/日(60Hz)
除湿可能面積 木造:14畳(50Hz)・15畳(60Hz)
鉄筋:28畳(50Hz)・30畳(60Hz)
排水タンク容量 4.5L
連続排水
稼働音 非公表
消費電力 除湿/強:265W(50Hz)・290W(60Hz)
衣類乾燥/強:275W(50Hz)・305W(60Hz)
本体サイズ 665mm(高さ)× 359mm (幅)× 248mm(奥行)
重量 15.5kg
電気代
(2.5)
除湿時間
(4.5)

第2位【コロナ】CD-P63A

2kg程度の洗濯物なら、約130分という短時間でパワフルに乾燥させることができます。3.5Lの大容量排水タンクを搭載しており、約13~15時間の連続運転が可能です。寝ている間や長時間の外出中にも安心して部屋干しができます。

ルーバーで風向きを自由に調整できるため、乾きにくい洗濯物にスポットで風を当てるなど、いろいろな使い方ができるのもポイントです。

「ウイルス抑制・除菌・脱臭10年交換不要フィルター」搭載でフィルター交換の手間が少ないうえ、衛生的に使用できるのも嬉しいですね。

除湿方式 コンプレッサー方式
衣類乾燥機能 あり
除湿能力 5.6L/日(50Hz)・6.3L/日(60Hz)
除湿可能面積 木造:7畳(50Hz)・8畳(60Hz)
鉄筋:14畳(50Hz)・16畳(60Hz)
排水タンク容量 3.5L
連続排水
稼働音 衣類乾燥時:38dB(50Hz)・36dB(60Hz)
消費電力 175W(50Hz)・185W(60Hz)
本体サイズ 515mm(高さ) × 220mm (幅)× 330mm(奥行)
重量 7.9kg
電気代
(1.0)
除湿時間
(3.0)

第1位【アイリスオーヤマ】DCE-6515 衣類乾燥除湿機

コストパフォーマンスの良さが高評価を得ている除湿機です。比較的低価格ながら、抜群の除湿能力で部屋干しを強力にサポ―トしてくれます。

その確かな除湿力を生み出しているのが、洗濯物へのダイレクト送風です。風向きを調整できる大型のフラップを採用し、強力な乾燥風を洗濯物にダイレクトに送ることで、部屋干しの効率を大幅にアップさせています。

機能を絞ってある分、リーズナブルな価格で購入できるのも魅力です。「最低限の機能を搭載したシンプルな除湿機を探している」という人に、ぜひおすすめしたい1台です。

除湿方式 コンプレッサー方式
衣類乾燥機能 あり
除湿能力 約5.5L/日(50Hz)・約6.5L/日(60Hz)
除湿可能面積 木造:7畳(50Hz)・8畳(60Hz)
鉄筋:15畳(50Hz)・16畳(60Hz)
排水タンク容量 1.8L
連続排水 不可
稼働音 非公表
消費電力 約155W(50Hz)・約175W(60Hz)
本体サイズ 477mm(高さ) × 290mm (幅)× 190mm(奥行)
重量 9.3kg
電気代
(5.0)
除湿時間
(3.0)

寒くて乾きにくい冬の部屋干しに!おすすめ除湿機BEST5

気温の低い冬は洗濯物も乾きにくいですよね。冬の部屋干しには、稼働によって室温が上がるデシカント方式の除湿機がおすすめです。デシカント方式のおすすめの除湿機を5選ご紹介します。

第5位【東芝】RAD-DR70

3段階に角度切替が可能な「オートルーバー」搭載です。

洗濯物が多いときはワイドに風を送れる「広角吹き出し」、厚手の衣類を乾燥させたいときには「上方向吹き出し」、玄関マットや靴など床に置いてあるものを乾かすのに便利な「下方向吹き出し」と、目的に合わせて送風方向を調整できるのが特長です。

静音モードで除湿運転しているときの稼働音は、図書館よりも静かな29dBなので、就寝中でも眠りを妨げることなく安心して使用できます。

除湿方式 デシカント方式
衣類乾燥機能 あり
除湿能力 7.0L/日
除湿可能面積 木造:9畳
鉄筋:18畳
排水タンク容量 約2.5L
連続排水 不可
稼働音 衣類乾燥/連続:約51dB
除湿運転/標準:約41dB
除湿運転/静音:約29dB
消費電力 572W
本体サイズ 495mm(高さ) × 340mm (幅)× 190mm(奥行)
重量 6.8kg
電気代
(1.5)
除湿時間
(3.5)

第4位【XVOOX(エクス·ヴォクス)】除湿機 衣類乾燥機

運転モードは、「強/中/弱モード」・「衣類乾燥モード」・「スイング送風」の3つから選べます。乾燥風システム搭載で、部屋干しの時間を自然乾燥のおよそ5分の1に短縮することが可能です。

排水ホースを繋いで長時間の連続運転もできるので、外出中や寝ている間の時間を有効に使えますよ。コンプレッサー方式と比較して軽量なので、除湿機の移動が楽に行えるのも嬉しいですね。

除湿方式 デシカント方式
衣類乾燥機能 あり
除湿能力 7.0L/日
除湿可能面積 約25畳
排水タンク容量 約2.5L
連続排水
稼働音 非公表
消費電力 650W
本体サイズ 440mm(高さ) × 300mm (幅)× 200mm(奥行)
重量 5.6kg
電気代
(1.5)
除湿時間
(3.5)

第3位【パナソニック】F-YZS60

「エコナビ」搭載により、自動で洗濯物の乾き具合を把握してくれるのが特長です。無駄な送風を省くことで、電気代を節約しつつ、賢い部屋干しを実現してくれるのは嬉しいですね。

幅約110cmのワイド送風で端に干してある洗濯物にまでしっかりと風を届けることができるので、スピーディーに乾かすことができます。衣類乾燥終了後に自動で室内を除湿してくれる、「カラッとキープモード」も搭載しており、洗濯物への湿気戻りを防げることもポイントです。

排水タンクはハンドル付きなので、水も捨てやすくなっています。

除湿方式 デシカント方式
衣類乾燥機能 あり
除湿能力 5.4L/日(50Hz)・5.6L/日(60Hz)
除湿可能面積 木造:7畳(50Hz)・7畳(60Hz)
鉄筋:14畳(50Hz)・14畳(60Hz)
排水タンク容量 約2.0L
連続排水 不可
稼働音 除湿/おまかせ:39dB
衣類乾燥/速乾:48dB
衣類乾燥/音ひかえめ:39dB
消費電力 除湿/おまかせ:280W
衣類乾燥/速乾:460W
衣類乾燥/音ひかえめ:280W
本体サイズ 459mm(高さ) × 178mm (幅)× 357mm(奥行)
重量 5.9kg
電気代
(4.5)
除湿時間
(3.0)

第2位【アイリスオーヤマ】サーキュレーター衣類乾燥除湿機 ホワイト IJD-I50

サーキュレーターを搭載した除湿機です。除湿運転をしながらサーキュレーターで洗濯物にダイレクトに風を当てることで、乾くまでの時間を約5分の1に短縮できます。静音モードは図書館よりも静かな29dBなので、夜干しの際も安心ですね。

排水タンクには密閉性の高いカバーが付いていることもポイントです。タンクカバーの端だけが開いて排水できる設計になっているため、満水時でも水をこぼす心配がありません。

除湿方式 デシカント方式
衣類乾燥機能 あり
除湿能力 5.0L/日
除湿可能面積 木造:6畳
鉄筋:13畳
排水タンク容量 約2.5L
連続排水 不可
稼働音 除湿・サーキュレーター/弱:29dB
消費電力 590W
本体サイズ 640mm(高さ) × 287mm (幅)× 234mm(奥行)
重量 7.8kg
電気代
(1.5)
除湿時間
(3.0)

第1位【アイリスオーヤマ】衣類乾燥除湿機 デシカント式 DDB-20

2~3人分の洗濯物の部屋干しに最適な、コンパクトサイズの除湿機です。重量が3.9kgと軽量なので、家中どこでも持ち運びができます。脱衣所や廊下といった狭い場所でも部屋干しが可能なのは嬉しいですね。

コンパクトでお手頃価格のモデルながら、洗濯物の乾燥時間を約60%短縮できるなど、しっかりとした除湿能力を兼ね備えています。静音設計なので就寝中でも稼働音を気にせず使用できますよ。

除湿方式 デシカント方式
衣類乾燥機能 あり
除湿能力 約2.0L/日
除湿可能面積 木造:3畳
鉄筋:5畳
排水タンク容量 約2.0L
連続排水 非公表
稼働音 34dB
消費電力 約350W
本体サイズ 447mm(高さ) × 284mm (幅)× 158mm(奥行)
重量 3.9kg
電気代
(4.0)
除湿時間
(2.0)

季節を問わず部屋干ししたい人に!通年で使えるおすすめ除湿機BEST3

通年で部屋干しをしたい人は、コンプレッサー方式とデシカント方式を組み合わせたハイブリッド方式を選んでみてはいかがでしょうか。ハイブリッド方式のおすすめ除湿機3選をご紹介します。

第3位【パナソニック】ハイブリッド方式 衣類乾燥除湿機 F-YHTX120

「ナノイー X」搭載で、気になる部屋干し臭を軽減しながら洗濯物を乾かせる点が大きな特長です。

ハイブリッド方式のため、天候や気温に影響されず、高い除湿能力を発揮することができます。2kg相当の洗濯物なら約75分という短時間でスピーディーに乾かすことが可能です。

風向設定範囲が広く低い位置の洗濯物にも対応できるほか、「ワイド送風モード」を使えば約165cm幅でまんべんなく送風して洗濯物を一気に乾かせます。洗濯物が多くなりがちな家庭には嬉しい機能ですね。

少量の衣類だけをすぐに乾かしたいというときには、「少量速乾モード」もあります。目的に合わせて機能を使い分けることで、効率の良い部屋干しができますよ。

除湿方式 ハイブリッド方式
衣類乾燥機能 あり
除湿能力 衣類乾燥/速乾:11.5L/日(50Hz)・12.5L/日(60Hz)
衣類乾燥/おまかせ:9.0L/日(50Hz)・10.0L/日(60Hz)
除湿/強:9.0L/日(50Hz)・10.0L/日(60Hz)
除湿可能面積 木造:11畳(50Hz)・13畳(60Hz)
鉄筋:23畳(50Hz)・25畳(60Hz)
排水タンク容量 約3.2L
連続排水 不可
稼働音 衣類乾燥/速乾:48dB(50Hz)・49dB(60Hz)
衣類乾燥/音ひかえめ:40dB(50Hz)・39dB(60Hz)
除湿/強:48dB(50Hz)・49dB(60Hz)
除湿/弱:34dB(50Hz)・34dB(60Hz)
消費電力 衣類乾燥/速乾:685W(50Hz)・715W(60Hz)
衣類乾燥/おまかせ:225W(50Hz)・245W(60Hz)
除湿/強:225W(50Hz)・245W(60Hz)
本体サイズ 580mm(高さ) × 370mm (幅)× 225mm(奥行)
重量 13.9kg
電気代
(4.0)
除湿時間
(4.0)

第2位【パナソニック】ハイブリッド方式 衣類乾燥除湿機 F-YHRX200

最大で20L/日の除湿能力を持つパワフルな大容量モデルです。こちらも「ナノイー X」搭載で、気になる部屋干し臭を抑えてくれます。また、「ツインルーバー」搭載により、1列干し・2列干しにかかわらず、洗濯物をしっかり乾かすことができます。

風向は上下方向に3パターン(上方向・下方向・全方向)、左右方向に3パターン(スポット・ワイド・ウェーブ)あり、洗濯物の位置や量などに合わせて送風できるのも魅力です。

「エコナビ」が搭載されており、洗濯物の量を自動で判断して、無駄な運転を省いてくれるのも嬉しいですね。

除湿方式 ハイブリッド方式
衣類乾燥機能 あり
除湿能力 衣類乾燥/速乾:18.0L/日(50Hz)・20.0L/日(60Hz)
衣類乾燥/おまかせ:15.0L/日(50Hz)・17.0L/日(60Hz)
除湿/強:15.0L/日(50Hz)・17.0L/日(60Hz)
除湿可能面積 木造:19畳(50Hz)・21畳(60Hz)
鉄筋:38畳(50Hz)・43畳(60Hz)
排水タンク容量 約5.0L
連続排水 不可
稼働音 衣類乾燥/速乾:49dB(50Hz)・49dB(60Hz)
衣類乾燥/音ひかえめ:44dB(50Hz)・44dB(60Hz)
除湿/強:49dB(50Hz)・49dB(60Hz)
除湿/弱:39dB(50Hz)・39dB(60Hz)
消費電力 衣類乾燥/速乾:800W(50Hz)・830W(60Hz)
衣類乾燥/おまかせ:320W(50Hz)・340W(60Hz)
除湿/強:320W(50Hz)・340W(60Hz)
本体サイズ 662mm(高さ) × 378mm (幅)× 296mm(奥行)
重量 17.4kg
電気代
(5.0)
除湿時間
(3.0)

第1位【パナソニック】ハイブリッド方式 衣類乾燥除湿機 F-YHMX120

「ナノイー」搭載で、洗濯物の部屋干し臭を軽減できます。また、「ナノイー」は単独で運転させることができ、衣類に染み付いたたばこ臭やペットの臭いなどをすっきりと脱臭できる点も魅力です。

送風パターンは「ワイド送風」・「ウェーブ送風」・「スポット送風」・「下向き送風」の4種類で、洗濯物の量や種類に合わせて、効率良くピーディーに乾かすことができますよ。

「クローゼットモード」も搭載しているため、部屋干しだけでなく、収納してある衣類の湿気対策までできるのが嬉しいですね。

除湿方式 ハイブリッド方式
衣類乾燥機能 あり
除湿能力 9.0L/日(50Hz)・10.0L/日(60Hz)
除湿可能面積 木造:11畳(50Hz)・13畳(60Hz)
鉄筋:23畳(50Hz)・25畳(60Hz)
排水タンク容量 約3.2L
連続排水 不可
稼働音 衣類乾燥/速乾:48dB(50Hz)・49dB(60Hz)
衣類乾燥/音ひかえめ:40dB(50Hz)・39dB(60Hz)
除湿/強:48dB(50Hz)・49dB(60Hz)
除湿/弱:34dB(50Hz)・34dB(60Hz)
消費電力 衣類乾燥/速乾:685W(50Hz)・715W(60Hz)
衣類乾燥/標準:225W(50Hz)・245W(60Hz)
除湿/強:225W(50Hz)・245W(60Hz)
本体サイズ 580mm(高さ) × 370mm (幅)× 225mm(奥行)
重量 13.9kg
電気代
(4.0)
除湿時間
(3.0)

一人暮らしにおすすめ!コンパクトサイズのおすすめ除湿機BEST2

「除湿機が欲しいけど、一人暮らしで置けるスペースが限られている…」という人には、ペルチェ方式採用のコンパクトな除湿機はいかがでしょうか。コンパクトサイズのおすすめ除湿機2選をご紹介します。

第2位【HAUTURE】除湿機 小型 600ml容量

シンプルでスタイリッシュな印象のコンパクト除湿機です。お手頃価格ながら、360度送風で効率良く湿気を除去できる、コストパフォーマンスの高い1台です。

操作性も非常にシンプルで、ワンタッチで稼働を開始できます。自動電源オフ機能も付いているため、万が一消し忘れても安心ですね。

稼働音は図書館よりもさらに静かな30dBほどで、寝ている間に近くで稼働させていても気になりません。消費電力が小さく、電気代を抑えられることも一人暮らしには助かるポイントです。

除湿方式 ペルチェ方式
衣類乾燥機能 なし
除湿能力 300ml/日
除湿可能面積 6~12畳
排水タンク容量 600ml
連続排水 非公表
稼働音 約30dB
消費電力 23W
本体サイズ 非公表
重量 非公表
電気代
(5.0)

第1位【XVOOX(エクス·ヴォクス)】小型 除湿機 コンパクト 600ml容量

一見すると、除湿機には見えないほどおしゃれなフォルムのモデルです。ワンタッチで除湿のオン・オフができるシンプルな操作性もポイントです。

稼働音も35dBと非常に静かなので、ワンルームのアパートでも安心して夜干しができますよ。コンプレッサー方式などと比べると、除湿力は低めですが、リーズナブルな価格で置き場所を選ばず使える、便利な1台です。

除湿方式 ペルチェ方式
衣類乾燥機能 なし
除湿能力 非公表
除湿可能面積 非公表
排水タンク容量 600ml
連続排水 非公表
稼働音 35dB以下
消費電力 38W
本体サイズ 230mm(高さ)× 150mm (幅) × 145mm (奥行)
重量 非公表
電気代
(5.0)
部屋干しには『サーキュレーター』が効くって知ってた?その活用方法を伝授【2024年最新】部屋干しに便利なサーキュレーターおすすめ25選!活用方法と選び方もご紹介

除湿機をうまく活用して部屋干しを快適に

除湿機は梅雨のジメジメした時期や、気温の低い冬場の部屋干しを強力にサポートしてくれるアイテムです。

今回ご紹介した選び方のポイントを参考にして、自分の使用シーンにぴったりな1台を探してみてください。

除湿機を上手に活用すれば、部屋干しがもっと快適になりますよ。

除湿機衣類乾燥機と除湿機(衣類乾燥除湿機)はどっちの方が洗濯物が乾く?それぞれの違い・特徴・メリット・デメリット・選び方まで