「洗濯機に虫なんて発生するの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、洗濯機の中に虫が発生することは、実際に起こりうることなのです。今回は、洗濯機や洗濯機周辺に虫を発見したときの対処法や、虫の発生を防ぐ方法をお伝えします。
目次
洗濯機の虫はどこから入る?
洗濯機に発生する虫は、排水口から進入することが多いようです。しばらく洗濯機を使用せずに放置していたり、排水口や水回りを掃除せず不潔な状態にしていたりすると、虫が発生しやすくなりますので、注意しましょう。
洗濯機にゴキブリなどの虫が湧いたときの対策
「洗濯機のフタを開けたらゴキブリが出てきた!」という事態が起きたら、驚いてパニックになってしまいそうですが、そのまま放置せずにしっかり対処しましょう。
洗濯槽や排水口をチェックする
洗濯機の中に虫がいるのを発見したら、まず排水溝に排水トラップがついているか確認してください。
排水トラップは、害虫やネズミの室内への侵入を防いだり、下水臭さを遮る役割があります。万が一、排水トラップが外れてしまっていると、虫が洗濯機の中に入ってしまう可能性があるため、排水トラップの有無は重要なポイントです。
また、排水トラップの中はコップのようになっているのですが、そこに水が入っていないと下水の臭いを遮断できません。
排水トラップがあるか確認
洗濯機の中に虫がいるのを発見したら、まずは排水口に排水トラップがついているか確認してください。少なくとも半年に1度は掃除するように心がけましょう。
排水トラップは、害虫やネズミの室内への侵入を防いだり、下水臭さを遮ったりする役割があります。
万が一、排水トラップが外れてしまっていると、虫が洗濯機の中に入ってしまう可能性があるため、虫の侵入や下水臭さを防ぎたいときは、まず排水トラップを確認しましょう。
また、排水トラップの中はコップのようになっているのですが、そこに水が入っていないと下水の臭いを遮断できません。
排水口をチェックする
洗濯機の排水口は、基本的に洗濯機と直接繋がっています。長らく掃除をせずに放置してしまうと、どろどろのヘドロがこびりつき不潔な状態になってしまうので、できたら月1回、少なくとも半年ごとに掃除するよう心がけましょう。
ゴキブリの侵入経路を防ぐ
害虫の侵入を徹底的になくしたい場合は、侵入経路を防ぐ必要があります。
家の中を掃除してキレイにする
ゴキブリやチョウバエなどの害虫は、不潔な環境を好みます。洗濯機のフタを開けて「虫が出てびっくり!」という事態を避けるためにも、洗濯槽や排水口の掃除はもちろんのこと、家の中全体を清潔な状態にキープできると良いですね。
チョウバエ(成虫、卵、幼虫)を発見したときの対策
ここでは、洗濯槽や排水口でチョウバエの成虫や卵、幼虫を発見したときの対処法をご紹介します。
幼虫を発見したら熱湯か殺虫剤でやっつける
洗濯機パンや排水口などでチョウバエを見つけたら、市販のハエ用殺虫剤で駆除します。幼虫は箸を使って取り除いてもOKです。
ゴキブリのときと同様に掃除を徹底する
チョウバエの発生を防ぐにも、ゴキブリのときと同じように、掃除をして清潔な状態にしておくことが大切です。
チョウバエは、排水口や浄水槽、排水管などのスカム(汚泥状の有機物)に卵を産み付けるので、定期的な清掃は欠かせません。
虫を発生させないための掃除方法
ゴキブリやチョウバエといった害虫を発生させないためには、やはり掃除をして清潔にしておくことが大切です。ここでは、洗濯機、洗濯機周辺で虫を発生させないための掃除方法をご紹介します。
排水口や排水管をパイプクリーナなどで掃除する
まずは、排水口や排水口周辺に付着している髪の毛やホコリを、歯ブラシやスポンジを使って除去しましょう。その後、排水管を市販のパイプクリーナーや重曹+クエン酸などを使って掃除します。
風呂場、洗面所、キッチンなど水回りを清潔に保つ
害虫は汚れた場所を好みます。特に水回りを不潔にしていると発生しやすいので、洗濯機周辺だけでなく風呂場、洗面所、キッチンなども清潔さを保つよう心がけてください。
フライパンや食器、キッチン周りの油汚れを拭き取る
使い終わった食器やフライパンには油がたっぷり付着しています。油は排水口をドロドロにする原因になってしまいますので、なるべく洗う前にペーパーなどで拭き取ってから洗うようにしましょう。
ベランダに洗濯機を置く際の虫対策
室内に洗濯機を置くスペースがない場合、ベランダに洗濯機を置くこともあるかと思います。ここでは、ベランダに洗濯機を設置する際の虫対策についてご説明します。
忌避剤や設置タイプの殺虫器を設置する
屋外に設置する際も、排水口から虫の侵入を防ぐ対策は室内と同じです。屋外の場合は虫が集まりやすいので、いつの間にか「洗濯機がゴキブリの巣になっていた」ということは起こり得ます。
洗濯機のフタを開けっぱなしにしてしまうと、虫が中に入ってきてしまいますので、使い終わったらフタは必ず締めるようにしてください。
洗濯機の虫対策におすすめのグッズ8選
それでは、洗濯機の虫対策のおすすめグッズを8つご紹介します。
【パイプユニッシュ】 排水口・パイプクリーナー
パイプユニッシュは、粘度の高いジェルタイプのクリーナーです。そのため、ドロドロになってこびりついた頑固な髪の毛ヘドロも粘り強く溶かし、詰まりを解消してくれます。使い方は排水溝に注ぐだけなので、とても便利です。
【エステー】洗たく槽クリーナー
虫の発生を抑えるには、洗濯槽もキレイにしておくことが大切です。エステーの洗濯槽クリーナーは、カビと菌をしっかり除去するため、カビ臭さもスッキリ解消します。
また「再付着防止剤」配合で、はがれ落ちたカビが洗濯槽に付くのも防いでくれるので、清潔な状態を維持できます。
【丹羽久】過炭酸ナトリウム
過炭酸ナトリウムは、漂白剤の一種です。消毒液の成分「過酸化水素」と、重曹から作られる「炭酸ナトリウム」を組み合わせてできています。過炭酸ナトリウムには、除菌作用、漂白作用、油の分解といった働きがあり、排水溝や洗濯槽の掃除に最適です。
【コモライフ】排水口カバーフィルター
貼るだけで簡単に装着できる排水口専用のカバーフィルターです。排水口の形にカットできるので、少しの隙間からでも出入りする小さな虫の侵入も防ぎます。約3ヶ月ごとに取り替えるタイプなので、汚れたらキレイなものと取り替え可能です。
【アース製薬】ゴキバリア
【LETOUR】電撃殺虫器
「虫が出るのは嫌だけど、薬剤をなるべく使いたくない」という人におすすめなのが、吊り下げタイプの電撃殺虫器です。小バエやハエ、蚊の好む光の波長で虫を誘導し、強力の3000Vダブルランプで瞬間的にショックを与え駆除できます。
洗濯槽クリーナーおすすめ17選!正しい選び方&使い方で汚れを落とす洗濯機に虫が発生するのを防ぐには、原因から対策するのが大切
洗濯機や洗濯機周辺で虫が発生するのを防ぐには、ゴキブリやチョウバエといった害虫が発生する元から断つ必要があります。そのためには、虫の好む不衛生な環境にならないよう、日頃から掃除を徹底して清潔な状態をキープすることは欠かせません。
また、虫が排水口から侵入してこないよう隙間を作らないことも大切です。正しく対処して、快適な洗濯ライフを送りましょう!