『レノア』『ダウニー』などの柔軟剤が固まる原因と対処方法!使えなくなった柔軟剤の使い方も

【レノア】柔軟剤が固まる原因・理由と対処方法を徹底解説!【ダウニー】

araou編集部

柔軟剤が使えないと、洗濯が終わらなくなってしまいます。液体の柔軟剤が、どうして固まってしまうのでしょうか?柔軟剤が固まる原因や理由、対処法までお伝えします。

柔軟剤が固まってしまう原因は?

柔軟剤が固まってしまう原因は?

柔軟剤がドロドロに固まってしまうのは、どうしてなのでしょうか?柔軟剤が固まる原因・理由をご説明します。

成分が分離してしまうことで固まる

柔軟剤は、配合されている成分が分離することによって固まってしまいます。成分の分離は長期間にわたって使わずに保管されていたり、あまり良くない状態で保管されていたりする場合などに起こります。

また柔軟剤の種類によっても分離しやすいものと、比較的分離しにくいものがあります。具体的には、海外製品のダウニーと、しっかりとした香りが特徴のレノアは、固まった経験がある人が多いようです。

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高温・低温の環境に長時間放置してしまうことで固まる

柔軟剤は高温や低温のところに、長いあいだ置いておくことで固まります。温度の影響を受けて、結合していた柔軟剤の成分が分離してしまうためです。高温や低温の状態にある期間が長ければ長いほど、分離を引き起こしやすくなります。

0℃くらいの低温や、30℃くらいの高温になると固まる恐れが高まります。地域差はありますが、0℃を下回ったり、30℃を超えたりすることは家の中でもよくあるので、柔軟剤が固まってしまってもおかしくありません。

また直射日光も柔軟剤が固まる原因になります。気温がそれほど高くなくても、太陽の光が直接当たる場所は高温になり、30℃程度まで上昇することも普通にあり得ます。

直射日光が当たるような、温度が上昇することが予想されている場所に置くことも、柔軟剤の成分を分離させ、ドロドロに固まらせることにつながるので注意が必要です。

柔軟剤が固まったときの対処方法

柔軟剤が固まったときの対処方法

柔軟剤が固まったときの対処方法について、溶かす方法や使い方の注意点をご紹介します。

温める

固まってしまった柔軟剤は、温めると元に戻せる場合があります。柔軟剤は高温や低温のところに置いておくことで固まってしまいますが、どちらかと言えば低温が原因で固まるケースが多いです。温めることで固まる前の状態に戻る可能性が高いので、暖かい場所に置いたり容器のままお湯につけたりしてみましょう。

注意
ただし高い温度で急激に温めると、変質を引き起こす恐れがあります。お湯を使う場合でも熱湯で温めるのは避けましょう。

時間をかけて温めると成分の変質を防ぐことができます。

冬であればヒーターの前に置いたり、ホットカーペットの上で布をかぶせたりして温めるのがおすすめです。

注意
こたつのなかへ入れるときは熱源を避けて端の方に置く、設定は弱にするといった注意が必要です。

夏はバケツなどに適温のお湯を張り、柔軟剤をつけて置く方法で温めてみましょう。

とにかくよく振る

柔軟剤が固まるのは成分が分離したことが原因です。よく振ることで分離が元に戻って固まった柔軟剤が元に戻る可能性があります。振ることで固まりが解消できるのは、ドロドロでゆるい状態の柔軟剤です。

振動を与えてもあまり動かないぐらいに固まってしまった柔軟剤は、振っても元に戻すことは難しいでしょう。固く固まってしまった柔軟剤の場合は、まず温める方法を試してみましょう。温めて少しゆるんできてからであれば振って元に戻る可能性があります。

それでもダメならお湯で薄めて使用する方法も
固まってしまった柔軟剤をお湯で薄める</span class=”keiko_yellow”>ことができれば、そのまま洗濯の仕上げに使えるようになります。固まった柔軟剤をお湯できれいに溶かることがポイントで、均等に薄めることができないときは、柔軟剤として使うことはやめましょう。

固まった柔軟剤がそのまま洗濯物につくとシミや汚れの原因になり、デリケートな生地にはダメージになりやすいので、とくに注意しましょう。また無理矢理使おうとして洗濯機にいれると内部で詰まってしまい、故障につながるのでNGです。

固まって使えなくなった柔軟剤の活用法

固まって使えなくなった柔軟剤の活用法

ドロドロに固まってしまった柔軟剤の活用方法をご紹介します。

ワックスとして使う

固まった柔軟剤はフローリングのワックスとして使用することができます。拭き掃除に使うとツヤを出し、専用ワックスをかけたような光沢が出ます。

また柔軟剤には静電気を防止する成分が配合されていて、ホコリが付くのを防ぐ効果も期待できます。また、固まった柔軟剤を溶かした水やぬるま湯で、雑巾を絞って床拭きに使うのもおすすめです。

注意
ただし柔軟剤を入れすぎたりよく絞っていなかったりするとベトベトしてしまうので注意しましょう。

静電気防止剤として使う

衣類に吹きかけると、柔軟剤は静電気防止剤として使うことができます。柔軟剤は洗濯物を柔らかくすると同時に静電気を防ぐ効果があるので、スプレーしても同じように嫌な静電気が起こるのを防ぐことができるのです。

静電気防止剤として使うときは、柔軟剤は20倍程度に薄め、スプレー容器に入れて、衣類に吹き付けましょう。

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ルームスプレーとして使う

部屋に香りをまとわせるルームスプレーにしても、固まった柔軟剤は活用することができます。好みの香りで部屋を満たして、リラックスした時間が過ごせますよ。

またカーテンに直接吹き付けると、静電気が抑えられるため汚れが付きにくくなります。クッションなどの布製のインテリアに使うのもおすすめです。

柔軟剤が固まるのを防ぐ方法

柔軟剤が固まるのを防ぐ方法

柔軟剤の固まる原因・理由を踏まえて、固まるのを防ぐ方法をご紹介します。

正しい場所に置いておく

柔軟剤を固まらせないためには、保管しておく場所に気をつけましょう。ほとんどの柔軟剤は高温や低温になるところ、直射日光が当たる場所では保管しないように注意書きがされています。注意書きをきちんと読み、製品ごとの保管場所として適切な場所に置くようにしましょう。

また家の中には自分が考えている以上に低温や高温になる場所もあります。

MEMO
柔軟剤は0℃より低温になる場所、30℃を超える高温になる場所へ置いておくと柔軟剤は固まってしまうので、よく考えてできるだけ温度が安定している場所に保管するようにしましょう。

買い置きしすぎない

新品の柔軟剤を長いあいだ保管し続けないことも大切です。柔軟剤は保管期間が長くても、固まる場合があります。

食品のように腐ることはないので安売りの際に買い置きしておく家庭も多いとは思いますが、多くの柔軟剤を買い置きしておくことは、柔軟剤にとって良いことではありません。

注意
お買得であってもセール時に買い置きしすぎることのないようにしましょう。

購入後は3ヶ月以内を目安に使い切る

柔軟剤は3ヶ月以内に使い切るようにするのがベストです。3ヶ月以内に使い切れない量の柔軟剤を購入するのは避けましょう。

また柔軟剤をいくつも使いかけの状態にしておくのも、よくありません。日替わりで違う香りを使ってリフレッシュしたい、発売されたばかりの新しい香りを楽しみたいという気持ちもわかりますが、使いかけの柔軟剤がまだあるのに違う柔軟剤を開けて使うようなことはおすすめしません。

注意
また、柔軟剤は違う種類を混ぜても固まったり変質したりする可能性があります。違う種類や古いものと新しいものを混ぜないようにしましょう。

保管や選び方に注意して柔軟剤を快適に使おう!

保管や選び方に注意して柔軟剤を快適に使おう!

柔軟剤は保管の場所や期間によっては、固まってしまう場合があります。また香りが人気のレノアや海外製品のダウニーは固まった経験者が多くいることから、成分的に固まりやすいことが考えられるので特に注意が必要です。適切に保管したり買う量に気をつけたりするなどして、柔軟剤を固まらせることなく快適に使いましょう。

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