「水の激落ちくん」と「セスキの激落ちくん」を徹底比較!違いや用途・詰め替えも

araou編集部

汚れ落ちに定評がある「激落ちくん」シリーズ。

その中でも万能クリーナーとして人気なのが、“水の激落ちくん”“セスキの激落ちくん”です。

どちらも水由来のクリーナーで、2度拭き不要と便利。しかし、両者には共通点だけでなく違いもあります。

この記事では、両者の違いについて、成分や用途などの観点から徹底比較していきます。どちらを購入するか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

“水の激落ちくん”と”セスキの激落ちくん”の成分の違いとは?

まずは、”水の激落ちくん”と”セスキの激落ちくん”の成分についてみていきましょう。

商品名成分
水の激落ちくんアルカリ電解水
セスキの激落ちくんアルカリ電解水/セスキ炭酸ソーダ

2商品の成分は上記の表のとおりで、”水の激落ちくん”がアルカリ電解水100%のマルチクリーナーなのに対し、”セスキの激落ちくん”にはアルカリ電解水にセスキ炭酸ソーダが加えられています。

どちらも界面活性剤を使った合成洗剤ではないため二度拭き不要ですし、そのまま流しても自然を汚しません。

アルカリ電解水とは

“水の激落ちくん”と”セスキの激落ちくん”両方に含まれている「アルカリ電解水」は、水を電気分解してアルカリ性にしたものです。

pH値が12.5と非常に強いアルカリ性であるため、酸性の汚れに威力を発揮します。

もともとの原料は水だけで合成界面活性剤は入っていない完全無添加という点が特徴で、掃除後には化学物質は何も残りません。

そのため、二度拭きや水洗いは必要なく、掃除した場所を子供やペットが舐めたとしても、健康上の影響はなく安心です。冷蔵庫の中やレンジの中の掃除にも向いています。

セスキ炭酸ソーダとは

“セスキの激落ちくん”に含まれている「セスキ酸ソーダ」は、天然の鉱石から作られた弱アルカリ剤のナチュラル洗剤成分です。

同じくエコ洗剤である重曹に比べるとアルカリ性度合いが強いため、酸性の油汚れもすっきりと落とせます。

特に、皮脂汚れや血液汚れに強いという特徴があります。

アルカリ電解水とセスキ炭酸ソーダはphが異なる

アルカリ電解水もセスキ酸ソーダもアルカリ性です。

しかし、酸性・アルカリ性の度合いを表すpH値の数字でみると、アルカリ電解水はpH12.5、セスキ炭酸ソーダはpH9.8と、アルカリ性の度合いは両者で異なります。

アルカリ電解水は除菌効果もある

多くの雑菌は高いpH値の場所では生存できないため、pH12.5であるアルカリ電解水は除菌効果があり、安全な除菌剤としても使えます。

調理台やテーブルをアルカリ電解水で吹けば、汚れが落ちるだけでなく一緒に除菌もできるので一石二鳥ですね。

“水の激落ちくん”の特徴

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“水の激落ちくん”の原料は、アルカリ電解水100%。

高いアルカリ性を持ち、水だけでは落ちにくい汚れをアルカリイオンが分解して落とします。

除菌効果もあるので、洗剤を使いたくない冷蔵庫やレンジ、食器棚のような食品を扱う場所や、子供のおもちゃにも使えます。

“セスキの激落ちくん”の特徴

“セスキの激落ちくん”は、”水の激落ちくん”にセスキ炭酸ソーダを加えたものになります。

“水の激落ちくん”同様に酸性への汚れ落としと除菌に加え、皮脂汚れや血液汚れといったたんぱく質の汚れにも効果的。

ワイシャツの襟周りや血液のシミなどに吹き付けての使用や、壁紙についた手垢などへの使用が有効です。

セスキ炭酸ソーダが入っていますが、アルカリ電解水がベースなので、除菌効果もあります。

“水の激落ちくん”と”セスキの激落ちくん”はどう使い分ける?

“水の激落ちくん”と”セスキの激落ちくん”はどちらもアルカリ性で、pHが高いアルカリ電解水がベースとなっています。

両者の効果的な使い分け方法について、販売元である『LEC』のカスタマーセンターに問い合わせてみました。

除菌がメインの場合は”水の激落ちくん”

“水の激落ちくん”はアルカリ電解水100%のクリーナーです。そのため、除菌力に関しては、セスキが入っている”セスキの激落ちくん”よりも効果が高いと言えます。

araou編集部

キッチンでの油汚れなどを落としつつ、冷蔵庫やレンジ、炊飯器といった食品周りの除菌をメインに使いたい方には、”水の激落ちくん”の方がおすすめです。
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タンパク質の汚れを落としたい場合は”セスキの激落ちくん”

“セスキの激落ちくん”には、セスキ炭酸ソーダが入っています。

そのため、皮脂や手垢のようなタンパク質汚れが気になる方は、”セスキの激落ちくん”を選ぶと良いでしょう。

また、アルカリ電解水100%の”水の激落ちくん”には劣るものの、”セスキの激落ちくん”にも除菌効果が期待できます。

“セスキの激落ちくん”泡タイプなら泡が汚れに密着!

“セスキの激落ちくん”には、泡になって出てくるタイプも用意されています。

“セスキの激落ちくん”を泡にすることで、泡が汚れに張り付いて包み込み、浮かせて落とすことができるため、汚れが気になる方は泡タイプも検討されてはいかがでしょうか。

両者に厳密な違いがあるわけではない

“水の激落ちくん”と”セスキの激落ちくん”の違いについてご紹介してきましたが、両者にそこまで厳密な違いがあるわけではありません。

成分上の違いはセスキ炭酸ソーダの有無ですが、セスキ炭酸ソーダもアルカリ電解水と同じアルカリ性であるため、成分として厳密な違いがあるというわけではないとのこと。

強いて言えば、セスキ炭酸ソーダには「たんぱく質汚れを落としやすい」という特徴があるため、皮脂汚れや手垢の汚れなどが気になる方は”セスキの激落ちくん”を選ぶと良いでしょう。

“水の激落ちくん”と”セスキの激落ちくん”にはお得な詰め替えも

“水の激落ちくん”と”セスキの激落ちくん”は、どちらもガンコな油汚れを簡単に落とせるだけでなく、エコな成分を使用しているため身体にも無害。除菌もできるため、常備しておくととても便利です。

両者の用途にそこまで厳密な違いはありませんが、除菌メインの方は”水の激落ちくん”、皮脂などのタンパク質汚れがメインの方は”セスキの激落ちくん”を選ぶと良いでしょう。

なお、”セスキの激落ちくん”と”水の激落ちくん”にはお得な詰め替え用もあります。エコの観点からもおすすめですので、そちらもぜひご利用ください。

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